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「身近な自然」どう見るかで、毎日が楽しくなる。自然を読み解く達人のヒントが満載。今まで見えていなかったものが見えてきます。『生物いまどき進化論』で見え方が一変します。

■生物いまどき進化論■

『身近な自然が面白い』 最初の最初に記されたこの言葉に、著者の思いが込められているよう。
自然はいつも同じ、という思い込みがあると見えないものがたくさんある。季節の変化、時間の変化とともに、生き物のちょっとした変化、あれっ!という疑問を持って観察すると、今まで見えてなかったものが見えてくる

藤本さんは“ココを読み解く”達人、この本をヒントにさっそく出かけてみたくなる。これが見えてくると、身近な自然が面白くなること請け合い、誰かに教えてあげたくなってきます。

TVの紀行番組でのこと、花を見ても動物を見ても「カワイイ!」「カワイイ!」、景色を見ては「スゴーイ」遺跡を見ても「スゴイスゴイ」何を見ても口にするのは、ふたつの言葉。興味を持っていろいろ観察したり、疑問に思って考え、たずねる場面が乏しく、スイッチを切った覚えがある。

見ているものは同じでも、見方により見え方が変わってくるはず、自然を見る達人になってはいかがでしょう。“身近”がキーワード、わざわざ遠出しなくても、庭先、近所の公園、どこでも見つかる藤本流自然観察、都会のちょっとしたところにも見つけられそう、そんなキッカケをつくってくれる一冊です。是非お試しください。

★詳細はこちら↓
生物いまどき進化論



藤本和典(ふじもと・かずのり)著
2009.12.10.初版第一刷
知りたいサイエンス069/株式会社技術評論社

★☆☆☆☆ 難易度
★★★★★ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★☆ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
 
◆《感銘・共感・知見の一文》◆

○「【ツバメ】はクリーニング屋が好きで不動産屋が嫌い」P12
えっ!と考えさせてから種明かし。とても平易にポイントをとらえた見出しに感心しきり。
最初からナルホド、ナルホド!そう言われてみれば、納得の解説。

◎「【キジバト】のピジョンミルク」P32
そ嚢(ソノウ)から栄養価の高いたんぱく質“ピジョンミルク”を出し、雛に与える。何故…?
天敵の【カラス】対策として、キジバトが選んだ営巣場所は、人間のすぐ近く。何故…?
キジバトの方が、人間を良く観察しているみたいだナ~ァ。

◎「【アサギマダラ】と食草の【キジョラン】」P175
アサギマダラの食草:キジョランはガガイモ科の有毒植物。鬼女蘭と書く、いかにも大変な毒がありそう。
アメリカ大陸を縦断する【オオカバマダラ】も、ガガイモ科の【トウワタ】(有毒植物)を食草にしている。
【アオスジアゲハ】も箪笥の除虫剤「樟脳」の原料としていた【クスノキ】を食草にする。
何とも凄まじい凌ぎ合い。毒を制することで、今度はその食草を独占できる優位性を得る。ところでアサギマダラの幼虫が取得した裏技は、中々です。イッタイ誰から教わったの~?

◆《ポイントひろい読み BEST10》◆

○「都市に慣れ、人間に馴れた【オオタカ】の正体」P22
環境開発のシンボル的存在、近くに営巣地があれば「保護か・開発か」といった記事を目にした方も多いはず。ところがここでは思いもよらない視点で解説。
鷹匠に訓練されたオオタカ、外国産のオオタカ、都市でのエサ確保、それぞれに イヤーナルホド!です。

○「【サギ類】は肉がまずいので、天敵が少ない」P30
あれだけ白く目立つのに、めったに襲われない、考えてもみなかった。そのわけは…。ナルホド!
他にも、【カモメ】【カラス】も同し理由で襲われにくい。動物の味覚、どう感じているのか知りたくもなる。

○「都市の【カルガモ】その血統は?」P51
都市の真ん中で巣作りするカルガモは、人が近づいても逃げたりしない。何故?
【アヒル】の原種は【マガモ 】アヒルが野生状態で数代経つと、飛べるようになるそう。
そして、由緒ある血統のカルガモと交雑すると…。

◎「無関心が育む【ハクセキレイ】」P55
都市への進出は新顔だそうだ。コンクリートだらけの都市で普通に暮らすほどになった訳は?
ヘビ、イタチ、キツネなど天敵がいない、そしてもう一つの理由は、人間の無関心…。
著者は、ハクセキレイが身近にいることは良しとしても、そっと優しく、見守るように観察してほしいと…。
もう一つ都市を選んだ理由として、緑が少ないことを上げている。???…果たしてその訳は?。これ藤本説?

○「【ヒョドリ】が【カラス】に取って代わる日」P59
巣立ちの際、雛は地面に降りて歩く習性があり、都市向きでは決してない。しかし、エサの適応力、雑食性、しかも賢いことを考えると…?
藤本さん、ここ大変気になるところらしい、ヒヨドリが天下を取った場面まで思い描いていそうです。

○「【タヌキ】と【キツネ】運命の分かれ道」P65
タヌキの食生活は、大分いい加減らしい。何故かここで自分の食生活を反省したりさせられる?
キツネと比べ雑食性が強く、何でもありのよう、U字溝だの、線路沿いの緑地が好みとある。ドーシテ?
心配な点も指摘、思いもよらない「疥癬」。人に近付く生活で、飼い犬から感染。思わぬところに、思わぬ事態?

◎「鳴く虫の女王【カンタン】と【マツムシ】中央分離帯で、ここで運命も別れ道?」P95
カンタンの産卵場所は【ヨモギ】の茎、手入れの良い草地では生き残れない。手入れが悪ければ悪いほど良い?我が家の庭の様子を褒めらているようでもあるが?
地中に産卵するマツムシと茎に産卵するカンタン、ここまでわかると虫の見方も変わってくる。

◎「【ホオジロ】の好む場所」P115
森林内には、いないホオジロ。森や林が切り開かれると、ホオジロがあらわれ鳴き始める。鳥により好みの場所が違う。ホオジロは林縁部が好み、それはナゼ?
鳥がいれば、自然が豊富だ!は早計。いやいや奥が深い!

○「【ライチョウ】の運命」P120
【ビンズイ】はエサの生育地が気温上昇に伴い、数百メートル上へ移動していることを例に、ライチョウに思いを馳せる。
高山地帯に生育するライチョウはもう上へ行きたくとも上がない。【ハイマツ】やお花畑も含め環境が変わりつつある。下からは【キツネ】上には【イヌワシ】身を隠す場所がなくなる環境、身を守るすべのなくなる過酷な運命。

○「都市のネズミ」P153
私がネズミを見かけるのは、地下鉄で電車を待っているとき、線路の横の排水溝あたりにちょろちょろしている。
都市のネズミに、【ドブネズミ】【クマネズミ】の2種がいるのは知っていたが、食性、住処などの違いは普段意識していない。かなりの違いについて、解りやすい解説がある。ナルホド。
★養鶏場の管理が不十分だと、鶏卵に【サルモネラ菌】が付き食中毒する。この犯人と、どうしての解説あり、ナルホド!

◆《チェックポイント BEST 5》◆
ここは少し上級者編、ひろい読み編が気に入ったら次はこちらで、チョット深読みしてはいかがでしょうか。

◎「【コゲラ】と【ソメイヨシノ】」P90
明治神宮の森にコゲラが戻ってきた訳は、?ナルホドここに理由があったのか。戦後焼け野原となった東京。いろいろな木が植えられた中で、ソメイヨシノが都合がいいとある。
何故コゲラはそんなにソメイヨシノが好みなの?…ナルホドここにも理由があった!

◎「夏のスキー場」P121
ゲレンデを維持するため、草原の環境が保持されている。これ新しい環境。冬以外のスキー場、知る人ぞ知る昆虫、小動物、鳥の楽園 イヤイヤ、気付カナカッタ。
思いもよらぬ動物が紹介されている。こんなにイタノー!藤本さんも予想外だった様子、感激一入です。

◎「ゴルフ場編」P125
スキー場とゴルフ場、管理方法が異なる施設。こちらはこちらで生き物が適応している。どんな生き物と思いますか?
除草剤、農薬の使用を抑えたゴルフ場が増えていることも一因と指摘。

◎「謎の多き【ウスバキトンボ】」P141
南方の異国より毎年飛んでくるが、どこで生まれるのか、どこで越冬するのか…解らない不思議なトンボ。
著者もいろいろな場所で、見かけてはいるが未だ誰も知りえない謎。国内では越冬できずに全滅する、と聞くとますます不思議?しかし、最近九州あたりでは、越冬できるようになったとある。ドーシテ?
やっと、ウスバキトンボの作戦が、徒労にならない時代になってきたノカナア~。

○【ワカケホンセイインコ】P182
インド原産の大型インコ。都内でも大きな木を集団ねぐらにしている。良く見るとなるほど、クチバシの形はインコ、羽色も緑で南国のイメージ。さてどうして日本でこんなことに?
その理由がまた…、不注意というか、下調べが足りないというか、人為的というか…、なんとも、なんとも。
そのワケ解りますか?こんなこと気になりだした方は、是非購読お勧めの本。
という私も読み始めたら止まらず、一気に読み通してしまった一冊です。




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Dr.kusaichi

Author:Dr.kusaichi
日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

植物の本、昆虫、小動物、菌類からウィルスまでいろいろ登場予定。
科学の本 身近で分かりやすく、肩の凝らない本が中心。
最近話題の本も登場、その他 私の勝手にいろいろ出てきそうです。
気軽に楽しんでいただけると幸いです。

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野に咲く花


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山渓ハンディ図鑑②


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山渓ハンディ図鑑⑧


高山に咲く花


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