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『巨大津波は生態系をどう変えたか』壊滅的な生態系。特定の生物種を調査し現状を知る貴重な一冊。さらに復興事業のもたらす環境破壊を危惧する。

■巨大津波は生態系をどう変えたか■ 4月新刊


【東日本大震災】で壊滅的に破壊された東北地方の生態系。その現状を知る貴重な一冊。自然の豊かさに憧れ東北に移り住んだ著者が走破した地域は、いわき市から下北半島まで、走行距離は合計5万キロにも及ぶ。優先される人命救助、生活基盤の復旧の状況はニュースでもよく報道されるが、生態系の状況がつかめる報道はなかなかない。

広範囲にわたる生態系の調査、
・どの生物を調査対象にしたのか?著者の選んだ生物の種は何か?
 興味あるとともに大変参考になる。
・どの生物に着目すれば、生態系の破壊の状態が把握できるか?
 を見極めるヒントとポイントも見えてくる。

著者の選んだ生物は、1年を通してこの地で生育する植物、昆虫、淡水魚。
水辺の環境を的確につかめることから、トンボ類、水草を重点に調査している。

さらに復興事業のもたらす新たな環境破壊についても危惧する。従来は【環境アセスメント】が機能するが、今回の災害では免除されるケースが相次いでいる。『手続きを省くことが、被災地のためにいまできる努力だ』という勘違いを指摘する著者。お薦めの一冊。



★詳細はこちら↓

『巨大津波は生態系をどう変えたか』
永幡嘉之(ながはた・よしゆき)著
2012.04.0. 第一刷
ブルーバックス B-1767



★★★☆☆ 難易度
★★★★☆ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価





◆ 感銘・共感・知見の一文 ◆

◎「水田化と生物多様性の狭間にある【後背湿地】」 ★Keyword=【後背湿地】 P29
・海岸、湖岸に生成する湿地で、川から海へ流された土砂が再び波により打ち寄せられて砂丘をつくる。その内陸側に水がたまり【後背湿地】を形成する。
海岸に広がる水田の多くは、【後背湿地】を利用して開発されてきた。
・山元町ではこの【後背湿地】が残る貴重な存在で、開発により生息地を追われた生物が多く、絶滅危惧種も含まれていた。新浜では、震災によりクロマツ林が消失し、海とつながってしまっている。海水による塩分のため、淡水に生息する生物の多くは姿を消している。塩分濃度は減少しているが、いまだに塩分が残る。さらに塩分が減少すれば、以前棲息していた生物の復活も期待されるが、他の場所に生育できる湿地が存在しない現状では難しい。
開発により、池や湿地が減少し、孤立化したため、今回の津波が生態系に与える影響は深刻である。

◎「【クロマツ】の防風、防潮、砂防林」P36
・クロマツは本来海岸の岩場に生育する植物。潮風に強く、景観もよいことから防風、防潮、砂防目的で植林されてきた。砂浜には、ミズナラ、シナノキ、カシワなどの林と、海岸植物が林縁を構成するのが本来の植生。
生態系保全の観点からみれば、本来の海岸の姿である草原、広葉樹から構成される低木林となることが望ましいが、砂防、防潮などに優れた【クロマツ林】の植樹が計画されている。再生途上にある砂浜、湿地を埋め立て、人工の森をつくることは『生態系を根本から破壊してしまう』と著者。
・倒木、枯木を撤去し、植林、植栽が短期間で進められると、津波被害を免れて折角生き残れた生物も姿を消すことになる。この海岸に生息していた動植物が生き残っている場所が点在している。『この場所をそのまま残せれば生態系再生の拠点となり、生態系の回復も早まると思われる』と指摘がある。

◎「復興事業がもたらす生態系の破壊」 ★Keyword=【環境アセスメント】 P204
「戦後60年かけて進められてきた土木事業を短期間で実地しようとしている」ことに著者は危惧を感じている。田畑は段階的に開発されたため、在来植物も畔などで生育することができたが、重機により一斉に整備されるとなると在来種や津波を逃れた生物が生き延びる術がない。結果として、適応力、繁殖力に秀でた外来種が進出する機会が増え、生物多様性も低下をもたらすことになる。
★復旧事業では「非常時」対応として【環境アセスメント】の手続きが免除されることが多く、本来の自然環境が失われていく。



◆ 主な指標生物 ◆

◆【スギ】 宮古市田老 P86
津波が到達して、土壌に塩分が残るかどうかが【スギ】の生死を分けている。そのため、山裾の【スギ】が枯れているが、津波到達地点より高い位置にある【スギ】は健全に生育している。線引きされたように明暗が分かれる。
☆同じ条件でも【スギ】より塩分に強い【アカマツ】は生き残っているが、枝・幹に損傷を受けた個体は塩分の影響を受け枯れている。

◆【オニグルミ】 宮古市津軽石川河川敷 P88
津波が根元まで達した【オニグルミ】は、新芽の展開時は塩分の影響をあまり受けなかったが、5月を過ぎ蒸散の盛んになる時期になると、塩分濃度の高い水を吸い上げるため、一斉に枯れ始めている。同じことは、【ヤマグワ】【カツラ】【サワグルミ】にも起こっている。
☆【オニグルミ】を食樹とする【オナガシジミ】、果実を餌とする【ネズミ】なども大きな影響を受けることになる。

◆【クロマツ】 名取市広浦 P93
塩分に強い【クロマツ】だが、数日以上海水につかった場所では全滅している。その枯木のなかに稚樹が育ち始めている場所がある。根を張る位置がまだ浅いため、塩分の影響が低減されたと考えられる。
★稚樹が残る海岸は、このままでも次世代の【クロマツ】として育つと思われるが、復旧事業で重機により倒木と共に撤去され、新たに人工林が計画される。

◆【ミズアオイ】 名取市水田跡地 ★Keyword=【休眠打破】 P108 
・埋没し長期にわたり休眠していた種子が、津波により表土が攪乱されたため【休眠打破】されて発芽してくる。【ミズアオイ】のほか【フトイ】【オモダカ】【ミズオオバコ】などの水草が優先種の【ガマ】と共に生育している。
・絶滅危惧種の復活であるが、水田復旧や埋め立てが進めば【ミズアオイ】の生育する湿地もなくなり一時の繁栄で終わることになる。

◆【ヒヌマイトトンボ】 石巻市北上川河口 P142
汽水域のヨシ原に生息する南方系の種。河口部にしか生息しないため津波の影響を特に受けやすい。また年間繁殖も年1世代であることも生息数が少ない原因。1971年、新種として発見され発見地の一つ涸沼(ひぬま)の名がついた【イトトンボ】。【環境アセスメント】の指標生物の一種。
◇【保全地区】の考え方
今回の災害などを考慮すると、狭い地域を生息地として保全しても、長期的存続につながらないという事実が浮かび上がる。広い地域が維持されることで、災害を受けない地域が確保され、種の維持へつながる。
★『生物多様性を守ることに社会がどのように向き合うかを、根本から見直す機会にしなければ…』
『人間による環境の細分化という別次元の影響を受けていたからこそ、1度の津波でも各種の絶滅が進んでいる』と著者。

◆【ヤマトマダラバッタ】P172
・日本に生息するバッタのなかで唯一海岸の砂浜だけに生息。砂浜や海浜植物が失われると、絶滅へつながるため砂浜の昆虫調査の指標とされる。
・砂浜の広く連続している地域や、海浜植物の残っている地域で確認された。岩手県の砂浜は、津波により砂州が消失したため厳しい状況にある。
★残る砂浜も、堤防建設が進められ、植物群落も埋め立てられる。従来は【環境アセスメント】が機能するが今回の災害では免除されるケースが相次いでいる。『手続きを省くことが、被災地のためにいまできる努力だ』という勘違いを指摘する著者。



◆ チェックポイント ◆

◎「東北地方の海岸線の特徴」P17
◇【砂浜】
場所により60kmも続く【砂浜】があり、内陸部の湿地へと続いている。現在の日本では貴重な存在。
◇【リアス式海岸】
特徴ある【リアス式海岸】があり、入り江に発達する【藻場】にアマモの群落があり豊かな生態系を構成。
◇【カシワ林】
防潮、防風のために【クロマツ林】が植林されるが、津軽半島の海岸線にはクロマツ植林前の【カシワ林】が植生として残る。
◇【湿地】
海岸線や河口に多くの【湿地】が点在し、トンボをはじめに多様な生物の生息地。

◎「1000年ほど前の【貞観(じょうがん)地震】との違い」P21
・開発が進み水田が広げられた結果、湿地の大半が失われていた。残る湿地も孤立しているため生物が【コリドー】として利用される機能も失われていた。「もし手つかずのまま残っていれば、津波が隅々まで到達しなかった可能性が高い」と著者。
・砂浜、湿地が連続していた時代には、津波により大部分が破壊されたとしても、生物が生き残れた場所が点在していたはずで、時間と共に生物の回復し生物多様性は維持できた。しかし、開発が飛躍的に進み、湿地は埋立てられ、堤防が築かれ、クロマツが植林され砂浜は縮小していたため、津波の被害が増幅した。
★山元町の海岸線の写真に、かって湿地が存在していた区域(被災時は埋め立てられ農地として利用)、かつての海岸砂丘(被災時はクロマツ林、宅地、農地)と津波による浸水域が重ねられ表示されているのでわかりやすい。(P22)
貞観地震
平安時代(869年)三陸沿岸を 襲った大地震。津波は多賀城下を襲った説もあり内陸部まで到達した。M≒8.3以上。
864年に富士山の貞観大噴火、871年に鳥海山の噴火が起きている。

◎「海水の流入により生息地を失った生物」P58 石巻富士沼
・【フナ】【コイ】が塩分により死滅、【ヘラブナ】の死骸が浮き上がった写真が掲載されている。
・【ライギョ】【クサガメ】【ウシガエル】【アメリカザリガニ】など外来種の死骸も多い。豊かと思われていた東北の自然も多くの外来種に置き換わっている。
・【トンボ】の大生息地。(福島県相馬市松川浦)では、ヤゴが姿を消し、産卵された卵も生育できない。【カエル】の卵も塩分濃度が上がっているため孵ることができない。



tsunamitsunami  1,000年後の人にどう伝わるだろうか   tsunamitsunami

東北沿岸の開発が進み、湿地のほとんどが水田となり、さらに、埋立てられ工業用地、住宅地へ開発されてきた。防災、防潮、砂防目的に堤防が構築され、クロマツ林が造成された。このため、砂浜が縮小され、漁港や港となり地域の経済に寄与してきた。これらは生活する人の側から見ての評価である。

自然災害危険度から見ると,堤防、クロマツ林、水田、市街地など画一的な開発が広範囲につづくため、津波が到達する範囲も広くなる。利便性を優先するため、過去の津波の到達地域が宅地となり、漁業・水産の関連施設と共にそこで働く人の住宅も海岸近くに集中する。

同じ規模の災害でも、1,000年前に比べ被害を受けやすい状況になっている。利便性を求めた生活には、1,000年に一度の災害のことなど思いも及ばない日常がある。はたして、今回の大変な事態が、1,000年後の人にどう伝わるだろうか。



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Author:Dr.kusaichi
日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

植物の本、昆虫、小動物、菌類からウィルスまでいろいろ登場予定。
科学の本 身近で分かりやすく、肩の凝らない本が中心。
最近話題の本も登場、その他 私の勝手にいろいろ出てきそうです。
気軽に楽しんでいただけると幸いです。

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