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トルコの遺跡と植物紀行最後はカッパドキアとギョレメ。妖精の煙突などと称された不思議な景観に囲まれる。そして、ヤグルマギク、アイリス、サンザシなど印象的な植物と一体となって記憶に残る。

トルコ共和国 遺跡と植物紀行 (Part Ⅴ)
■WILD FLOWERS of TURKEY■
トルコの旅行記事と現地で手に入る【植物ガイドブック】のご案内です。


旅のハイライト、カッパドキア、ギョレメに到着。
それぞれの遺跡や遺産の思い出に登場する植物がある。カッパドキアの谷あいに咲くヤグルマギク、ギョレメのサンザシやカンザキアヤメなどは、旅の記憶と一体になっている。訪問時期により印象は違ってくる。季節選びも旅のポイントとつくずく感じる。

Roemeria hybrida(ケシ科) Crataegus monogynaサンザシの仲間 Centaurea depressa(キク科ヤグルマギク属) Juglans regia(クルミ科)テウチグルミ
Alkanna orientalis Iris unguicularis(カンザキアヤメ) Colutea cilicica(マメ科) Silene rhynchocarpa(ナデシコ科マンテマ属)
写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)



◆ 『トルコの野生植物ガイドブック』は Part Ⅱでご紹介しています。
 ⇒ http://drkusaichiscience.blog123.fc2.com/blog-entry-136.html

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イスタンブール^トロイ^エフェス^パムッカレ^カッパドキア^アンカラ^イスタンブール



 カッパドキア 

カッパドキアは ペルシア語で「Cappadocia=美しい馬の地」。
標高1000メートルを超えるアナトリア高原に、100km²にわたりキノコ形の奇岩や円錐形巨岩が林立する。硬い地層と凝灰岩からなる柔らかい地層が重なる大地が侵食されてつくりだされた。

キリスト教の修道士が洞穴で暮らし始めたのは4世紀頃、8世紀にはイスラム教徒の迫害から逃れ、地下都市や岩窟の中に隠れ住んだ歴史がある。

風景横長244
大地が浸食され独特の景観がつくられてくる。
 風景263 風景 261
地層の色が違うため重なっているのが良く分かる。薄い色の柔らかい凝灰岩の風化が速い。
風景 253 風景 288
奇岩には出口や窓が掘削されていることが多い。
風景262 風景 216 風景 218
"妖精の煙突"とも称される硬い地層部が帽子のように残る奇岩。
店294  レース売り292
観光ポイントには土産物屋が並ぶ。広げられたレースに見いる観光客。

【洞窟ホテル:ウチヒサールカヤ】(泊)

リゾート風のホテル。広いテラスがあり、部屋が同じ階だと直接出られる。左には奇岩と住居が一体となった景色、正面の谷間にはくりぬいた跡がある岩と樹林が広がる。鳥のさえずりが聞え、ヤグルマギクのブルーが点在する。不思議な景観の中でゆっくりと時が過ぎる。

風景(横長) 298
ホテルからの眺め。岩をくりぬいた住居が混然一体。
風景ホテルより-3  202 風景ホテルより-2
拡大するとモスクのミナレットが見つかる。
風景 288
風景 296 風景 297
巨岩である。奇岩の麓に小さく住居が写っている。
風景ホテルより-4  203 風景ホテルより-5  206
別方向の景色は浸食され始めている大地がある。谷部分に樹木が入り込み、幾種類もの鳥の声が聞こえてくる。
気球 208  ホテル198
リゾート風ホテルの庭園。この地形の中でよくこれだけの平面を確保したと思えるほどで、浸食具合の異なる風景が楽しめる。早朝にはカラフルな気球がいくつもたなびいている。
ホテル内-2  213 ホテル内-2   199


バー 2  216 バー 214 バー 3  217
バーコーナーも洞窟風。
レストラン199 レストラン402
昼食のレストランも岩の中に掘られた洞窟レストラン。入口から中は岩の中。



  【巡り逢えた植物達】 

Viburnum(plicatum)ヤブデマリの仲間 Viburnum(plicatum)ヤブデマリの仲間 Viburnum(plicatum)ヤブデマリの仲間
Viburnum(plicatum)(スイカズラ科)ヤブデマリの仲間。ホテルのプールサイドで満開。
Centaurea depressa Centaurea depressa
Centaurea depressa Centaurea depressa Centaurea depressa
Centaurea depressa(キク科ヤグルマギク属)セントーレア/ヨーロッパ南部から西アジア原産。鮮やかなブルーの花が良く目立つ。
Roemeria hybrid(ケシ科)a Roemeria hybrida(ケシ科) Roemeria hybrida(ケシ科)
Roemeria hybrida(ケシ科)濃紺の花が揺れている。なんの花かと思ったら4弁のケシの仲間。
Silene rhynchocarpa Silene rhynchocarpa Silene rhynchocarpa
Silene rhynchocarpa(ナデシコ科マンテマ属)可憐な花弁が特徴。小さな花で見落としそうだがデザインがいい!
Vicia sp. Vicia sp. Vicia sp.
Vicia sp.(マメ科)クサフジの仲間。
Veronica gentianoides Veronica gentianoides Veronica gentianoides
Veronica gentianoides (ゴマノハグサ科クワガタソウ属)オオイヌノフグリに似た花。クワガタソウの特徴の2本の雄しべが飛び出している。
Colutea cilicica Colutea cilicica Colutea cilicica
Colutea cilicica(マメ科)蜜のある場所を示す【ネクターガイド(蜜標)】が良く分かる。
Cruciata taurica Cruciata taurica Cruciata taurica
Cruciata taurica(アカネ科)黄いろの花が輪生して段々状に咲いている。群生しているのでとても目立つ。 



ハト 282  ハト284  スズメ401
ハトの足元が羽毛で覆われている。スズメの親子の表情もどこか違う。
岩場に咲く花 226
岩陰に根を張るアルカナ(Alkanna orientalis:ムラサキ科)の仲間。



【ギョレメ野外博物館】

古代ローマ時代にキリスト教徒が岩をくりぬいて洞窟教会をつくり信仰した。30ほどの教会が集まり、現在は野外博物館。カッパドキアの中心的存在で世界遺産に指定されている。

Iris unguicularis
Iris unguicularis(アヤメ科)奇岩との裏面に生育するアヤメの取り合わせの妙。訪れる時期で印象基も違ったと感じる。
 254  255
素晴らしい天気!遙かかなたまで鮮やかに映る。天気に恵まれた!
 252  283  244
観光客も多い。日差しが強い。岩に並ぶかまぼこ型の穴は当時伝書鳩を飼っていた鳩のために造られた。
 202  195
浸食された台地や浸食が始まった大地等いろいろな風景が一望できる。



  【巡り逢えた植物達】 

Juglans regia(クルミ科)テウチグルミ Juglans regia(クルミ科)テウチグルミ
Juglans regia(クルミ科)テウチグルミ/レストランの階段に沿うように植えられていたので、未熟な実が間近で見えた。
Iris unguicularis(カンザキアヤメ) Iris unguicularis(カンザキアヤメ) Iris unguicularis(カンザキアヤメ)
Iris unguicularis(アヤメ科)ガイドブックに“カンザキアヤメ”と日本語が書かれている。法面で群生し綺麗に咲いている。
Trifolium sp. Trifolium sp. Trifolium sp.
Trifolium sp.(マメ科)クローバーの仲間。この仲間は微妙に違う種がいろいろ見つかる。
Veronica chamaedrys Veronica chamaedrys Veronica chamaedrys
Veronica chamaedrys (ゴマノハグサ科クワガタソウ属)オオイヌノフグリが総状に咲いている感じの花。
Alkanna orientalis Alkanna orientalis
Alkanna orientalis var.leucantha(ムラサキ科)こちらは白系の花。
Alkanna orientalis Alkanna orientalis Alkanna orientalis
Alkanna orientalis(ムラサキ科)こちらは黄系の花。黄花の方がよく見かける。
Crataegus monogyna Crataegus Crataegus monogyna
Crataegus monogyna Crataegus monogyna Crataegus monogyna
Crataegus monogyna(バラ科)サンザシの仲間/トルコのガイドブックにカタカナで“ヒトシベサンザシ”と書かれている。奇岩のそばによく植えられちょうど満開。ミツバチが大挙して訪花しているので、唸るような羽音が聞こえてくる。



★★☆☆☆ エルトゥールル号難破事件  ☆☆☆★★

100年以上も前のエルトゥールル号難破事件。
トルコでは今でも小学生の教科書に載っているため、皆よく知っている。
こちらが日本人と判ると小学生が手を振ってくる。
はじめ、何故なのかよく判からなかったが、ガイドさんの説明に感激!
そういえば、ドラマ化されたのを見た覚えがある。
イラン・イラク戦争時のテヘラン邦人救出劇は、この恩義を覚えていたトルコによる救出だった。

遺跡や遺産などとはひと味違う歴史の話。
いまも続く2国間の絆を感じる旅となる。




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テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

トルコで出逢った花。野に咲く花を中心に今回も25種の写真。そしてトルコ絨毯に図案化された古の草花の写真も載せています。

トルコ共和国 遺跡と植物紀行 (Part Ⅳ)
■WILD FLOWERS of TURKEY■
トルコの旅行記事と現地で手に入る【植物ガイドブック】のご案内です。


カッパドキアに着くまでにこれほどの植物に出会えるとは! 遺跡の一隅に咲く野草や石垣の間に根を張るカンパニュラなどことのほか印象に残る“景”。同じ種でも日本とはどこか表情が違う樹木、庭の片隅や荒れ地に咲く豊富な野草をとりあげています。

途中で立寄ったトルコ絨毯のお店でいろいろな野草が図案化された作品を見学。古(いにしえ)から伝わる由緒ある図案がもとになっている話を聞き、図案化された野草の豊富さに目を奪われます。この写真は最後に載せてあります。

Vicia sp.(マメ科ソラマメ属) Anchusa officinalis (ムラサキ科)アルカネット Silybum marianum オオアザミ Tragopogon trachycarpus(キク科トラゴポゴン属)
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)クサフジ、ツルフジバカマの仲間 Medicago sativa (マメ科)ムラサキウマゴヤシ Achillea  wilhelmsii(キク科)ノコギリソウのなかま Trifolium sp.(マメ科シャジクソウ属)
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イスタンブール^トロイ^エフェス^パムッカレ^カッパドキア^アンカラ^イスタンブール



 パムッカレ 
【サーマルコロッセア】(パムッカレ泊)

パムッカレの石灰棚近くにあるリゾート風施設。プール、温泉プール、散策コースなどがあり、庭園内の植栽もきれいに管理されている。こんな眺めを楽しみながらの朝食は気分がいい。ヨーグルトがうまい!このヨーグルト発祥の地はトルコとはこれまた意外。


  【巡り逢えた植物達】 

Lonicera etruscaスイカズラ Lonicera etruscaスイカズラ
Lonicera etrusca(スイカズラ科)スイカズラ/咲き始めは白い花が次第にに黄色を帯びてくる。プールサイドの売店脇で蔓を伸ばしている。日本では雑草扱いされているがこんな使い方をされると見直したくなる。
センダン(Melia azedarach) センダン(Melia azedarach) センダン(Melia azedarach)
Melia azedarach(センダン科)センダン/ホテルや庭園で満開状態。この科には高級家具材のマホガニーなど有用材が多い。「栴檀は双葉より芳し」のセンダンはビャクダン科のビャクダンでこの樹ではない。
Populs tremula Populs tremula (Populs tremula)拡大
Populs tremula(ヤナギ科ヤマナラシ属)ポプラと呼ばれ親しまれる。連なっている果実は割れると中から綿毛につつまれた種子が風に流され空を舞う。【柳絮】(りゅうじょ)と呼ばれ初夏の風物誌。シルクロードの中継点やオアシスによく植えられた。
キササゲ キササゲ キササゲ
Catalpa sp.(ノウゼンカズラ科キササゲ属)キササゲ/中国原産のキササゲと北米原産のアメリカキササゲがある。大陸移動で2系統に分かれたらしい。
ネグンドカエデ(Acer negundo) ネグンドカエデ(Acer negundo) ネグンドカエデ(Acer negundo)
Acer negundo(カエデ科)ネグンドカエデ/大きな翼果が連なってついている。北米原産種。
セイヨウキョウチクトウ(Nerium oreander) セイヨウキョウチクトウ セイヨウキョウチクトウ(Nerium oreander)
セイヨウキョウチクトウ セイヨウキョウチクトウ(Nerium oreander) セイヨウキョウチクトウ(Nerium oreander)
Nerium oreander(キョウチクトウ科)セイヨウキョウチクトウ/インド原産のキョウチクトウ(Nerium indicum)に対し地中海沿岸原産のものをセイヨウキョウチクトウと呼んでいる。日本でほとんど結実しないが、こちらでは実が方々についている。最近の分類でセイヨウキョウチクトウの変種が日本で見るキョウチクトウとする説がある。
Morus nigra(クワ科)クワ Morus nigra(クワ科)クワ Morus nigra(クワ科)クワ
Morus nigra(クワ科)クワ/果実が黒紫色に成熟している。長い花柱(雌しべの先)が飛び出し食べると食感が悪い。




【パムッカレ】 

パムッカレとは“綿の城”。綿の産地であったことに由来。トルコ有数の温泉地で真っ白な石灰棚が段々につながる。ここの立ち入りは土足厳禁で、みんな裸足になって入る。水着で水浴びしている観光客もいる。

石灰棚-2 石灰棚
はじめのうちは石灰についた波紋が足裏に痛く感じるが、生温かい水が心地よく感じてくる。
石灰棚 石灰棚-1
日差しが強いと石灰の白さが眩しい。どこも白く不思議な世界。
灰棚部分-2 石灰棚
長い年月を経て波紋状の模様がつく。
遺跡
近くに見えるB.C.190年頃の古代都市遺跡「ヒエラポリス」。1万5000人収容の円形劇場が残る。

マツ マツ マツ
Pinus nigra(マツ科)ヨーロッパクロマツ(オウシュウクロマツ)/大きなマツカサをつけている。石灰棚近くの“不毛の地”にも適応できるマツならでは!


メブラーナ博物館 メブラーナ博物館
メブラーナ博物館/旋舞教団として知られるイスラム神秘主義の創始者の霊廟。緑色のタイルで覆われる霊廟は13世紀の建造。天気が急転、雷を伴う通り雨となる。



 【リクソスホテル】(コンヤ泊)

2011.05.(トルコ旅行) 319 回転ドア
回転ドア 回転ドア
ホテルのドアにセーマ(旋舞)が描かれ出入りに合わせ回転している。光の具合でまるで舞っているように見える。


  【巡り逢えた植物達】 

Trifolium sp.(マメ科シャジクソウ属) Trifolium sp.(マメ科シャジクソウ属) Trifolium sp.(マメ科シャジクソウ属)
Trifolium sp.(マメ科シャジクソウ属)ツメクサは昔乾燥させてガラス器などのパッキン材として利用され“詰める草”に由来。この仲間は世界に300種ほどもあるという。
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)カラスノエンドウの仲間 Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)カラスノエンドウの仲間 Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)カラスノエンドウの仲間
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)カラスノエンドウの仲間。マメ科の植物がいろいろ見つかる。ひとつひとつ花を見ると小さいながら美しいものが多い。
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)クサフジ、ツルフジバカマの仲間 Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)クサフジ、ツルフジバカマの仲間
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)クサフジ、ツルフジバカマの仲間。白と紫のコントラストがきれいな花。
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属) Vicia sp.(マメ科ソラマメ属) Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)
Vicia sp.(マメ科ソラマメ属)これもカラスノエンドウの仲間。羽状複葉の先端が巻きひげになっている。
Medicago sativa Medicago sativa Medicago sativa
Medicago sativa (マメ科)ムラサキウマゴヤシ/西アジアに分布する多年草。牧草として栽培される。スプラウト(モヤシ)として食用とするアルファルファのほうが馴染みがある。スプラウト(sprout)は、植物の新芽のこと。
Achillea  wilhelmsii Achillea  wilhelmsii Achillea  wilhelmsii
Achillea wilhelmsii(キク科)ノコギリソウのなかまで黄色の花をつけている。西アジア・ヨーロッパ原産。
Tragopogon trachycarpus Tragopogon trachycarpus Tragopogon trachycarpus
Tragopogon trachycarpus(キク科トラゴポゴン属)馴染みのない花。球形の大きなそう果が目立つ。タンポポの親分?矢じりのような蕾とともに草原から飛び出しているのでよく目立つ。モンゴル草原でも出会った植物。
Silybum marianum オオアザミ Silybum marianum オオアザミ Silybum marianum オオアザミ
Silybum marianum (キク科)オオアザミ/1M以上になり特徴ある大きな花をつけるためどこでもよく目立つ。
Senecio vernalis Senecio vernalis
Senecio vernalis(キク科)ハナノボロギクの仲間。群落をつくりよく目立つ。
(Rorippa thracica) (Rorippa thracica) (Rorippa thracica)
Rorippa thracica(アブラナ科イヌガラシ属)イヌガラシの仲間。この時期やたらと花を咲かせている。目立つ存在。
Brassica sp.(アブラナ科) Brassica sp.(アブラナ科)
Brassica sp.(アブラナ科)ヨーロッパから西アジア原産の香辛料に使われるクロガラシに似ている。
Anchusa officinalis Anchusa officinalis Anchusa officinalis
Anchusa officinalis (ムラサキ科ウシノシタグサ属)アルカネット/ヨーロッパ、西アジアに分布。さそり状集散花序が特徴。葉や若芽は食用にされる。ムラサキ科の他の植物もアルカネットと称される。
Anchusa sp. Anchusa sp. Anchusa sp.
Anchusa sp. (ムラサキ科ウシノシタグサ属)アルカネット/A. officinalis とは雄しべの部分など違いがある。
Euphorbia sp.(トウダイグサ科) Euphorbia sp.(トウダイグサ科) Euphorbia sp.(トウダイグサ科)
Euphorbia sp.(トウダイグサ科)トウダイグサ/放射状に伸びる枝が特徴。輪生した葉の真ん中に咲きかけの花と大きくなってきた子房が目立つ。
Morus nigra(クワ科)クワ Morus nigra(クワ科)クワ Morus nigra(クワ科)クワ
Morus nigra(クワ科)クワ/ここの花はちょうど咲いているところ。
セイヨウミザクラ(サクランボ) セイヨウミザクラ(サクランボ) セイヨウミザクラ(サクランボ)
Prunus sp.(バラ科)セイヨウミザクラ(サクランボ)/西アジア原産。実をつけている。いろいろ品種改良されている。ここでも何種か見つかる。
Cercis siliquaatrum Cercis siliquaatrum Cercis siliquaatrum
Cercis siliquaatrum(マメ科)セイヨウハナズオウ/日本で見るハナズオウより花が大きく花付きも多く感じる。昨年の豆果も大きなものが残っている。
Fraxinus sp. Fraxinus sp. Fraxinus sp.
Fraxinus sp. (モクセイ科トネリコ属)トネリコ/街路樹、庭園でよく見かける。翼果がついているのが目立つ端正な樹形。雌雄別株なので翼果があるのは雌株。



 【カーペット店】

絨毯店の看板 381

2011.05.(トルコ旅行)絨毯 360 2011.05.(トルコ旅行) 359
もちろんハンドメイド、細かい模様、気の遠くなるような作業、よく細かな文様が出来上がるとひたすら感心する。
2011.05.(トルコ旅行) 絨毯361
日本からのお客さんにいくつもの作品を並べ盛んに売り込みが始まる。
2011.05.(トルコ旅行) 絨毯模様364 2011.05.(トルコ旅行)絨毯模様370 2011.05.(トルコ旅行)絨毯模様 371
いろいろな柄が織り込まれているが、植物をモチーフにしたものが多い。
2011.05.(トルコ旅行) 絨毯模様373
私の気になる1枚の絨毯。素晴らしい!目を奪われる!伝統的な植物の図案の組み合わせ!この作品どんな人がどれほどの時間をかけてつくり上げたのだろうか。
2011.05.(トルコ旅行)絨毯模様 373
とにかく素晴らしい。お気に入りの1枚。



◇◇◆◇◆  絨毯の花柄  ◆◇◆◇◇

トルコの国でイメージされるものに軍楽隊、イスラムの国、親日国家などがあるが、
高級なトルコ絨毯も大きな存在。

トルコ絨毯、ペルシャ絨毯などは、一種の憧れのようなものがある。
直接触れてみると、そこに織り込まれている精緻な柄に感動する。
なかでも野草などが図案化されている作品に引き込まれる。
図案は古(いにしえ)の時代から伝承されているという。

ということは、その当時生育していた植物が題材となっている。
ひとつひとつの植物は、遙か古の野に咲く花。
幾重にも織り込まれている精緻で複雑な図案。

溜息とともに悠久の歴史に想いが巡る。




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テーマ : 花・植物
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トルコのエフェス古代遺跡周辺とパムッカレへ向かう途中で巡り逢えた植物、訪れた5^6月に咲く花をとりあげてます。

トルコ共和国 遺跡と植物紀行 (PartⅢ) 
■WILD FLOWERS of TURKEY■
トルコの旅行記事と現地で手に入る【植物ガイドブック】のご案内です。


今回はトロイからエーゲ海沿を南下し古代遺跡エフェスへ、その後内陸部のパムッカレへと向かいます。遺跡ではこの地方が原産といわれるキキョウ科のカンパニュラが何種類か見つかります。また、途中で立ち寄った皮革製品店では高級店のこともあり園内の手入れもよく、テイカカズラ、スイカズラなど思わぬ花も見つかります。このほかザクロ、イチジク、クワなども遺跡の中に点在し交易の歴史を感じさせられます。

Reseda alba(モクセイソウ科モクセイソウ属)シノブモクセイソウ Trachelospermum asiaticum(キョウチクトウ科テイカカズラ) Morus nigra(クワ科) Campanula tomentosa(キキョウ科 ホタルブクロ属)
Orlaya grandiflora(セリ科) Punica granatum(ザクロ科)ザクロ Jasminum humile(モクセイ科キソケイ属) Lonicera etrusca(スイカズラ科)
写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)



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イスタンブール^トロイ^エフェス^パムッカレ^カッパドキア^アンカラ^イスタンブール

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 エフェス 
  【グランドホテルテミゼル^エフェス】アイワルク泊

2011.05.(トルコ旅行) 209 2011.05.(トルコ旅行) 211
ホテル周辺:ゲートから正面玄関まで手入れされた植込みが続く
2011.05.(トルコ旅行) 221
途中で立寄ったトルコ石専門店。トルコ石の良し悪しの解説を聞き、なるほどと店内を見渡すが、買う気もお金もない私は早速周辺散策へ!


  【巡り逢えた植物達】 

2011.05.(トルコ旅行) 230 2011.05.(トルコ旅行) 231
2011.05.(トルコ旅行) 262 2011.05.(トルコ旅行) 260 2011.05.(トルコ旅行) 234
道端にムギの仲間がいろいろ見つかる。原産地に近いこともあり野生でよく繁殖している。
Silybum marianum Silybum marianum Silybum marianum
Silybum marianum Silybum marianum Silybum marianum
Silybum marianum (キク科)オオアザミ/観賞用、食用、薬用に利用される。トロイの遺跡でもお目にかかったが、独特の風格があり再度登場。1m以上になり遠くからでも目立つ存在。
Carduus crispus Carduus crispus テントウムシ
Carduus crispus(キク科ヒレアザミ属)ヒレアザミ/ヨーロッパ原産で日本へは江戸時代に帰化。
テントウムシを見つけた。ナナホシテントウと思うが、星の大きさが日本のものより小さい。
Papaver rhoeas Papaver rhoeas
Papaver rhoeas(ケシ科)4枚の花弁のもとに黒色の斑が特徴。別名虞美人草(ぐびじんそう)。
Plantago lanceolata Plantago lanceolata Plantago lanceolata
Plantago lanceolata(オオバコ科オオバコ属)ヘラオオバコ/ヨーロッパ原産の1年草。日本へも江戸時代から帰化している。穂状の花は下から雌しべが先熟し時をずらして長い雄しべが飛び出してくる。
Anthemis ammophila Anthemis ammophila Anthemis ammophila
(Anthemis ammophila)カモマイルに似た花が群落をつくっている。
Orlaya grandiflora Orlaya grandiflora <br />
Orlaya grandiflora (セリ科オルラヤ属)ヨーロッパ原産の1年草。レースフラワーのなかまとして日本でも見かける。
Caesalpinia gilliesii Caesalpinia gilliesii
Caesalpinia gilliesii/ガイドブックにはホウオウボクとあるが、マダガスカル原産のホウオウボク(鳳凰木:Delonix regia)ではない。 ジャケツイバラ属の落葉高木。
Eucalyptus camaldulensis Eucalyptus camaldulensis
Eucalyptus (camaldulensis) ユーカリの仲間/ガイドブックには1種しかない。オーストラリア原産だが、どこを旅行してもお目にかかる。独楽のような特徴ある実をつける。
Laurus nobilis Laurus nobilis
Laurus nobilis (クスノキ科ゲッケイジュ属)ゲッケイジュ/ローリエ、ローレル、ベイリーフの名でハーブとして親しまれる。地中海原産で『月桂冠』として勝利を讃えるなど象徴的な役割を担ってきた樹。
Pinus sylvestris Pinus sylvestris
Pinus sylvestris(マツ科マツ属)ヨーロッパアカマツ (オウシュウアカマツ)/毎年丸く刈りこまれトピアリー風のマツ。長い新芽が伸びていた。幹が白いのは消毒の石灰のため。



  【エフェス遺跡アルテミス神殿跡】

風景 -1 風景-2
小アジア最大の古代都市遺跡群(ギリシャ・ローマ遺跡)保存状態がよく当時の生活が偲ばれる。
ここでも貴重な彫像などは国外(大英博物館)に保管されている。
風景-3
収容人数1400人ほどの音楽堂。代表者会議やコンサート会場で当時は屋根があったらしい。
風景-4 文字
ケルスス図書館と壁の石に刻まれた文字
モザイクタイル トイレ 石加工部
上流階級の邸宅に残るモザイクタイル・石のトイレ(並んで用を足したのか?)・石の小口加工部
コウノトリ コウノトリ
アルテミス神殿/世界の七不思議のひとつ。柱が1本復元されているだけだが、ここでコウノトリが雛を育てている。昼間は日差しも強くかなり暑い。陰もない柱のてっぺんでさぞ暑かろうと雛が心配になる。
★親の足元に雛の頭が3つほど確認できる。


  【巡り逢えた植物達】 

Campanula tomentosa Campanula tomentosa Campanula tomentosa
Campanula tomentosa(キキョウ科 ホタルブクロ属)トルコ、エーゲ海諸島に分布。遺跡の石積みの間に根を巡らし咲いている姿が遺跡によく似合う。日本で C.tomentosaとして売られているものと花の表情がどうも違う?
Echium italicum Echium italicum Echium italicum
Echium italicum(ムラサキ科エキウム属)小さな花だが長い雄しべが印象的。
Reseda alba Reseda alba Reseda alba
Reseda alba(モクセイソウ科モクセイソウ属)シノブモクセイソウ/一年草で、群落をつくることが多いのでとても目立つ。日本ではモクセイソウといわれても馴染みがない。
Ficus carica Ficus carica
Ficus carica(クワ科イチジク属)西アジア原産で紀元前から栽培される。立派な樹形のイチジクが遺跡に点在する。
Punica granatum Punica granatum Punica granatum
Punica granatum(ザクロ科)ザクロ/西南アジア原産。店先にソフトボール大の実が売られている。
メニューにもザクロジュースの表示をよく見かける。



  【エフェス遺跡^パムッカレ】

Trachelospermum asiaticum Trachelospermum asiaticum
パムッカレへ向かう途中で立ち寄った革製品のお店。色とりどりの植栽が施され正面にテイカカズラの蔓でゲートが飾られていた。まさに満開!トルコの地で巡り合うとは思わなかった。
2011.05.(トルコ旅行) 393 2011.05.(トルコ旅行) 397
クジャクも満開のテイカカズラをバックにひときわ映えている。革製品のファッションショーなどが始まったが、ショッピングに興味がない私はひたすら植栽散策となる。
Jasminum humile(キソケイ) Jasminum humile(キソケイ) Jasminum humile(キソケイ)
Jasminum humile(モクセイ科ソケイ属)キソケイ/ヒマラヤ原産の園芸種と思われる。テイカカズラの“白”と良く引き立て合うように咲いていた。
Lonicera etrusca Lonicera etrusca Lonicera etrusca
Lonicera etrusca(スイカズラ科)スイカズラ/日本のスイカズラと見分けがつかないほど似ている。
2個ずつつける花から長い雄しべ(5本)雌しべ(1本で先が緑色)がつき出る。
Lonicera属の植物はhoneysuckelと呼ばれる。
Trachelospermum asiaticum Trachelospermum asiaticum
Trachelospermum asiaticum(キョウチクトウ科)テイカカズラ/日本では関東以西、朝鮮半島、中国に分布。はるかに遠いトルコで玄関先を飾っているとは、それにしても上手に使いこなしている。
Morus nigra Morus nigra Morus nigra
Morus nigra(クワ科)クワ/ちょうど果実をつけていたが、まだ色づいている実は少ない。あちこちでクワを見かける。シルクロードの中継点として交易があったはるか古(いにしえ)を感じさせる。
Pittosporum tobira Pittosporum tobira
Pittosporum tobira(トベラ科)トベラ/日本・朝鮮半島・中国・台湾に分布する樹で、学名のtobiraは“扉”のこと。枝葉に臭気があることから節分で扉に付けて魔除け鬼除けに利用されたことに由来。


★PartⅣは、パムッカレ周辺に咲く草花をUPします。




◆◇□◇◆ 植物名雑感 ◆◇□◇◆

海外へ出かけると、最初に現地の植物ガイドブックを探す。
旅行中に出会った植物名を確認するのが目的で、どこへ行ってもまず探す。
今までのものでは、シンガポール、コスタリカ、東アフリカなどのガイドブックは秀逸で貴重な土産。

普段学名は使わないが、海外では大変便利で頼りになる。どこの国でもラテン名で表記される。
そのために学名があるのだから当然で、スペイン語圏やアラビア語圏でも学名頼りに検索できる。

一番間違えやすいのが同じ漢字を使う中国。下手に漢字が分かると勘違いが多い。
椿はチャンチン、柏はビャクシンなど日本の樹とは全く違ってしまう。

次に困るのが、今回の【Campanula tomentosa】。現地のガイドブックにこの表示があるが、国内で検索するともっとキキョウに似た花の写真がある。同じ学名に掲載されている写真が明らかに異なる。

これとは逆に、学名は異なるがどこが違うのか見た目に分からない。遺伝子判定でもしないと分かりそうにないものがある。今回のスイカズラは、現地では【Lonicera etrusca】日本の【Lonicera japonica】と見分けがつかない。ましてガイドブックの写真1枚でこの違いを見分けるのはとても無理。

ひょっとしたら、同じ種で、分類するほど分化していないのでは?など迷路に入り込むことになる。




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テーマ : 花・植物
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イスタンブールのジャーミィ(モスク)とバザールのフォトストーリーです。ドーム内から見上げた素晴らしい内観がご覧いただけます。

■3つのジャーミィと2つのバザール■
   トルコ共和国イスタンブールより


フォトストーリ形式で現地で見つけたCD曲をバックにご紹介しています。
旅する感覚でご覧いただけると幸いです。


◆3つのジャーミィ
◇スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)
◇アヤソフィア
◇リュステム・パシャ・ジャーミィ
blog記事は→http://drkusaichiscience.blog123.fc2.com/blog-entry-134.html

◆2つのバザール
◇エジプシャンバザール(スパイスバザール)
◇グランドバザール
blog記事は→http://drkusaichiscience.blog123.fc2.com/blog-entry-135.html






《トルコのお薦めCD》

  
 このフォトストーリーの曲は、『YEDI KARANFIL 5』です。
アマゾンの商品検索では「1」「3」「8」が見つかりました。






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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

トルコのトロイ遺跡周辺で巡り逢えた植物、訪れた5^6月に咲く花をとりあげてます。現地の花ガイドブックもご紹介しています。

トルコ共和国 遺跡と植物紀行 (PartⅡ) 
■WILD FLOWERS of TURKEY■
トルコの旅行記事と現地で手に入る【植物ガイドブック】のご案内です。


遺跡を巡りながら、そこに生育し花を咲かせている植物を追い求めました。日本でも見かける植物や変わった植物などをとりあげています。携行したのはトルコで見つけたガイドブック2冊。最初の訪問地トロイ遺跡の売店で見つけました。どちらの本も写真は1枚、あるいは部分の拡大写真が添えられています。全体写真、詳細写真など日本のガイドブックと比べてしまうと物足りないことは否めませんが、訪問地では頼りになるガイドブックとなりました。

Lotus corniculatus(マメ科)セイヨウミヤコグサ Tordylium apulum (セリ科)変わった形の果実 Robinia pseudoacacia(マメ科)ニセアカシア Trifolium purpureum(マメ科)ツメクサの仲間
写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)



◆ トルコの野生植物ガイド 50TL≒¥2,800

WILD FLOWERS of TURKEY 日本語の解説頁写真内をクリックすると拡大します)
表紙と凡例。なんと日本語解説ページがある。
★『トルコにおける野生の花々』の解説も日本語ページがある。

WILD FLOWERS of TURKEY WILD FLOWERS of TURKEY
内容例

◆ トルコの植物ガイド 45TL≒¥2,500

トルコの植物 トルコの植物内容
表紙と内容例

★どちらも草本が主で、一部木本類も掲載されている。



★トルコ音楽に載せお楽しみください!
▼をクリックください。




イスタンブール^トロイ^エフェス^パムッカレ^カッパドキア^アンカラ^イスタンブール


 イスタンブール 
  【ホテル:ワオイスタンブール周辺】 

ワオイスタンブール DXバス
ホテル到着。これから長距離を共にするDXバス。トルコの観光バスは白い車体のものが多い。
ホテル周辺-2(イスタンブール郊外にあるホテルの周囲)
小さな河川の両側や開発で取り残された地に花を咲かせている植物が見つかる。


  【巡り逢えた植物達】 

スイバの仲間 スイバの仲間
Rumex patientia(タデ科ギシギシ属)スイバの仲間。ここでお目にかかるとは!雌雄別種の雌株。
Conium maculatum Conium maculatum
Conium maculatum (セリ科)ドクニンジン/地中海地方原産の有毒植物でアルカロイドの【コニイン】を含む。ソクラテスの処刑に用いられたことで知られる。
アブラナの仲間 アブラナの仲間
Sinapis sp.(アブラナ科シロガラシ属)十字花植物と呼ばなくなったが4片の花弁は菜の花を思い浮かべる。古くから俳句にも詠まれ日本の原風景のように感じるが、原産地は地中海沿岸~北ヨーロッパ。
Malva sylvestris Malva sylvestris
Malva sylvestris(アオイ科)ウスベニアオイ/ヨーロッパ原産で日本ではゼニアオイと共に外来種。
Papaver rhoeas Papaver rhoeas
Papaver rhoeas(ケシ科)野原でよく見かけるが、最近日本で大繁殖しているナガミヒナゲシほどではない。トルコでは食品用に別種のケシが栽培され、ケシの実( Poppy Seed)はパンに付けたりヨーグルトに混ぜ食感を楽しむ。



  【ヨーロッパ側からアジア側へ】 

フェリー桟橋でランチ
ランチは焼きサバ定食?ここでは鯖がよく食され、日本人間で通称“サバサンド”と呼ばれる『バルック・エキメッキ』はイスタンブールの名物。
ドライブインのツバメ ツバメ
休憩所の軒下にツバメの巣。トルコでも人の近くが安全なエリアと認識しているらしい。
ダーダネス海峡とフェリー フェリー甲板
箱のようなフェリーにバスも同載。アジア側へ着く直前に乗車して到着次第出発となる。



  【トロイ遺跡】 

トロイの木馬 トロイ遺跡
ホメロスの叙事詩『イーリア』を信じたシュリーマンにより1871^73に発掘されたことで知られる。発掘跡から遺跡が時代ごとに何層にも重なっているのがわかる。
『トロイの木馬』の“復刻版”があるが、どうにも陳腐でどこぞの遊園地?撮影する?かしない?か迷う?…。そこで、細部が見えないよう逆光でシルエットにしてパチリ。

トロイ遺跡 トロイ遺跡
主要な遺跡や発見された財宝などはモスクワにあり、いわばもぬけの殻。崩れかけた石垣と倒壊した石柱が残る。そのためか特に見るべき遺跡もなく、観光客は、こころなしうつむき加減。


  【巡り逢えた植物達】 

Carduus crispus Carduus crispus
Carduus crispus(キク科ヒレアザミ属)ヒレアザミ/ヨーロッパ原産で日本へは江戸時代に帰化。茎に翼状の“ヒレ”があるのですぐわかる。ヒレの縁は刺になる。
Silybum marianum Silybum marianum
Silybum marianum(キク科)オオアザミ/観賞用、食用にされる。茎生葉の先に鋭い刺がありうっかり触れるととても痛い。
Anchusa officinalis Anchusa officinalis
Anchusa officinalis(ムラサキ科ウシノシタグサ属)アルカネット/ヨーロッパ中部原産の多年草。
Campanula trachelium Campanula trachelium)
Campanula trachelium(キキョウ科ホタルブクロ属)遺跡の片隅にホタルブクロの仲間が何種類か見つかる。
Campanula lyrata Campanula lyrata
Campanula lyrata(キキョウ科ホタルブクロ属)こちらは花が総状につくホタルブクロの仲間。
Tordylium apulum Tordylium apulum
Tordylium apulum (セリ科)変わった形の果実がある。花序の形からセリ科と“アタリ”はつくが、こんな実は見たことがない。花は終わっていたが実が面白い。
Daucus carota Daucus carota Daucus carota
(Daucus carota?)(セリ科)ノラニンジン?(地中海原産)。異様な大きさで存在感がある。葉の様子が確認できないので“?”付。
ヤエムグラ属 ヤエムグラ属
Galium sp.(アカネ科ヤエムグラ属)ヤエムグラの仲間が花をつけている。葉2枚と托葉2枚で4枚葉があるように見える。茎も四角形。なんでも“4”が好みの植物。
Lotus corniculatus Lotus corniculatus Lotus corniculatus
Lotus corniculatus(マメ科)ヨーロッパ原産のセイヨウミヤコグサ/食用、家畜飼料になり、日本にも帰化している。車座に咲くのが特徴。
Trifolium purpureum Trifolium purpureum Trifolium purpureum
Trifolium purpureum(マメ科シャジクソウ属)日本で見られるムラサキツメクサの花を円錐形にしたよう。花序の下から順次開花し美しい。遺跡の片隅が華やいで見える。
ソラマメ属 ソラマメ属
Vicia sp.(ソラマメ属)カラスノエンドウによく似ている。アリが花外密腺に来ているところもソックリ。
Vicia sp.(ソラマメ属) Vicia sp.(ソラマメ属)
Vicia sp.(ソラマメ属)こちらはツルフジバカマに似た花をつけている。
Orobanche hederae Orobanche hederae Orobanche hederae
Orobanche hederae(ハマウツボ科ハマウツボ属)地中海原産の寄生植物。多様な植物に寄生するため日本では要注意外来植物。
Ficus carica Ficus carica Ficus carica
Ficus carica(クワ科イチジク属)日本で見るイチジクと違いまるで街路樹にでもなりそうな立派な樹形になる。西アジア原産で紀元前から栽培される。ホテルの朝食で乾燥した果実が並ぶ。
Quercus robur Quercus robur Quercus robur
Quercus robur(ブナ科コナラ属)ヨーロッパブナ/オーク(Oak)は落葉の「楢(ナラ)」のことで、よくいわれる「樫(カシ)」でない。
Ulmus campestris Ulmus campestris
Ulmus campestris(ニレ科)ヨーロッパニレ/丸い翼果が残っていた。
Platanus orientalis Platanus orientalis
Platanus orientalis(スズカケノキ科)別名プラタナス/葉の切れ込みが深いことが特徴。
果実を山伏が首に掛ける篠懸(すずかけ)に見立てた命名だが、篠懸は装束全体を指している。
Robinia pseudoacacia Robinia pseudoacacia Robinia pseudoacacia
Robinia pseudoacacia(マメ科)ニセアカシア/どこへ行っても満開状態。左奥に昨年の豆の鞘が鈴なりに残る。pseudo=“にせの”とは木にとって不本意な命名、刺があるので「ハリエンジュ」が正式和名。蜂蜜の蜜源になる。その蜜を求めるアリの姿も写っている。
Pinus sylvestris Pinus sylvestris Pinus sylvestris
Pinus sylvestris(マツ科マツ属)ヨーロッパアカマツ (オウシュウアカマツ)/トルコでよく見かけるマツ。日本のように病害の被害もなく健全木が多い。マツの純林になっている山の景色も見られる。


★PartⅢは、エフェス周辺に咲く草花をUPします。




◆◇◆ 外来種雑感 ◆◇◆ 

トルコの地でスイバやカラスノエンドウに似た植物を見つけると日本の里山にでもいる懐かしさを感じる。でも、よく見ると花色、姿など少し違う。それぞれ仲間であるが、種は異なる。

古くから日本に帰化している菜の花の仲間やヒレアザミなどは、江戸時代から身近にあり原風景と思えてくる。しかし、ユーラシア大陸からの帰化植物である。

日本のように海で囲まれていれば、植物もそうはたやすく進入できないが、トルコのように地続きで古くから文化の交流、あるいは戦争があれば、どこから来た植物なのか見当もつかなくなる。シルクロードの起点として、東西から交易品と共に植物が種子で、あるいは作物として移動してきた。予期しない植物までもが、紛れて進入してくる。

遺跡に咲く花を見ながらこんなことを思ってしまう。トルコの地で、『外来種』といっても日本で捉える『外来種』とはだいぶ意味合いが違ってくる。

『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイアモンド著)で、ユーラシア大陸が東西方向に長いことで、南北方向に長い大陸に比べ動植物の移動がたやすいという指摘を思い出す。

今、トルコの地に生育している植物にも悠久の歴史があるとつくずく感じながらのトロイ遺跡見学となる。



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Dr.kusaichi

Author:Dr.kusaichi
日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

植物の本、昆虫、小動物、菌類からウィルスまでいろいろ登場予定。
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樹に咲く花(離弁花 2)2版


◆【樹に咲く花】合弁花他③

樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)改訂第3版


◆【野に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑①


野に咲く花


◆【山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑②


山に咲く花4版


◆【高山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑⑧


高山に咲く花


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