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チベットのラサ近郊、標高4,200mの地に咲く青いケシを50枚の写真とともに紹介しています。青いケシとして話題になるメコノプシス属の一種。

■チベットに咲く青いケシ■



チベットの聖都ラサは標高3,658mに位置する歴史ある都。
そこから東へ50kmほど郊外にガンデン寺がある。
標高4,200mの山頂付近に建てられた寺院の巡礼路は高山植物の宝庫でもある。
その中でも一際目を引いたのが【青いケシ】。幻の青いケシと称される憧れのケシ。

今回、幸運にもこの青いケシがあちこちで花を咲かせ、
一周小一時間かかる巡礼路をなんと3時間かけてゆっくりと満喫することができた。
高山に咲く青いケシを50枚の写真とともにご紹介しています。



D花部分-B 445

D花弁部分-B 445 D蕊部分-B 445 F-B 534 Eミツバチ拡大-B 524



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ガンデン寺全体-B 613
ラサから東へ45㎞にあるチベット仏教ゲルク派の総本山。急勾配の山道を登ると遥か山頂近くに大伽藍が見えてくる。1959年に中国軍の侵攻で破壊された後再建されたが廃墟のままの部分も混在している。
ガンデン寺-B 226 巡礼路B 447
巡礼路はなだらかで歩きやすい。標高4,200mからの眺望がすばらしい。

ガンデン寺-B 229 ガンデン寺-B 228
山頂付近に建立されているため、狭い階段や斜路が入り組む。ここを抜けると急に視界が開けて『巡礼路』へ繋がる。

巡礼路からキチュ河の眺望B 330
巡礼路からキチュ河を見下ろす素晴らしい眺望。巡礼者は小一時間で一巡りするが、斜面ごと色とりどりの山野草が次々に咲いているため、われわれ一行はなかなか前に進めない。後から来る巡礼者たちが脇を追い越していく。そして【青いケシ】を見つけさらに時間を忘れてしまう。あっという間の3時間。現地ガイドも呆れる超スローペースとなる。

Tシャツ-B 486
旅の案内役はアムチ(チベット医)でもある小川康氏。薬剤師であり薬草学・自然治癒力・自然観察などに造詣が深い。この日のために【青いケシ】のTシャツを用意していた。今回はTシャツだけの登場、PartⅠでご紹介します。

1

A全体-B 371 A部分-B 373 A花2-B 375
A花3-B 378 A花1-B 374 A種子-B 377
咲き始めと終わりで色が違う。咲いている場所でも微妙に色合いに差がある。そして光の当たり具合によりまたまた“ブルー”が変化してみえる。濃い青から淡い青、紫系と色の幅がある。

2

B全体-B 384 B花-B 385 B全体-B 388
B花部分-B 386 B花-B 382 B花1-B 383
一際目立つ淡い水色系のケシ。水彩画のような水色の花びらがなんとも美しい。
ヒナゲシなどは上向きの花をつけるが、横向あるいはやや下向きに花を咲かせる青いケシ。夏に雨の多いヒマラヤ東部の気象に対応したためとされている。

3

C全体-B 392

C花部分-B 396 C花部分-B 393 C蕊部-B 395
C花柄部分-B 400 C蕾-B 394
明るい場所で花をつける薄紫系のケシ。花柄・つぼみ・葉など長い毛がやたらと生えている。
★長い直毛を密生させる理由は、寒さ・乾燥・紫外線対応のほかに、大気を漂う水蒸気が毛に触れて露をつくるため水分確保の役割を果たすと考えられている。なかなか賢い対応で多くの高山植物に見られる。

4

C花部分-B 393 C蕊部分-B 397 L蕊拡大-B 503
C花-B 398 C蕊部分-B 399
おしべ・めしべもよく見るとなかなか美しい造形。めしべの先におしべが付くような花はまだ咲き始め、次第におしべが広がり、離れ切るとめしべが成熟するようである。

5

A葉部分-B 371 K-B 496 K葉-B 496
J蕾-B 491 B種子-B 382
うつむいているのは蕾、まっすぐに伸びているのは咲き終え花弁が散った後で、雌しべの柱頭が残っている。

6

岩場に点在-B 513 岩場に点在1-B 514

岩場に点在6-B 516 岩場に点在5-B 516 岩場に点在4-B 515
露出した岩場こんなところにも生育している。
岩の写真の中に【青いケシ】が4箇所で花を咲かせている。こんな岩の多い環境下で咲いているとは想像し難い。

7

Eミツバチ-B 523 Eミツバチ-B 524
Eミツバチ-B 525 Eミツバチ拡大-B 524
花粉に夢中のミツバチ。カメラが3センチ程まで近づいても逃げずに撮らせてくれた。

8

L群生-B 499 L群生花-B 504 L群生花-B 500
L部分-B 501 L蕊部分-B 502 L蕊部分-B 503
群生しているケシ。単独で生えていることが多いが、込み合うように群生している。岩と岩の間の僅かな土の部分に重なり合うように咲いている。

9


D花弁部分-B 445 I全体-B 489 D蕊部分-B 445
F-B 534 F花-B 534 K-B 497
つぼみが2つに割れ咲き始めたばかりの花がある。右上に蕾の名残の“殻”(萼片)が2枚ついている。ケシの花は、丸めたテッシュが伸びて広がるような咲き方をする。人工衛星のパラボラアンテナが展開するように咲く。



■ケシ科メコノプシス属(Meconopsis)『ヒマラヤ植物大図鑑』より
・多年草、1回結実性の2-4年草。
・近縁種と交雑しやすく同定が難しい。
・青花をつける種を交配し園芸種がつくられ『ブルーポピー』と呼ばれ親しまれる。
・黄・ピンク・赤・紫・青色などの種がある。
★今回紹介の「青いケシ」は『ヒマラヤ植物大図鑑』では、ラサ近郊の「メコノプシスの一種」として記載されている。【Meconopsis horridula】に似ている。【M.bella】【M.lyrata】にも似ているが、これらは花弁が4枚で異なる。

■そのほかケシ属との違いなど
◆ケシ科メコノプシス属(Meconopsis)
・メコノプシスの意味 はギリシャ語で「ケシに似た」「ケシのような」
・アヘン・モルヒネを採るケシ属ではない

◆ケシ科ケシ属(Papaver)
・花弁は普通4枚
・果実は芥子坊主と呼ばれる特徴ある形状



◇チベットで出逢った植物blogはこちらから↓
◆西寧周辺で出逢った植物46種【前半】(PartⅠ)
◆西寧周辺で出逢った植物46種【後半】(PartⅡ)
◆ラサ周辺で出逢った植物66種【前半①】(PartⅢ)
◆ラサ周辺で出逢った植物66種【後半①】(PartⅣ)



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テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

チベットの西寧(標高2,250m)でフラワートレック。出逢った植物46種を前半・後半に分け220枚の写真とともに紹介しています。

■チベットに咲く花■(PartⅠ)
西寧周辺で出逢った植物46種【前半】


チベット高原の入り口にある都市、西寧周辺で出逢った植物46種の前半です。近郊のチベット村散策で数々の山野草に出逢えました。昼食は村で家庭料理を味わい、午後また散策と丸1日のフラワートレッキング。ヒマラヤからチベットへかけての珍しい植物も含まれています。旅行記も織り交ぜていますのでお楽しみいただけると幸いです。


カラマツソウ2-A 246 トリカブト属A 125 ツリガネニンンジン属A 168 ミシマサイコ属A 205
キジムシロ属「金露梅」A 077 ウスユキソウ属14-A 088 シオガマギク属A 295 イブキトラノオ属A 178
写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)


◆西寧(シーニン)前半

北京経由でチベットの東の都西寧に入る。西安から西へ700㎞、青海省の東に位置しチベット高原の入り口の都市。標高2,250mの地で3泊し、これから訪れるラサ周辺の標高4,000mに体を順応させながら近郊の民家周辺を散策。
市内はビルが立ち並ぶ都市。車の往来が多い。しかし交通ルールはほとんど無視され、信号のない大通りの真中でも赤信号でも横断する歩行者が多い。逆に青信号でも車が来る。現地の人に紛れながらこの呼吸をつかむほかはない。


◆ツアー名
 風の旅行社企画 『青海チベット高原・薬草の旅9日間』 7月26日^8月3日

◆薬草の旅案内人
 小川 康 氏
小川康氏-B 487RE 小川康氏-B 486
チベット圏以外から初合格したアムチ(チベット医)である。
東北大学薬学部卒業の薬剤師。薬草学、自然治癒力、自然観察に造詣が深い。
「チベットに咲く青いケシ」のblogで青いケシのTシャツを着ていた方。万が一青いケシが咲いていなかったらこのTシャツの青いケシで…と用意してきたらしいが、青いケシ見飽きるほどに堪能できホッとした表情。
今回、『薬草学のコメント』を書いて戴いています。(青字部)



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2005.05.20 第一刷
株式会社 山と渓谷社


★★★☆☆ 難易度
★★★★★ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★★ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
現地に植物ガイドブックなどはない。
帰国後、植物名を調べるのに頼りになった図鑑。




■《キク科》

Taraxacum sp./タンポポ属7-A 183 Taraxacum sp./タンポポ属7-A 184 Taraxacum sp./タンポポ属7-A 185
Taraxacum sp./タンポポ属5-A 056 Taraxacum sp./タンポポ属5-A 058 Taraxacum sp./タンポポ属5-A 057
【S1】Taraxacum sp./タンポポ属
花の割に葉が小さく目立たない。街中の芝生の中や草地でよく見かける。
チベット名 クルモン:タンポポ/チベット医学では、全草を熱病の薬として用いています。ヒマラヤ薬草採集実習において、収穫量が一番多いのがタンポポだというと、ちょっと意外でしょうか。

Carduus edelbergii/ヒレアザミ属15-A 089 Carduus edelbergii/ヒレアザミ属15-A 090 Carduus edelbergii/ヒレアザミ属15-A 092
【S2】Carduus edelbergii/ヒレアザミ属
乾燥した荒地で見つかる。茎にひれ状の翼があり先は鋭い刺になる。海外のどこへ行ってもよく出会う植物。ここでも見つけた!

Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属3-A 218 Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属3-A 219 Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属4-A 176
Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属14-A 086 Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属14-A 088
【S3】Leontopodium (himalayanum)/ウスユキソウ属
ヨーロッパアルプスのエーデルワイスの仲間。日本でも山岳地帯ごとに固有種に分化している。「エーデルワイス」と呼ぶと途端に優雅な花に見えてくるから不思議。
チベット名:タワ/チベット医学では、モグサの原料にします。チベット暦の秋(9月ころ)に採取したものが良品とされます。

Aster sp./シオン属11-A 138 Aster sp./シオン属11-A 145 Aster sp./シオン属11b-A 140
Aster sp./シオン属11-A 141 Aster sp./シオン属11-A 139
【S4】Aster sp./シオン属
頭花の直径が40^70mmもある大きな花。草原の中で一際目立つ。A.diplostephioidesの花が大きいのでこれではないかと思うが、それ以上判断ができない。アスターの仲間と思われる。ここではまとめて“野菊”が無難。
チベット名:ルクミク/羊(ルク)の神様の眼(ミク)を地上に植えたことに名前は由来しています。薬には花を用い、感染症に効果があるとされます。

(Anaphalis sp.) /ヤマハハコ属8-A 232 (Anaphalis sp.) /ヤマハハコ属8-A 233
【S5】(Anaphalis sp.) /ヤマハハコ属
花と葉の様子からヤマハハコの仲間の雌株と思われる。花が頂部に束生し葉が茎に絡まるようについている。

(Dendranthema sp.)/キク属10-A 134 (Dendranthema sp.)/キク属12-A 245 (Dendranthema sp.)/キク属10-A 137
【S6】(Dendranthema sp.)/キク属
高山のイワインチンのようなキクの仲間。山渓「高山に咲く花」の分類は「Dendranthema」で、この属名いろいろ意見が分かれもとの「Chrysanthemum」に戻ったりするからややこしい。


■《キキョウ科》

(Adenophora sp.)/ツリガネニンンジン属1-A 210 (Adenophora sp.)/ツリガネニンンジン属1-A 211
【S7】(Adenophora sp.)/ツリガネニンンジン属
イワシャジン、ツリガネニンジンの仲間と思われるキキョウ科の植物。この花を見ると高山にいると実感させられる。

Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属1-A 166 Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属1-A 167 Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属1-A 168
Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属2-A 216 Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属2-A 217 Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属2-A 215
【S8】Codonopsis rotundifolia/ツルニンジン属
日本にあるバアソブそっくりの花。“ソブ”はそばかすのことでジイソブ、バアソブと変わった名前が対になっているため覚えやすい。下から覗くようにしないと花の中が良く見えない。そこで見当をつけてパチリ。
チベット名:イーモン/チベット医学では胃の熱を高めるとされます。地方によっては、この草で保温をしながらお酒を醸造します。


■《オミナエシ科》

Valeriana sp. /カノコソウ属10-A 237 Valeriana sp. /カノコソウ属11-A 078 Valeriana sp. /カノコソウ属10-A 239
Valeriana sp. /カノコソウ属11-A 079 Valeriana sp. /カノコソウ属12-A 144 Valeriana sp. /カノコソウ属11a-A 079
【S9】Valeriana sp. /カノコソウ属
日本のオミナエシの花は黄色、オトコエシは白花。紫色の仲間があった。5裂した花冠から雄しべが飛び出して印象的な花。オミナエシ科オミナエシ属ではなくカノコソウ属と思われる。
チベット名:パンプ/パン(草原)プ(香)という意味で、根に芳香があります。教典には「慢性的な熱に効果がある」と記されています。


■《スイカズラ科》

Lonicera sp./スイカズラ属10-A 196 Lonicera sp./スイカズラ属10-A 198 Lonicera sp./スイカズラ属10-A 197
【S10】Lonicera sp./スイカズラ属
花は2つずつ並んで咲き、果実ができるときに合着し“ひょうたん”状になるためヒョウタンボクと呼ばれる灌木の一種。

Lonicera sp./スイカズラ属4-A 221 Lonicera sp./スイカズラ属4-A 220 Lonicera sp./スイカズラ属4-A 222
【S11】Lonicera sp./ スイカズラ属
これもヒョウタンボクの一種で、上記とはまた別種。果実ができるときに合着する種としない種がある。日本にあるウグイスカグラは果実は一つずつつける。地域ごとに種が多く見分けがやっかいな灌木。


■《ゴマノハグサ科》

Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属8-A 064 Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属8-A 065 Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属8-A 066
【S12】Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属
上唇がくちばし状にねじれる種類。半寄生植物でヒマラヤに多種生育しそれぞれ花の色、形が変化に富んでいる。ねじれる方向がどれも“右”を向いている。
チベット名:ルクル・セルポ/花弁の突起部分を羊(ルク)の角(ル)に喩えています。セルポは黄色という意味です。やや湿地帯に生えています。体の水分の排泄を助けるとされます。

Pedicularis (nana)/シオガマギク属2-A 293 Pedicularis (nana)/シオガマギク属2-A 294 Pedicularis (nana)/シオガマギク属2-A 295
【S13】Pedicularis (nana)/シオガマギク属
シオガマの仲間で上唇が細く下唇が広いのが特徴。丈も小さいが、花一つ一つよく見ると、形、模様がなかなかきれいな花。

Pedicularis (clarkei)/シオガマギク属6-A 059 Pedicularis (clarkei)/シオガマギク属6-A 060 Pedicularis (clarkei)/シオガマギク属6-A 061
【S14】Pedicularis (clarkei)/シオガマギク属
シオガマの仲間。シオガマの花は変化に富むため、花だけ見ていると見間違える。葉は羽状で深く切れ込み重鋸歯がある。湿潤なところで見つけた。
・チベット名:ランナ/花弁の突起の部分を象(ラン)の鼻(ナ)に喩えています。花弁が三枚のルクルと間違えやすいので注意が必要です。

Euphrasia jaeschkei/コゴメグサ属A 105 Euphrasia jaeschkei/コゴメグサ属19b-A 105 Euphrasia jaeschkei/コゴメグサ属19a-A 105
【S15】Euphrasia jaeschkei/コゴメグサ属
草丈15^25cmほどの一年草。この植物は分類が細分化されすぎ、我々一般人にはよくわからない?オカシナことになっている。高山での隔離分布に起因すると思われる。ミヤマコゴメグサの仲間。
チベット名:シムティク・サンゲー・チュズイブ/長い名前がついています。シム(良い香り)ティク(苦い)・サンゲー(獅子)・チュ(唇)ズイブ(吸う)。獅子の口の形に喩えています。

Veronica himalensis/クワガタソウ属2-A 110 Veronica himalensis/クワガタソウ属2-A 111 Veronica himalensis/クワガタソウ属2a-A 111
【S16】Veronica himalensis/クワガタソウ属
亜高山帯に生育。「全体に軟毛に覆われ花冠は淡青色、裂片は楕円で重なり合いほとんど開かない」(ヒマラヤ植物大図鑑より)。咲いたらさぞ美しい花に思えるがなんと開かないとある。なるほど開いている花がない。


■《シソ科》

(Salvia sp./アキギリ属)13-A 148 (Salvia sp./アキギリ属)16-A 094 (Salvia sp./アキギリ属)16-A 095
【S17】(Salvia sp./アキギリ属)
「Tibetan Medicinal Plants」で Lamium purpureumと紹介されているが、これだと「ヒメオドリコソウ」で明らかに違う。同じシソ科サルビアのようでもあり、クルマバナのように花が段々状に輪生している。群生していることが多く紫系の花穂がよく目立つ。

(Clinopodium sp./トウバナ属)18-A 100 (Clinopodium sp./トウバナ属)18a-A 100 (Clinopodium sp./トウバナ属)18-A 102
【S18】(Clinopodium sp./トウバナ属)
シソ科の特徴をもつが、正式名までたどり着けない。特徴ある葉をつけているが花は控え目。

Elsholtzia densa/ナギナタコウジュ属9-A 131 Elsholtzia densa/ナギナタコウジュ属9-A 132 Elsholtzia densa/ナギナタコウジュ属9a-A 132
【S19】Elsholtzia densa/ナギナタコウジュ属
畑や道端に生育している。淡紫色の毛が密生した穂状花序がいくつも風になびいていた。花序の片側に花が偏って付くため薙刀(なぎなた)の名があるが、この花はまるで棍棒状態で薙刀の面影はない。
チベット名:チルク/小鳥(チウ)が群れて(ルク)いる様子に似ていることから名づけられました。チベット医学では、「傷口に虫が湧かないようにする」とあります。


■《ムラサキ科》

Myosotis sp. /ワスレナグサ属2-A 046 Myosotis sp. /ワスレナグサ属2-A 047 Myosotis sp. /ワスレナグサ属2a-A 047
Myosotis sp. /ワスレナグサ属14-A 248 Myosotis sp. /ワスレナグサ属14-A 249 Myosotis sp. /ワスレナグサ属14-A 251
【S20】Myosotis sp. /ワスレナグサ属
明るいブルーの花をいくつもつけている。なんともほかに例えようがないブルーが目に染みる。花序の細かな軟毛が銀色に映る。
チベット名;ネマ・ユロ/トルコ石(ユ)の名が付いているとおり、美しい青色で一際目立っています。葉っぱの形は「ウサギの耳」に喩えられます。傷口の治癒を助け、腫れを引かせるとチベット医学ではされています。


■《リンドウ科》

Swertia sp./センブリ属1-A 107 Swertia sp./センブリ属1-A 109 Swertia sp./センブリ属1-A 108
【S21】Swertia sp./センブリ属
淡褐色の花冠をたくさんつけているので遠くからでもすぐわかるが種類が多く判別が難しい。「ヒマラヤ植物大図鑑」にもかなりの種が掲載されている。
チベット名:サン・ティク/サン(銅)のティク(苦味)という意味です。チベット医学では薬草に金、銀、鉄、銅、などの鉱物の名前をつけて分類します。熱病に効果があるとされます。

Gentianopsis (barbata)/タカネリンドウ属18-A 164 Gentianopsis (barbata)/タカネリンドウ属18-A 165
【S22】Gentianopsis (barbata)/タカネリンドウ属
花が開いている状態の時間になかなか巡りあえないので、開花した写真を撮るのに一苦労する。真上にすっと蕾を伸ばした姿は端正でとても美しい。


■《ツツジ科》

Vaccinium sp./スノキ属9-A 234 Vaccinium sp./スノキ属9-A 235 Vaccinium sp./スノキ属9-A 236
ブルーベリーIMG_0950 ブルーベリー拡大IMG_0950
【S23】Vaccinium sp./スノキ属
“ブルーベリー”はスノキ属のなかまの数種の総称名。村はずれで野に咲く花を求め散策していたら、通りかかりの村人が収穫したてのブルーベリーを分けてくれた。細長い形をした種類でなかなかうまい。なんと気前よく全部食べろという。見ず知らずの“外人”にこの歓迎。ベリーをつまみながら皆感激。赤い野イチゴも混ざっていた。




◆市街地で出会った植物◆

Youngia (gracilipes)/キク科オニタビラコ属1-A 371 Youngia (gracilipes)/キク科オニタビラコ属1-A 372
【S24】Youngia (gracilipes)/キク科オニタビラコ属
これも馴染みのある花だが、イメージはニガナ属のオオジシバリ。どこの国でも里山に馴染んでいる。

Taraxacum sp. /キク科タンポポ属2-A 373 Taraxacum sp. /キク科タンポポ属2-A 374
【S25】Taraxacum sp. /キク科タンポポ属
公共施設の芝生の中に点在し花をつけている。愛らし花をつけるので芝刈りされずに咲いている。日本でもお馴染みの市街地に適応した植物。

Scutellaria scordifolia シソ科タツナミソウ属3-A 381 Scutellaria scordifolia シソ科タツナミソウ属3-A 384 Scutellaria scordifolia シソ科タツナミソウ属3-A 385
【S26】Scutellaria scordifolia /シソ科タツナミソウ属
この花も芝生に点在し花を咲かせている。以前モンゴル高原でも出逢った花。日本のタツナミソウのイメージとは大分違い横幅がある。ナミキソウの仲間。

Populus alba /ヤナギ科ヤマナラシ属4-A 398 Populus alba /ヤナギ科ヤマナラシ属4-A 396 Populus alba /ヤナギ科ヤマナラシ属1a-A 400
【S27】Populus alba /ヤナギ科ヤマナラシ属
中国では同じヤナギ科でもヤマナラシを『楊』、ヤナギを『柳』と漢字を使い分けている。風媒花で果実は綿毛に包まれこれも風に乗って遠くまで運ばれる。『柳絮(りゅうじょ)』と呼ばれ初夏の風物詩となる。この時期まで枝先に残る綿毛は埃にまみれゴミでも絡んでいるようで美しくはない。


◆群加のチベット村で出会った植物◆

風景-A 289 風景A 283
村の近くを散策。キンロバイ・ギンロバイ(バラ科)は家畜が食べないため点在している。畑にはジャガイモ・ナノハナ・ムギなどが栽培されている。
畑-A 284 畑-A 285 ハダカムギ
ジャガイモ畑の隣に麦畑がある。チベット語でお酒は「チャン」。青麦からつくられるお酒が「ジュチャン」。写真で穂が垂れているチンコー麦(高地で育つ裸麦の1種)からつくられるお酒が「ニーチャン」兄ちゃん?web検索すると「ネーチャン」姐ちゃん?とある。これでは「姐ちゃん酒!」になってしまう。自家製の裸麦酒 は蒸留せずアルコール度は15度ぐらい。


◆といった断片的な記憶に対して同行のN氏より以下のメールが届きました。
◇穀類チベット語mini講座
チベット語:nas ラサ音:「ネー」は、ハダカムギ (Hordeum vulgare)漢語で「青稞(チンコー)」
チベット語:gro ラサ音:「ド」(人と場所により「ドゥ」「ジョ」「ジュ」)は、コムギ (Triticum aestivum)
チベット語:bras ラサ音:「デー」は、イネ (Oryza sativa)
◇チベットの酒の原料と名前
・ハダカムギ原料の醸造酒 ⇒ ネーチャン~二―チャン、
・コムギ原料の醸造酒 ⇒ ドチャン~ジョチャン~ジュチャン、
・コメ原料の醸造酒 ⇒ デーチャン
◆今回のメンバーは実に多才な経歴をお持ちの方が多く、「麦畑」ひとつで話題が広がる。N氏は学者肌、今回のメール見ながら風貌が言語学者の金田一春彦氏とダブってきた。


★セリ科植物から後半に掲載しています。



◆◇◆ 西寧・ラサの冬虫夏草店 ◆◇◆

西寧でもラサでも市内いたるとこに冬虫夏草の店が目につく。

冬虫夏草看板-B 719
ラサで見つけた冬虫夏草の看板。横3mほどもある。なぜか日本のカニ料理店の看板を思い出す。(ラサにて)
冬虫夏草店-B 720 瓶に入れられた冬虫夏草-B 722 瓶に入れられた冬虫夏草-B 723
瓶の中にきれいに並んだ冬虫夏草。この採取で財を築いた現地人もいると聞いた。果たして効能は?コウモリガの幼虫に寄生した冬虫夏草。まるでビスケットかポッキーが並ぶよう。
ヤク牛看板-B 661 ヤク牛看板拡大-B 661
中央の看板「ヤク牛が冬虫夏草を食べ我々はその牛を食べる」てなことが書かれている。これ洒落だろうか?

■冬虫夏草■
昆虫などを宿主として成長するキノコで、意外にも高温多湿の日本は冬虫夏草の宝庫。
子嚢菌の仲間のバッカクキンが主な感染菌となる。昆虫以外にダニ、クモにも取りつき梅雨から夏にかけ子実体(きのこ)を形成する。「冬虫夏草」は中国で命名され漢方薬として利用される。

詳しくは↓
◆冬虫夏草ハンドブック 



◇チベットで出逢った植物blogはこちらから↓
◆チベットに咲く青いケシ
◆西寧周辺で出逢った植物46種【後半】(PartⅡ)
◆ラサ周辺で出逢った植物66種【前半①】(PartⅢ)
◆ラサ周辺で出逢った植物66種【後半①】(PartⅣ)



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テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

西寧(標高2,250m)のチベット村周辺で出逢った植物。後半の19種を紹介。次の目的地ラサへ向かう青蔵鉄道の様子も載せています。

■チベットに咲く花■(PartⅡ)
西寧周辺で出逢った植物46種【後半】


西寧周辺で出逢った植物46種の後半です。近郊ののチベット村周辺で出逢った山野草の数々。これほど多くの植物に出逢うとは思わなかった。写真の整理にひと苦労するうれしい悲鳴!

チベット医学の教育機関である「青海大学蔵医学院」の鉱物・薬草などの図書で調べたが、有用植物は載っていても、薬学に使わない植物の記載はない。薬学の本なので当然といえば当然で、記載のない植物名をどう調べたらよいのか…?

結局帰国後に「ヒマラヤ植物大図鑑」を基本に植物名を確認することになる。しかし「シオガマギク属」「イワベンケイ属」など種分化が多く特殊化している植物はよく似ていて判別が難しい。判断し難いものは( )付で表示しても、いくつか未確定の植物が残る。そこで判明後追記することにして全数掲載しています。


カラマツソウ2-A 246 トリカブト属A 125 ツリガネニンンジン属A 168 ミシマサイコ属A 205
キジムシロ属「金露梅」A 077 ウスユキソウ属14-A 088 シオガマギク属A 295 イブキトラノオ属A 178
写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)


◆西寧(シーニン)後半

西寧より南西40㎞ほどのところ「群加」という地名がある。この周辺を散策しチベットの村にて昼食。そしてまた近くの草原を散策する。西寧のホテルからどの方向へ行くとも知らずバスに乗り込んだため、後からこの村の位置を知ることになる。なんともガイド任せの呑気な旅である。そして現地ガイドの「Noko」さんは一行が散策中にチベット料理を用意してくれた。


◆チベットの民家で昼食
民家で昼食-A 265 民家で昼食-A 266
チベット村のゲート。道路脇は大きなポプラ並木、畑の周囲は家畜が侵入できないように刺のあるメギの枝が積まれている。
民家で昼食-A 274 民家で昼食-A 277
バター茶(ジャ・スンマ)、パン、バターが並ぶ。バター茶はそうそう飲めない。次にバター茶の入った椀に「ツァンパ(大麦を炒って粉にしたもの)」を注ぎ手でこね団子にして食べる。とても質素だが「ムギこがし」の味がして懐かしい。メインの野菜とヤギ肉のスープは脂っこい中華料理が続いていたので、思わず“おかわり”。
チベット村にてIMG_1070 チベット村にてIMG_1082
昼食を戴いた民家の家族。孫とおばあちゃん、さらに元気な曾おばあちゃんまで登場。


■《セリ科》

Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属3-A 173 Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属3-A 174 Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属3a-A 174
Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属12-A 204 Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属12-A 205 Bupleurum  (thomsonii)/ミシマサイコ属12a-A 205
【S28】Bupleurum (thomsonii)/ミシマサイコ属
セリ科で黄色の花をつける種。柴胡(さいこ)は漢名で根を乾燥したもの。解熱、解毒、鎮痛に利用され、静岡の三島で生産されたことに由来する。
チベット名;スィラ・カルポ/チベット医学では肺の熱を鎮めるために用いられます。


■《ジンチョウゲ科》

Stellera chamaejasme /ステレラ属8-A 186 Stellera chamaejasme /ステレラ属8-A 187 Stellera chamaejasme /ステレラ属8-A 188
Stellera chamaejasme /ステレラ属13-A 206 Stellera chamaejasme /ステレラ属13-A 207 Stellera chamaejasme /ステレラ属13a-A 207
【S29】Stellera chamaejasme /ステレラ属
根茎の頂部から花茎がたくさん伸ばすので、刈込んだように球状に揃って花をつける。岩、石垣の間からよく芽を伸ばしている。
チベット名:レチャクパ/紙の原料に用いられてきました。少し毒性があるので虫食いの心配がありません。医学的には「腫れものを取り去る」とされています。


■《マメ科》

Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属6-A 182 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属6d-A 122 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属6e-A 122
【S30】Oxytropis (kansuensis)/オヤマノエンドウ属
この日は曇り、淡い黄色の花が一際きれいに映えていた。砂礫質の草地に生息し根茎が長く伸びると解説にある。

Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属8-A 127 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属8-A 129 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属8-A 128
Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属2-A 170 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属8-A 130 Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属2-A 171
【S31】Oxytropis sp./オヤマノエンドウ属
花が多いため自立できずに葉の上に倒れるように咲いている。マメ科の勢力が強い。これも根粒菌のなせる業だろうか。どこにも生育している。
チベット名:セーナク/毒の病に効くとされます。


■《フウロソウ科》

Geranium sp./フウロソウ属4-A 053 フウロソウIMG_0982 Geranium sp./フウロソウ属4-A 055
【S32】Geranium sp./フウロソウ属
日本のゲンノショウコや最近侵入してきたアメリカフウロと同じ仲間。アメリカフウロは繁殖力旺盛で手に負えない悪役的存在だが、高山で出合うフウロソウの仲間は別格の美しさがある。
チベット名:リ・ガドゥル/チベット医学では真っ赤な根っこを薬に用います。毒が原因の熱を鎮めるとされます。


■《バラ科》

Potentilla  glabla /キジムシロ属10-A 070 Potentilla  glabla /キジムシロ属10a-A 073 Potentilla  glabla /キジムシロ属10-A 072
【S33】Potentilla glabla /キジムシロ属
よく似た種が多く同定が難しいグループ。黄色の花が多いが白・橙・紅などがある。現地名で白い花を「銀露梅」(ギンロバイ)、黄色の花を「金露梅」(キンロバイ)と色分けし呼んでいた。

Potentilla  fruticosa /キジムシロ属16-A 157 Potentilla  fruticosa /キジムシロ属11-A 075 Potentilla  fruticosa /キジムシロ属11b-A 077
【S34】Potentilla fruticosa /キジムシロ属
牧草地で一番目につく。家畜の食害を受けないためこの灌木ばかりが生き残っている。家畜の忌避物質があるらしい。多くの変種があり見分けは容易ではないことが「ヒマラヤ植物大図鑑」に記されている。
チベット名:ペン・ナク/(金露梅)チベット医学では、乳房の腫れを鎮めるとされています。


■《アブラナ科》

(Barbarea sp.)/アブラナ属3-A 112 (Barbarea sp.)/アブラナ属3-A 113
【S35】(Barbarea sp.)/アブラナ属
村の周囲の畑にはアブラナ、ジャガイモ、ムギが栽培されていた。黄色い花を遠目に眺めて何の花かと近付いてみれば“菜の花”。この時期に花が咲いているのも以外だった。これらの栽培種のこぼれ種が花をつけたらしい。
チベット名:ペーカ

Raphanus sp. /ダイコン属17-A 255 Raphanus sp. /ダイコン属17-A 256
【S36】Raphanus sp. /ダイコン属
薄紫を帯びた4弁の花。ハマダイコンのような感じがする。日本で大根が野生化したものといわれれるが、人里近くで咲いているので栽培種が逸出したのかもしれない。

Thlaspi (arvense)/グンバイナズナ属4-A 114 Thlaspi (arvense)/グンバイナズナ属4-A 115 Thlaspi (arvense)/グンバイナズナ属4-A 116
【S37】Thlaspi (arvense)/グンバイナズナ属
果実が軍配の形をしているためこの名があるが、それにしても大きく立派な果実をつけていた。花も葉も終わり、成熟した果実だけが目立っていた。
チベット名:テガ/腎臓、膀胱、前立腺の病に効果があるとされます。


■《キンポウゲ科》

Ranunculus sp. /キンポウゲ属7-A 062 Ranunculus sp. /キンポウゲ属7-A 063
【S38】Ranunculus sp. /キンポウゲ属
タガラシに似てここでも雑草のようだ。光沢ある花弁と集合果が特徴。
チベット名:チェツァ/花を食べると舌(チェ)に辛味(ツァ)を感じることから名づけられました。チベット医学では胃の熱を高めるとされています。

Clematis tangutica /センニンソウ属9-A 067 Clematis tangutica /センニンソウ属9-A 069
Clematis tangutica /センニンソウ属5-A 118 Clematis tangutica /センニンソウ属5-A 119 Clematis tangutica /センニンソウ属5-A 120
【S39】Clematis tangutica /センニンソウ属
不安定な砂礫斜面で地面を這うようにつるを伸ばしている。ところどころでほかの植物などに絡みながら花を咲かせている。そのため瓦礫地が背景になることが多い。
チベット名:イーモン/チベット医学では胃の熱を高めるとされます。地方によっては、この草で保温をしながらお酒を醸造します。

Aconitum kongboense /トリカブト属5-A 223 Aconitum kongboense /トリカブト属17-A 159 Aconitum kongboense /トリカブト属11-A 200
Aconitum kongboense /トリカブト属17-A 158 Aconitum kongboense /トリカブト属11-A 242 Aconitum kongboense /トリカブト属17-A 162
Aconitum kongboense /トリカブト属5-A 224 Aconitum kongboense /トリカブト属17-A 160 Aconitum kongboense /トリカブト属11-A 201
【S40】Aconitum kongboense /トリカブト属
村近くの草原を散策中に一際背の高い薄紫の花をつけた一群が見えてきた。あまりに伸びすぎ倒れかかっているものもあり、だらしなく勝手に伸びている感がある。花の形に特徴あるトリカブトの一群であった。
チベット名:ボンガ・ナクポ/黒い(ナク)ロバ(ボンク)という意味です。花の形をロバの顔に喩えています。チベット医学では猛毒の根から毒を除去したもの(附子といいます)を感染症や鎮痛剤として用いています。
Aconitum kongboense /トリカブト属5-A 226 Aconitum kongboense /トリカブト属5-A 225 Aconitum kongboense /トリカブト属5-A 227
うす紫色の花を一つ分解してみた。兜の頭の位置深くに蜜を蓄えた距(きょ)があり、入り口付近に雄しべがまとまっている。ちょうどこの筒の大きさのハナバチがいるのだろう。奥深くの蜜腺を求め立ち入れば花粉がしっかり体につく。花の構造に秘められた策略に改めて感心してしまう。この花は雄しべの成熟期を過ぎ、雌しべが顔をだし成熟している時期の花。

Aconitum gymnandrum /トリカブト属18-A 259 Aconitum gymnandrum /トリカブト属18-A 257 Aconitum gymnandrum /トリカブト属14-A 152
Aconitum gymnandrum /トリカブト属13-A 082 Aconitum gymnandrum /トリカブト属13-A 083 Aconitum gymnandrum /トリカブト属13-A 084
Aconitum gymnandrum /トリカブト属7-A 126 Aconitum gymnandrum /トリカブト属7-A 125 Aconitum gymnandrum /トリカブト属18-A 260
【S41】Aconitum gymnandrum /トリカブト属
トリカブトの特徴である烏帽子や昆虫に花粉をつけるための仕掛けが解かれてしまっている。ある学説では“虫媒花”から“風媒花”へ移行しているためとある。「ヒマラヤ植物大図鑑」にも記載がなくトリカブトの仲間とはわかっても学名にたどり着くのに手間がかかった一種。

Thalictrum foliolosum /カラマツソウ属9-A 190 Thalictrum foliolosum /カラマツソウ属9-A 193 カラマツソウ2-A 246
カラマツソウ-A 246 Thalictrum foliolosum /カラマツソウ属9-A 194 カラマツソウ-A 194
【S42】Thalictrum foliolosum /カラマツソウ属
日本の山でもおなじみのカラマツソウの仲間。微細な花の表情が美しい。ちょうどこの日は曇りで、山を背景にしてマクロ撮影がうまくできた。萼片は早くに落下、花弁がないため花糸とその先につけた葯だけが目立つ。一部受粉した“そう果”が成長している。


■《ナデシコ科》

Silene (moorcroftiana) /マンテマ属6-A 228 Silene (moorcroftiana) /マンテマ属6-A 229 Silene (moorcroftiana) /マンテマ属6-A 230
Silene (moorcroftiana) /マンテマ属6-A 231 Silene (moorcroftiana) /マンテマ属7-A 243 Silene (moorcroftiana) /マンテマ属7-A 244
【S43】Silene (moorcroftiana) /マンテマ属
白花、赤味を帯びた花がある。「ヒマラヤ植物大図鑑」では上向きに咲くとあるため、種小名はカッコつき。群落では風船のように膨らんだ萼筒がいたるところに並んで見える。
チベット名:ルクスク/石鹸の代用品として用いられていたそうです。サポニンがたくさん含まれていることをチベットの人たちは経験的に知っていたのでしょう。


■《タデ科》

(Polygonum sp.) /タデ属16-A 253 (Polygonum sp.) /タデ属16-A 254
【S44】(Polygonum sp.) /タデ属
葉柄基部の托葉が茎を包んでいることでタデの仲間。花がまばらでサクラタデのよう。

Bistorta vivipara /イブキトラノオ属1-A 043 Bistorta vivipara /イブキトラノオ属1-A 044 Bistorta vivipara /イブキトラノオ属1-A 045
Bistorta vivipara /イブキトラノオ属5-A 177 Bistorta vivipara /イブキトラノオ属5-A 179 Bistorta vivipara /イブキトラノオ属5-A 178
【S45】Bistorta vivipara /イブキトラノオ属
白い花序をいくつも伸ばして群生している。花茎は分岐しないで直立するためこの植物の葉がどれなのか分かりにくい。根生葉で細長く多少波打った葉を横に伸ばしている。
チベット名:ラガン


■《イラクサ科》

Urtica dioica /イラクサ属15-A 154 Urtica dioica /イラクサ属15-A 155 Urtica dioica /イラクサ属15-A 156
【S46】Urtica dioica /イラクサ属
どこにでも生えていたイラクサ。全体に刺毛があり、細く折れやすい。痛いばかりで利用できないと思っていたら現地では食用にするという。うっかり触ると痛みがいつまでも残る。気を付けていても何度かこの痛みを味わってしまった。





☆確定できていないため調査中の植物



3-A 050 3a-A 050 3-A 051
【a】キク科と思われるが植物名は未確定

17-A 096 17-A 097 17-A 098
【b】ユリ科アマナ属のように見えるが、葉の状態が・・・?未確定



★ラサ周辺の植物は PartⅢでご紹介します。



◆◇◆ 青蔵鉄道でいよいよラサへ ◆◇◆

平均標高4,000m以上の青蔵鉄道。西寧よりラサまで2,000km。丸々1日がかりの寝台車の旅。途中コルムドで機関車を3連結し、崑崙山峠(標高4,767m)タングラ峠(標高5,072m)を駆け抜け、ラサ(標高3,658m)へ到着する。寝ているときはともかく、2等寝台の3段ベットの下段と通路にある椅子で過ごすしかなく、同じ姿勢で腰が痛くなる。思いのほか体力を消耗した。

寝台特急-A 426
乗車したのは列車の中間あたり、外人観光客も多く西寧の駅は夜半にもかかわらず送迎の車やタクシーでごった返していた。ガイドがいなければ乗車も容易ではない。
連結機関車-A 417
高地を登るためコルムドから機関車が重連結される。
車掌-A 430 駅売店-A 428 行先案内-A 429
途中コルムドで連結のため一時車外に降りて体をほぐすが、酸素が少ないためか少々息苦しい。
せっかくの停車とばかり、写真と撮ったりしている観光客に乗車を促す車掌。
駅の売店と行先表示版にも異国を感じる。
食堂車-A 450 食事-A 447
食堂車の様子。蒸しパン、お粥となん品か惣菜のつけ合わせがある。中華の油炒めばかりで少々胃が疲れていたので、お粥に持参のふりかけにした。こういった時のふりかけはことのほか旨く感じる。
気圧が低くなり膨らんだ食料-A 478 車内販売のアイスクリーム-A 487
気圧が低くなり持参のレトルト食品もパンパンに膨らむ。車内販売の3色アイス、何か懐かしい気がする。
酸素供給口-A 415 酸素の濃度測定-A 460
崑崙山峠近くの高所では、各ベットの枕の横の酸素供給口から酸素が供給される。通常の80%濃度が保たれる。
血液中の酸素濃度を測ることが日課となった。指の静脈の波長から測定できる優れもので、今は90、深呼吸すると3^4ポイント上がる。とても感度がいい。下段の数字は脈拍数。



【血液酸素濃度測定器】

指を差し込むだけで簡単に測定できます。携帯しやすいサイズです。
定期的に測定することで高所順応できているか確認できる優れもの
高山病予防対策にお薦めです。

←詳細はこちら





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◆チベットに咲く青いケシ
◆西寧周辺で出逢った植物46種【前半】(PartⅠ)
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ラサ近郊でフラワートレック。青いケシをはじめ次々高山植物に出逢える。66種の植物を前半・後半に分け310枚の写真とともに紹介しています。

■チベットに咲く花■(PartⅢ)
ラサ周辺で出逢った植物66種【前半①】


ラサの東50㎞、標高4,200mの丘にガンデン寺がある。その周囲にある巡礼路は、青いケシをはじめに高山植物の宝庫でもある。西斜面から北、東、南斜面へ一周しながらフラワートレックが楽しめる。斜面の向きに合わせ植物種が入れ替わり、次から次へと咲き誇る高山植物に出逢える。眺めも素晴らしく時を忘れる至福のひと時となる。

しかし、携帯できる花のガイドブックがない。ラサ一番の書店で探したが見つからない!
そこで、帰国後「ヒマラヤ植物大図鑑」を拠り所に出逢った植物としてまとめてみました。ラサ周辺で出逢った植物66種の前半。旅行記も織り交ぜていますのでお楽しみいただけると幸いです。

Taraxacum sikkimense/タンポポ属a-B 337 Myosotis sp./ワスレナグサ属6c-B 581 Gentianopsis (barbata) /タカネリンドウ属a-B 467 Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属B 317
Pedicularis sp./シオガマギク属B 462 Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属B 580 Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1-B 425 Rosa sericeaの刺 /バラ属B 349
(写真内をクリックすると、拡大してご覧いただけます)


◆ラサ(前半)

青蔵鉄道の長旅の末やっとラサに到着。西寧を夜半に出発し、ラサへ到着したのも夜半であった。ホテルはジョカン寺やその周辺の環状バザールへも歩いてすぐの位置。テラスからはポタラ宮もよく見える。外国人の立ち入りが2カ月ほど制限されていたためか外人観光客が少ない。海外旅行先で日本人に合わない貴重な?旅となった。

日程6日目。脂っこい中華料理に胃も疲れ気味だが、西寧での滞在が功を奏し高山による頭痛などは起きていない。今日はポタラ宮、明日は高山植物の咲くガンデン寺散策が予定されている。
ヒマラヤ山脈・崑崙山脈など一連の隆起とともに形成されたチベット高原。東アジアの植物と西アジアの植物が進出し乾燥した過酷な環境で固有種を進化させてきた。こんなことを考えるとどんな植物に出逢えるのかワクワクしてくる。そして、期待以上に高山植物が咲き誇るなかでの素晴らしい散策となる。


◆ツアー名
 風の旅行社企画 『青海チベット高原・薬草の旅9日間』 7月26日^8月3日

◆薬草の旅案内人
《小川康氏の横顔》

小川氏横顔DSC01125 (文字通りの横顔写真)
チベット圏以外から初合格したアムチ(チベット医)である。
東北大学薬学部卒業の薬剤師。薬草学、自然治癒力、自然観察に造詣が深い。

《自己紹介》
幼い頃、大自然に囲まれた故郷富山で、兄と一緒によく宝探しごっこをして遊んだものでした。兄が「がらくた」という名の宝を隠し、兄の作ったヒントを頼りにそれを私が探しに出かけるという遊びなのですが、私にとってチベット医学の原点はここにあるのかもしれません。そう、薬草という名の宝探し、それも今度はヒマラヤという世界一広大な遊び場に隠された宝を探しに出かけるのです。さあ皆さんもヒマラヤの宝探しに出かけませんか。草を楽しむ、これこそが薬でありチベット医学の真髄なのです。その楽しさが草に伝わり、それが薬となって患者さんを癒すのですから。

今回、植物の解説に『薬草学のコメント』を書いて戴いています。(青い字の部分)



◆チベット医学の聖典

20111.09.四部医典表紙 001
チベット『四部医典タンカ』日本版の表紙。全80編が掲載されている。
“渋い”?“担架”?素養のない私にはどちらも聞いただけでは何のことやら分からなかった。
現地薬草タンカ-A 358 現地薬草タンカ-A 362 現地薬草タンカ部分-A 358 (一部拡大)
チベット医学の基本を系統的に描いたもので17世紀ころから作成された医学聖典。薬草のタンカには数々の薬草が描かれ同定の基準になっている。古の時代から薬草学が発展していたことがうかがえる。


★『天の花回廊』
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吉田外司夫(よしだ・としお)著
2000.朝日新聞社
★★★☆☆ 難易度
★★★★★ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★★ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価

ヒマラヤ・中国横断山脈の高山に咲く植物の写真集
低気圧、低温、乾燥、風雪に耐え、瓦礫地に生育する貴重な植物
過酷な環境に生育する貴重な植物の世界が紹介されています。




◆咲き誇る山野草の草原、高山植物の巡礼路を散策

トレッキングの様子IMG_0953 観察中DSC01022 巡礼路11-B 447
チベット村周辺で薬草散策中(左)・ガンデン寺周辺の高山植物に魅せられる(中)・巡礼路(右)


■【キク科】

Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属0-B 402 Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属0-B 401
Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属5-B 360 Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属5-B 364 Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属5-B 362
【R1】Ligularia rumicifolia /メタカラコウ属
日本のメタカラコウと葉の形が大分違う。花はツワブキを思い出す。日当たりよい法面に群生してよく目立つ存在。
チベット名:リショ/頭頂に黄色い花を付けている姿が吉祥とされます。熱性の病に効果があるとされます。縁起がいいことから薬草鑑別試験の最後の問題はリショと決まっています。ヒマラヤの大自然の中で試験を終えた学生は順番にリショを右手に掲げて吉祥の言葉を叫ばなくてはならないという変わった伝統が受け継がれています。

Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属1-B 290 Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属1a-B 287
Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属1-B 291 Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属1-B 288 Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属1-B 289
【R2】Nannoglottis (hookeri) /ナンノグロッティス属
聞きなれない属名の植物。砂礫の法面にいくつも点在している。黄色の花を叢生しているのでよく目立つ。

Pulicaria (insignis)/プリカリア属7-B 379 Pulicaria (insignis)/プリカリア属7-B 380 Pulicaria (insignis)/プリカリア属7-B 381
【R3】Pulicaria (insignis)/プリカリア属
これまた聞きなれない属名の植物。中心の筒状花の割合が大きい。砂礫地の岩の間から顔を出していた。
チベット名:ミンチェン・セルポ/名のある黄色い花、という意味です。主に感染症に用いられます。

Taraxacum sikkimense /タンポポ属12-B 336 Taraxacum sikkimense /タンポポ属12-B 337 Taraxacum  sikkimense/タンポポ属12-B 338
【R4】Taraxacum sikkimense /タンポポ属
ヒマラヤ・ネパール・パキスタンの高山帯に生育する白花タンポポの仲間。頭花中心は黄色を帯びグラデーションが綺麗な花。

Taraxacum sp./タンポポ属5-B 171 Taraxacum sp./タンポポ属5-B 172
【R5】Taraxacum sp./タンポポ属
花の割に葉が小さく目立たない。街中の草地でよく見かける。

Aster sp./シオン属8-B 188 Aster sp./シオン属8-B 189
【R6】Aster sp./シオン属
アスターの仲間と思われる。この仲間はとにかく分類がややこしい。図鑑と写真からでは判断できない。ここではまとめて“野菊”が無難。

Gnaphalium affine /ハハコグサ属11-B 205 Gnaphalium affine /ハハコグサ属11-B 207 Gnaphalium affine /ハハコグサ属11あB 206
【R7】Gnaphalium affine /ハハコグサ属
日本でも春の七草の一種にもなり身近な存在。学名も同じG.affine。日本のものと同じように見えても学名が違うことが多い中で、同じであると不思議と親しみがわいてくる。
チベット名:ガンダバダ/ガンダはサンスクリット語で「芳香」という意味です。よい香りがする薬草です。

(Senecio sp.)/キオン属5-B 244 (Senecio sp.)/キオン属5-B 245 (Senecio sp.)/キオン属5-B 247
【R8】(Senecio sp.)/キオン属
ノボロギクの仲間と思われる。筒状花だけの花が多い。ヨーロッパ原産の外来種だろうか。舌状花がないので咲いているようないないような花。

Saussurea(stoliczkae)/トウヒレン属3-B 460 Saussurea(stoliczkae)/トウヒレン属3-B 461 Saussurea(stoliczkae)/トウヒレン属3a-B 460
【R9】Saussurea(stoliczkae)/トウヒレン属
ロゼット状に葉をつけ中心に頭花を1つつけている。花はトウヒレン、葉はタンポポのよう。葉や茎に刺がないのでアザミではない。高地にいることを実感させられる植物。
チベット名:タカタチュン

Saussurea (calophylla)/トウヒレン属13a-B 284 Saussurea (calophylla)/トウヒレン属13-B 282 Saussurea (calophylla)/トウヒレン属13a-B 283
【R10】Saussurea (calophylla)/トウヒレン属
ロゼット状に葉をつけ中心に頭花が固まっている。まだ咲いていないので一見するとトウヒレンとは思えない。近くに咲いている個体がないか探したが見つからない。残念!
チベット名:ソルゴン(毛菊)


■【モリナ科】

Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1-B 423 Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1-B 407 Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1-B 408
Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1a-B 409 Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属1-B 425 Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属7a-B 425
【R11】Cryptothladia polyphylla /クリプトスラティア属
一見アザミのようだが、刺のある葉の基部ごとに花らしからぬ花をつけている不思議な植物。マツムシソウに近縁のモリナ科とある。聞いたこともない科の植物だった。
・チベット名:チャンツェル/チャン(狼)ツェル(棘)という意味です。吐剤として用いられるとされます。棘があるわりには、牛やヤクが好んで食べるそうです。


■【キキョウ科】

Campanula sp. /ホタルブクロ属13-B 220 Campanula sp. /ホタルブクロ属13-B 224 Campanula sp. /ホタルブクロ属13a-B 222
【R12】Campanula sp. /ホタルブクロ属
乾燥した寺院の石垣の間に根を張り花を咲かせていた。右の花はめしべの先が3裂し成熟し始めたところ。
チベット名:ザティカ

Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属10-B 498 Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属10-B 506 Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属10-B 508
Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属10b -B 498 Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属10-B 507 1Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属0a-B 506
【R13】Adenophora himalayana /ツリガネニンジン属
30^40cmに伸ばした茎の先に花をつける。茎の葉も細いので花だけが目立つ。写真も上下2部に分けないと撮りきれない。


■【スイカズラ科】

lonicera sp. /スイカズラ属7-B 310 lonicera sp. /スイカズラ属7-B 311 lonicera sp. /スイカズラ属7-B 313
【R14】Lonicera sp. /スイカズラ属
紫色の花がセットで並んでいる。一つ摘んで筒の下を吸ってみた。かすかに甘い蜜の味がする。筒が長く蝶でなければ蜜にありつけない。ハナバチや甲虫は見るが蝶が飛んでいるのを見ていない。ポリネーター(花粉媒介)となる蝶がいるのだろうか。



★続きはココをクリックしてください ⇒ ラサ周辺で出逢った植物66種【前半②】


テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

『チベットに咲く花』ラサ周辺で出逢った植物【前半①】の続きです。

■チベットに咲く花■(PartⅢ)
ラサ周辺で出逢った植物66種【前半②】


◆ラサ(前半②)



■【ゴマノハグサ科】

Lancea tibetica /ランケア属6-B 368 Lancea tibetica /ランケア属2-B 458 Lancea tibetica /ランケア属2-B 459
Lancea tibetica /ランケア属12 -B 448 Lancea tibetica /ランケア属6-B 366 Lancea tibetica /ランケア属6-B 369
【R15】Lancea tibetica /ランケア属
tibeticaとチベットの地名を冠した名前を持つ。日本にあるムラサキサギゴケ、トキワハゼと同じゴマノハグサ科。花の下唇に斑紋があり3裂している。
チベット名:パヤク・ツァワ/肺の病気に効果があるとされます。
Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属5-B 577 Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属5-B 575 Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属5-B 580
【R16】Pedicularis (alaschanica)/シオガマギク属
上唇がくちばし状にねじれる種類。象の鼻に似ているため勝手に「黄色い象」「赤い象」と呼んで覚えた。半寄生植物でヒマラヤに多種生育しているという。標高の高い地で急に目にすることが増えてきた植物。

Pedicularis sp./シオガマギク属4 -B 462 Pedicularis sp./シオガマギク属4 -B 463 Pedicularis sp./シオガマギク属B 462
【R17】Pedicularis sp./シオガマギク属
シオガマギクのなかでも上唇が長い種類。この「赤い象」“鼻”が長く口に餌を運ぶ様子によく似ている。

Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属2-B 526 Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属2-B 530 Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属2-B 527
Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属8-B 550 Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属2-B 528 Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属8-B 548
【R18】Pedicularis (oliveriana)/シオガマギク属
上唇がくちばし状にねじれる種類。どれも“右”にねじれる。ポリネータのハナバチとの共進化と夏に雨が多いこの地方に特化したらしい。

Pedicularis sp./シオガマギク属5-B 417 Pedicularis sp./シオガマギク属5-B 418
【R19】Pedicularis sp./シオガマギク属
これもシオガマギクノ仲間か。シオガマギクが実に多様化している。同じように見えても花の造りが少し異なるものが多く、先程見たのと同じ種なのか別なのか判断し難い。
・チベット名:ルクル・ムクッポ/突起の部分を羊(ルク)の角(ル)に喩えています。ムクッポは紫という意味です。ランナ(西寧のS14)と異なり、花弁が三枚あります。

Veronica cephaloides /クワガタソウ属10-B 555 Veronica cephaloides /クワガタソウ属10-B 557 Veronica cephaloides /クワガタソウ属10-B 558
【R20】Veronica cephaloides /クワガタソウ属
草丈20^30cmで全体が白い毛で覆われている。よく見ていないと見落としてしまいそう。うす紫色の可愛い花をたくさんつけている。イヌノフグリと同じクワガタソウの仲間。
チベット名:パシャ/高血圧など血の病に処方されます。


■【シソ科】

Phlomis sp./フロミス属10-B 325 Phlomis sp./フロミス属10-B 326 Phlomis sp./フロミス属10-B 328
【R21】Phlomis sp./フロミス属
花茎に節ごとに輪散花序をつけている。段々状に花序をつけるので遠くからでもすぐわかる。近付いて見ると細かな毛に覆われているのがわかる。

Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属7-B 426 Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属7-B 427 Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属7-B 428
Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属9-B 435 Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属9-B 436 Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属9-B 437
【R22】Dracocephalum (tanguticum)/ムシャリンドウ属
高山帯の砂礫層に分布。片側一方に花をつけている。下唇に斑紋がある。

Plectranthus sp./ヤマハッカ属3-B 295 Plectranthus sp./ヤマハッカ属3-B 296 Plectranthus sp./ヤマハッカ属3-B 298
Plectranthus sp./ヤマハッカ属4-B 359 Plectranthus sp./ヤマハッカ属4-B 357 Plectranthus sp./ヤマハッカ属4-B 358
【R23】Plectranthus sp./ヤマハッカ属
下唇が2裂して突き出している独特の表情をしている。2つずつ対に並んでいるのが印象的。小さいがよく見ると魅力的な花。


■【ムラサキ科】

(Eritrichium nanum /ミヤマムラサキ属)11-B 277 (Eritrichium nanum /ミヤマムラサキ属)11-B 279 (Eritrichium nanum /ミヤマムラサキ属)11a-B 279
【R24】(Eritrichium nanum /ミヤマムラサキ属)
微妙に表情の違う花が見つかる。花筒の黄色部の異なる種が多い。花冠に鱗片があるとキュウリグサ属になる。ワスレナグサとキュウリグサでは、イメージがかなり違ってしまう。

Myosotis sp. /ワスレナグサ属6-B 581 Myosotis sp. /ワスレナグサ属6-B 593 Myosotis sp. /ワスレナグサ属6-B 594
Myosotis sp. /ワスレナグサ属5-B 539 Myosotis sp. /ワスレナグサ属6a-B 581 Myosotis sp. /ワスレナグサ属6c-B 581
【R25】Myosotis sp. /ワスレナグサ属
ドナウ川岸辺に咲いていたこの花を恋人のために摘もうとして急流に飲み込まれ花を投げながら『私を忘れないで』と言い残した伝説により『forgot me not』が英名になる。

(Hackelia sp./イワムラサキ属)11-B 606 (Hackelia sp./イワムラサキ属)11-B 607 (Hackelia sp./イワムラサキ属)11-B 608
(Hackelia sp./イワムラサキ属)B 610 (Hackelia sp./イワムラサキ属)11-B 605 (Hackelia sp./イワムラサキ属)11-B 611
【R26】(Hackelia sp./イワムラサキ属)
花序の先端がクルリと巻くことから、サソリ状花序と呼ばれ学名にも反映させている。サソリ状花序がきれいに巻いている。ヨーロッパ原産のワスレナグサは M.scorpioides。 種小名のscorpioidesの意味は「サソリの尾のような」。


■【リンドウ科】

Gentiana sp. /リンドウ属1-B 474 Gentiana sp. /リンドウ属1-B 451 Gentiana sp. /リンドウ属1-B 475
【R27】Gentiana sp. /リンドウ属
礫まじりの草陰からブルーの花を伸ばしている。見えるのは花だけで、そのブルーが一際美しく映る。小さな花だが、枝先に一輪つけている花がリンドウに占める割合は 不釣り合いなほど大きく精一杯の花を咲かせている感がある。日本のフデリンドウ、コリンドウを思い出す。
チベット名:チャクティク・ナクポ/チャク(鉄)ティク(苦い)ナクポ(黒い)という意味です。

Gentianopsis (barbata) /タカネリンドウ属5 -B 465 Gentianopsis (barbata) /タカネリンドウ属5 -B 467 Gentianopsis (barbata) /タカネリンドウ属5 -B 466
【R28】Gentianopsis (barbata) /タカネリンドウ属
花が開いているときに巡り会えた貴重な写真。日が差さす日中しか開花しないので、写真を撮るのに一苦労する。真上にすっと蕾を伸ばし端正でとても美しい。


■【イソマツ科】

Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属8-B 315 Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属8-B 316 Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属10-B 275
Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属8a-B 315 Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属8-B 317 Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属8a-B 317
【R29】Ceratostigma minus /ケラトスティグマ属
ヒマラヤ原産の半常緑の灌木。花は枝先に集中し葉弁は倒三角で先が窪み中脈が突出し独特の形をしている。ブータンルリマツリ、ルリマツリモドキなどとともに日本でも時々見かける。しかし“モドキ”などと勝手に命名された植物は少々気の毒。
チベット名:チャポツィ/生理不順など婦人病に効果があるとされます。


■【サクラソウ科】

Primula sp. /サクラソウ属4-B 554 Primula sp. /サクラソウ属4-B 551 Primula sp. /サクラソウ属4-B 536
Primula sp. /サクラソウ属7-B 583 Primula sp. /サクラソウ属4-B 535 Primula sp. /サクラソウ属4-B 553
【R30】Primula sp. /サクラソウ属
「ヒマラヤ植物大図鑑」では50ページにわたりサクラソウ科の植物が掲載されている。
葉の形、花の形、色、変幻自在なサクラソウの仲間がある。下向きに咲くもの、キキョウ科やユリ科の花のような種まである。花柱に長短があることが他家受粉を促進し多様化の原動力になったと解説にある。このため表記をSP.にするほか手はない。群生し花の咲いている個体の周囲には小さなロゼットがたくさん見つかる。
チベット名:シャンディル/シャンは鈴の音の擬音。ディルは鈴を意味しています。白い花は熱病に、黄色は小児熱に、赤い花は血の熱と悪霊の病に効果があるとされます。また、葉っぱが右捻りか左捻りかでも分類します。

Androsace geraniifolia トチナイソウ属9-B 271 Androsace geraniifolia トチナイソウ属9 -B 273 Androsace geraniifolia トチナイソウ属9-B 273
【R31】Androsace geraniifolia /トチナイソウ属
サクラソウ属よりずっと小さな花をつける。花筒があるのでサクラソウの仲間と見当がついたが、あまりに可憐で見過ごすところ。蕾のうちはピンク、咲くと白くなる。群生しているのでこのコントラストが美しい。

Androsace sp. /トチナイソウ属9-B 389 Androsace sp. /トチナイソウ属9a-B 391 Androsace sp. /トチナイソウ属9-B 390
【R32】Androsace sp. /トチナイソウ属
不思議な植物を見つけた。まるでサンゴのような形状にマット状あるいはクッション状の群落をつくる。サクラソウ科の植物。最初これが何科の植物なのか見当もつかなかった。【クッション植物】と呼ばれ「ヒマラヤ植物大図鑑」にもいろいろ紹介されている。スポンジのように雨水を蓄えることで乾燥した高地へ適応している。開花時期にまた訪れたくなる。他にもナデシコ科、ユキノシタ科、ムラサキ科によく似た形態の【クッション植物】がある。
チベット名:ツァ・アトン/肺の熱を癒す、と記されています。


★セリ科植物から後半に掲載しています。



◆□◇□◆ ジョカン寺の門前街バルコル ◆□◇□◆

1300年の歴史あるジョカン寺の周りは、各地からの巡礼者がマニ車や数珠を手にコルラ(時計回りに回ること)する。なかには「五体投地礼」する人もいる。その巡礼の流れに合わせるように露店が並ぶ。環状のバザールで、仏具、タンカ(仏画)から日用雑貨、土産品まで所狭しと商品が並ぶ。

門前街バルコル4-B 687 門前街バルコル-B 697
門前街バルコル3-B 688 門前街バルコル2-B 692
ジョカン寺を中心に右回りにコルラする巡礼者の列。そこへ買い物客、旅行者、行商などが混在し雑多な人の行進となる。
五体投地礼-B 029 タルチョ-B 010 サン(香炉)-B 691
「五体投地礼」する信者。「タルチョ」は五色の旗で 地・水・火・風・空を意味する。旗には経文が書かれはためくごとに仏法が世界に広まるとされる。「サン」は香炉でこの香りと灯明に使われるバターの匂いでむせ返るほどになる。
巡礼者-B 061 巡礼者-B 066 巡礼者3-B 058
巡礼者4-B 681 巡礼者6-B 701 巡礼者-B 740
信心深い人々は手に手にマニ車や数珠を持ちコルラしている。巡礼しているのは年配者が多い。若いうちはなかなか巡礼する時間がないためとガイドの説明。



◇チベットで出逢った植物blogはこちらから↓
◆チベットに咲く青いケシ
◆西寧周辺で出逢った植物46種【前半】(PartⅠ)
◆西寧周辺で出逢った植物46種【後半】(PartⅡ)
◆ラサ周辺で出逢った植物66種【後半①】(PartⅣ)



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『検索チャート』『見分け方コラム』で野菊を見分ける手法を詳しく解説。 どこで見分けるかのポイントがつかめる。



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◆【樹に咲く花】離弁花①

樹に咲く花(離弁花 1)改訂第3版


◆【樹に咲く花】離弁花②

樹に咲く花(離弁花 2)2版


◆【樹に咲く花】合弁花他③

樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)改訂第3版


◆【野に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑①


野に咲く花


◆【山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑②


山に咲く花4版


◆【高山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑⑧


高山に咲く花


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