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『大量絶滅がもたらす進化』自然科学は時折新しい解釈が登場するので“上書き保存”しないと時代に遅れる。見直すキッカケの一冊お薦めです。

■大量絶滅がもたらす進化■


ここ何冊か絶滅のビックファイブ、スーパーボルケーノなど『地球生命史』に関係する本が続いている。
自然科学系の図書は時間の経過とともに、新しい解釈や新説が登場するので、“上書き保存”しないと時代に遅れてしまう。断片的なニュースとして報道されたり、日曜版などの科学欄でも紹介されるが、見落としもありなかなか全体がつかみにくい。

そこで、目新しい説や解釈は ≪その後の解釈≫ としてみましたがいかがでしょうか?
また近い将来新しい解釈がされるものも当然含まれていると思いますが、それはそれで興味のあること、読み手により、知っているもの意外なものなどあるのではないでしょうか?とにかくいろいろ興味をもって接すれば、また楽しめる世界が展開してきます。

□ 「隕石による恐竜絶滅説」
物証もあり合理的で劇的な説であったが、今では“過去の説”である。

□ 「哺乳類は爬虫類からではなく両生類から直接進化説」
【哺乳類】が【両生類】から直接独自進化した説。

□ 「始生代の【ストロマトライト】とされているものは非生物の鉱物?」
生物と非生物の境界が話題の説。

などなど、今までの知識を再チェックする必要がありそうな記事が多い。お薦めの一冊です。

『地球生命の歴史』の今後の理論展開として、
◇【スーパーボルケーノ】
◇【海洋無酸素】
◇【地球磁場】
◇【新たな隕石】
◇【超新星爆発】
◇【ガンマー線バースト】
など、まだまだよくわからないものが多い。
今後一般書として登場すれば、また新たな楽しみでもあり興味をもてるキーワードになるのではないでしょうか。



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【送料無料】大量絶滅がもたらす進化

【送料無料】大量絶滅がもたらす進化
価格:1,000円(税込、送料別)

金子隆一(かねこ・りゅういち)著
2010.02.25. 初版第一刷
サイエンス・アイ新書SIS-152/ソフトバンク クリエイティブ㈱




★★★☆☆ 難易度
★★★★☆ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★★ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
 





◆ 感銘・共感・知見の一文 ◆

◎【ヒトゲノム解読計画】P70
・2004年、【ヒトゲノム解読】31億塩基対のゲノムの中で遺伝子として特定のタンパク質を指定している部分は21,787しかないことが分かる。(★全ゲノム中1.2%)
≪その後の解釈≫
・2007年時点で、全ゲノムの93%が【RNA】に転写されていることを発見。これらの【RNA】はタンパク質の機能をコントロールする重要な役割を担っていることがわかる。
・【DNA】が周囲の細胞や、複製・編集を補助する【RNA】、酵素を必要としているのに対し、【RNA】は自力で自己増殖できることが判明。
★【RNA】が遺伝子の主役らしいことが分かる。

◎【ストロマトライト】 ★Keyword=【ストロマトライト】【パスツール点】 P104
・39億年前の始生代初頭の西オーストラリアの地層から細胞構造をした化石が発見され、生物の存在が推測された。
≪その後の解釈≫
・35億年前に藍藻【ストロマトライト】が棲息したとされていたが、始生代の【ストロマトライト】とされているものは非生物の鉱物で、【ストロマトライト】が繁栄を極めたのは原生代後期(8.5億年前)。酸素分圧は、始生代から原生代境界の25億年前に増大したとある。
★原生代の初頭、大陸形成とともに酸素分圧が1%【パスツール点】を超えこれを境に生物進化が始まる。

◎「【哺乳類】と【爬虫類】の関係」 ★Keyword=【哺乳類型爬虫類】 P142
・ともに【有羊膜類】とされているが、羊膜により包まれた卵を産む形質が、共通の祖先からの派生形質かどうかが確定できない。
≪その後の解釈≫
・それぞれ別の系統で独立して獲得した形質ではないかと考えられ、【哺乳類】が【両生類】から独自進化した説が強くなっている。
・この系統の初期に恒温化、胎生化する一群が【哺乳類型爬虫類】であるが、【爬虫類型哺乳類】と呼んだ方が実情に即している。

◎「白亜紀末の絶滅は隕石の衝突で説明できない」 ★Keyword=【K-T境界】【イリジウム】 P175
・1977年、ウォルター・アルヴァレスがボッタチオン峡谷の【K-T境界】層で高濃度の【イリジウム】を発見したことに端を発する。父親のルイス・アルヴァレスとともに、『この【イリジウム】は隕石由来であることを予測』。
・1980年に発表されると、物証とともに合理的で劇的な仮説は一般にもよく知られることになる。
さらに、1989年ユカタン半島で直径200kmの【チチュラブ・クレーター】が発見され、予測規模と一致したこともあり“定説”となる。
≪その後の解釈≫
 隕石が原因とすると、衝突まで恐竜をはじめとする生態系は繁栄を維持していたはずだが、恐竜の繁栄はすでに峠を過ぎ、白亜紀最後の200万年で衰退、さらに末期の30万年に個体数も急減し絶滅へ至る。また、それとは逆に【K-T境界】以降生き延びた恐竜化石も出土している。
【イリジウム】の存在の解釈
1983年、キラウェア火山から噴出するエアロゾルを分析し、地殻濃度の10万倍もの【イリジウム】を発見。マントル深層から直接噴きあげるマグマは【イリジウム】の濃度が高いことが裏付けられた。隕石由来だけではないことになる。ボッタチオン峡谷の【イリジウム】含有は、【K-T境界】を挟み上下に2層、合計5層にも存在していることが確認される。
隕石の衝突はあったことは確かだが、絶滅の主犯ではなく、最後のとどめの一つであると見た方が正しいようである。
隕石衝突の時期は【K-T境界】より30万年早かったことが判明し時間的ズレがある。
≪その後の解釈≫
◆「隕石説に変わる仮説」 ★Keyword=【マントル・プルーム】 P178
『【マントル・プルーム】による【スーパーボルケーノ】説』
1988年、フロリダ州立大学のデヴィッド・ローパーにより提唱された仮説。
地球の中心は固体化しているが、外核は対流運動をしている。内核の熱をマントル基底部に伝え、再び冷えて沈んでいく対流の周期。巨大な【マントル・プルーム】として4m/年の速度で、数千万年をかけ地表に達し、地殻を突き抜け超巨大な噴火を引き起こす。数10万年に及ぶ巨大噴火【スーパーボルケーノ】は、大量絶滅の原因になる。
デカン高原が【K-T境界】前後の50万年間に形成されている。形成時には200万km3の溶岩とともに、大量の【イリジウム】も放出された。
★★ 隕石衝突説の根拠となる物証は【マントル・プルーム】説でも説明可能、むしろこの説の方がよりよく説明できることになる。



◆ ポイントひろい読み BEST 3 ◆

◎【示準化石】 ★Keyword=【示準化石】【適応放散】 P98
【三葉虫】
・【三葉虫】古生代の終わりに絶滅し重要な【示準化石】となる。同時に、多量の腕足類、サンゴ類、有孔虫、紡錘虫、数多くの獣弓類も絶滅。デボン紀末にほとんどが絶滅したが、一部の属はペルム紀末まで存続。
【アンモナイト】
・デボン紀末の大量絶を生き延びた2つの亜目が再び大繁栄するが、三畳紀まで生き延びたのは1科にすぎない。プロレカニテス亜目が生き延び、三畳紀にまたも爆発的適応放散をする。
・白亜紀末期には、巻き方に異常とも思える化石が目につく、「これらの異常は系統として長く生き続けたため老化による異常」などと解釈する説もあるが間違い。
≪その後の解釈≫
異常とも思える化石が多数存在していたことは、多様化した環境への適応であり、最終的に適応しきれない環境変動のため絶滅したと解釈される。
★絶滅に伴い生態系に空白ができると、生き延びた生物が爆発的な【適応放散】を遂げるチャンスとなり、新しい“紀”を構成する種となる。
【グリパニア】P108
・化石で確認できる最初の真核生物。北米の21億年前の地層で発見された藻類。肉眼で見られる最古の化石で、、多細胞生物とされている。
【エディアカラ生物群】 ★Keyword=【エディアカラ生物群」 P112
・新原生代最後の【エディアカラ紀】(旧ヴェント紀:6.3^5.42億年前)後半に爆発的に出現した生物群。5.8億年前以降、ナミビア、中国の【エディアカラ紀】の地層から炭酸カルシウムの殻をもつ生物化石が発見される。
★殻をもつということは捕食生物からの防御と考えられるが、未解決。【エディアカラ】生物化石の激減に合わせるように、リン酸カルシウムでできた捕食動物の爪らしきものが産出している。
【コノドント】
・カンブリア末期から三畳紀後期までの世界中の海生堆積物から発見される1mm前後の化石だが、その正体は長年不明であった。
≪その後の解釈≫
1982年、石炭紀の化石にこの【コノドント】が付いたものが見つかり、ヌタウナギに近縁の脊索動物の口器であることが分かる。
【石灰質プランクトン】 ★Keyword=【浮遊性の有孔虫】 P162
・白亜紀の白亜は中世代後期に堆積した【石灰質プランクトン】の白い層で、“チョーク”として黒板の筆記具に利用される。
・【有孔虫】は浮遊性と底性があり【K-T境界】に種のレベルで80^90%が絶滅したのは【浮遊性の有孔虫】。

◎【大陸の歴史】 ★Keyword=【ヌーナ】【ロディニア】【パンゲア】【テチス海】P110^
「原生代の【ヌーナ】【ロディニア】超大陸」
・最初の大陸地殻が形成され、【マントル・プルーム】の対流により古原生代(25^16億年前)の終わりころ最初の超大陸【ヌーナ】が形成される。
・分裂した【ヌーナ】が再び集結し、中原生代(16^10億年前)末に超大陸【ロディニア】を形成。
・新原生代(12^5.42億年前)に【全球凍結】と呼ばれる最大の氷河期が到来。厚さ3000mの氷床に覆われたとされている。
「ペルム紀に形成された【パンゲア】」
・ペルム紀末陸地が融合し【パンゲア】を形成。同時に【パンゲア】に囲まれた内海の【テチス海】ができる。

◎「【5大絶滅】ポイント」P116
【オルドビス紀末】(絶滅継続期間:1,000万年)
・【カンブリア紀】三葉虫全盛、オウムガイ出現、
・【オルドビス紀】筆石全盛、固着性サンゴ、腹足類(巻貝)出現、無顎類出現、
【デボン紀末】(絶滅継続期間<300万年)
★【デボン紀】後期3.745億年前の絶滅が大きいことから【F/F境界絶滅】とも呼ばれる。
・【シルル紀】板皮類(魚)・棘魚類(魚)出現、植物・節足動物上陸
・【デボン紀】★魚の時代:硬骨魚類(条鰭類・総鰭類・肺魚類)出現、軟骨魚類(サメ)出現、森林・陸上節足動物出現、アンモナイト(オウムガイより進化)、総鰭類より両生類の出現
【ペルム紀末】(絶滅継続期間:不明?)
哺乳類・爬虫類の進化発展
★主な原因は「海退」「海水の塩分濃度低下」「海洋無酸素化」
【三畳紀末】(絶滅継続期間:3^400万年)
★最大の絶滅後、生態系の空白部を埋めるように、哺乳類型爬虫類の【ディキノドン類】と獣歯類から進化した【キノドン】が哺乳類へ進化。
・石炭紀に出現した【双弓類】から主竜類と鱗竜形類が分岐。主竜類はさらに恐竜、翼竜、ワニ、などさまざまに分岐。鱗竜形類はトカゲ、ヘビに分岐。
【白亜紀末】(絶滅継続期間<400万年)
・古生代から続いた四肢動物の系統がほぼ一掃された後であり、【双弓類】と【哺乳類型爬虫類】が繁栄、中でも爬虫類の全盛期となる。
 それぞれの絶滅に要した時間はかなり長い。少なくとも数百万年の間に進行している。決して一瞬ではない。
 「地質年代の“代”と“紀”」P144
顕生累代で地質年代の“代”が変わる大規模な大量絶滅は、古生代ペルム紀末と中生代白亜紀末の2回で、規模の大きな絶滅はペルム紀末である。



◆ チェックポイント BEST 3 ◆

○【分子進化の中立説】 ★Keyword=【分子進化の中立説】 P62
・1968年、木村資生博士の理論は進化論の一大転機となる。遺伝子上に生じる突然変異の発生頻度が、理論予想値の数百倍あり多すぎる。このことは、ほとんどの変異は有益、有害どちらでもなく“中立”であり、自然選択とは無関係に確率的に定着するとする説。
・生存に必要な現役の遺伝子以外の遺伝子に、変異が蓄積され進化が進むことになる。
≪その後の解釈≫
ゲノムの大半が現役の遺伝子ではないことが分かり、木村理論の裏付けとなる。

○【断続平衡説】 ★Keyword=【断続平衡説】 P87
・1972年、【ナイルズ・エルドリッジ】と【スティーブン・グールド】が提案した進化モデル。
・『進化は、短期的に一気に種が出現する時期、平衡状態の時期が交互に繰り返す』
★【分子進化の中立説】も多様な中立突然変異が蓄積され、ある時期に爆発的進化となるとする点で、同様の仮説である。

◎「理論展開今後の方向」P184 
 【海進】【海退】【周期性】
・【マントル・プルーム】説で【海進】【海退】のメカニズム、絶滅の周期性が説明できる。多くの大量絶滅時に【海退】による浅海の壊滅的被害と【海進】がある。海で噴出すると陸上への影響は少ない。
・1986年、セプコウスキーとラウプが2600万年の絶滅周期があることを発見。太陽系が2.5億年かけ銀河を1周する際の運動も検証されている。
 【海洋無酸素事変】
・大量絶滅時に、数万^数10万年の間、海洋溶存酸素が低下する現象を伴い、これが海洋生態系の破綻要因と考えられる。大量絶滅に先行して起り、海洋無酸素事変の契機になるとすると、調査結果と符合する。
 【地球磁場】
一定の周期で南北が逆転しているが、この原因はいまだ未解明である。ペルム紀、三畳紀、白亜紀のそれぞれ末の絶滅前に【地球磁場】が長期消滅し、絶滅が終わるころ磁極が回復、逆転が始まる。
 【新たな隕石】
・オーストラリア北西の沖にある【ベドーハイ・クレーター】(ペルム紀^三畳紀)
・南極大陸の【ウィルクスランド・クレーター】(ペルム紀末:白亜紀末のクレーターの125倍ほどのエネルギーと推測される)
 【超新星】
・太陽系より100光年の位置で【超新星】爆発が起これば、3,000レントゲン/年(自然界から日常受ける放射能の10万倍)になり絶滅は免れない。
・2005年に米国国立研究所の発表した仮説では、マンモスの牙に残されたミリ単位の痕跡は、超新星の微粒子が原因と推測。現在の175%相当の濃度の放射性炭素が3.4万年前の氷床コア、地層の堆積物などから検出される。
 【ガンマー線バースト】
・1976年、6500万年前(白亜紀末の絶滅時期)に爆発した極超新星の痕跡を特定し、直径4,200光年の中性水素のリングから逆算し、太陽系から570光年離れた位置で爆発したことを算出した。



◆□◆□◆ 雑 感 ◆□◆□◆

前々回の『破局噴火』でとりあげた過去に起きた超巨大噴火のマグマ量に比べ、【K-T境界】(白亜紀末)にデカン高原で噴出したマグマ量はなんと200万km3。イエローストーンやトバ火山の1000倍ほどにもなる。噴出期間も長期にわたり、50万年間。トバ火山の規模を“超”“巨大”などと形容しているので、表現しきれない規模としか言いようがない。

われわれの生存中に起こる確率は極めて低いが、いずれ起こる現象である。そんな地球の歴史的周期を考えられるのは「ヒト」以外にいないのであるから、せめて過去の歴史を知るとともに、これから地球や太陽系に何が起こるのか想像できる“特権”があると捉えれば幸せかもしれない。

生命とか自然について読み進めると、いつしか地球、惑星、太陽系へと繋がり果てしない宇宙へ紛れ込むことになる。生命が宇宙で誕生しているのだから、当然の成り行きとも感じるが、このへんの科学となると「ヒト」の理解の及ばない世界が多いので、あとは知り得る知識をもとに想像し楽しむことがポイントと感じている。

なにしろ、ダークマターだのダークエネルギーだの知り得ない世界が95^96%で、人間の感知できる世界はほんの4^5%。しかもその中で今までに知り得た知識となると???・・・ということになってしまう。



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テーマ : オススメの本
ジャンル : 本・雑誌

『大絶滅』 種の99.9%がすでに絶滅。2600万年周期で起きたとする絶滅論を展開。読み返す価値ある一冊。

■大絶滅■


今回の本は1996年に出版された話題の本。いささか古いが『絶滅』に的を絞ったインパクトのある一冊。あらためて読み直しても大変魅力ある内容で、進化における絶滅の果たす役割を考えさせられる。

『生命が誕生して35億年、その間に進化した生物は500億種。現在地球上に生息するのは4000万種あまり。まさに99.9%が絶滅した』。副題には 『遺伝子が悪いのか運が悪いのか?』 とある。なるほど99.9%がすでに絶えている。漠然とした『進化』のイメージが一新する。

当然、恐竜の絶滅とともに最もよく知られている白亜紀末の絶滅の記事もある。アルヴァレス説(地球に小惑星が衝突した)の証拠となるクレータが確認されたのが1991年、原書が出版された直後である。

1984年、「絶滅の周期がほぼ2600万年毎に起きた」とする説を著者のラウプとJ・セプコスキが発表した。当時この原因として「太陽の伴星(ネメシス)が彗星の軌道を2600万年ごとに擾乱する」という説が話題となり、さらに論争を煽り立てることになった。一方、ミランコビッチ・サイクルはすでに知られていたが、本書には登場しない。

現在、「6500万年前に地球に衝突した大きな隕石により恐竜は絶滅した」とする説に相反した事例が見つかっている。つい最近も「小惑星が衝突した後70万年の地層から恐竜が見つかった」ニュースがある。

しかし、これらの問題より本書出版後に【絶滅】に対する認識が変わっただろうか? こちらの方が問題であると思う。毎年○○○種が絶滅しているといわれる中で、「種の保全」「生物多様性保全」など標語としてはいろいろ言われているが、【絶滅】という生物の種の基本的な生態やミランコビッチ・サイクル、太陽活動、大規模な火山噴火活動などについて、太陽系規模、地球規模で正面切って論じる書籍が少ないように感じる。

本書出版後【絶滅】に関する新しい知見は得られただろうか。
はたして、このまま人類の【絶滅】の到来を待つしかないのだろうか。
【進化】における【絶滅】の意味を捉えなおす好書、お薦めです。



『大絶滅』
★詳細はこちら↓

大絶滅表紙デイヴィット・M・ラウプ著
渡辺政隆(わたなべ・まさたか)訳
1996.04.20. 第一版
株式会社 平河出版社
★★★☆☆ 難易度
★★★★★ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価




◆ 感銘・共感・知見の一文 ◆

◎「99.9%の種が絶滅した」 P17
これまで存在した生物は50^500億種。
現時点で生きている種は1000種に1種という惨憺たる結果である。99.9%が絶滅したことになる

○【絶滅】  ★Keyword=【ルイス・アルヴァレス】P21
《種の寿命》
・化石の記録から推定すると【種】の平均寿命は400万年となる。毎年1種/400万種が【絶滅】と読み替えることができる。現在地球上に4000万種存在しているとすれば、10種/年が平均的な【絶滅】の種数である。
・「爬虫類の時代が終焉したのは、十分長く続いたからであり、そもそもが間違いだったから」(ユーモア作家:ウィル・カピー)
《この数十年、生物学で重視された話題は種分化》
・進化の系統が分岐し2つの異なる“種”が生じる現象で、【絶滅】が果たす役割を過小評価してきた。
・物理学者【ルイス・アルヴァレス】の『恐竜の絶滅は隕石の衝突が原因』に対する論争が発端となり、【絶滅】という現象と【絶滅】の歴史における役割を調べる研究者が急増した。
《進化における役割》
・【絶滅】は前途有望な系統を除去してしまうが、これにより革新的な進化の可能な空間が生み出される。異なる生物が新たに登場する環境と機会が提供されることになる。こう捉えると、【絶滅】は進化に欠かせない構成要素である。

○「【大量絶滅】歴史上のビックファイブ」 ★Keyword=【K・T境界】 P85
・【オルドビス紀】【デボン紀】【二畳紀(ペルム紀)】【三畳紀】【白亜紀】の5回が“ビックファイブ”。
・史上最大の【大量絶滅】は【二畳紀】末の2.45億年前、このほかの小規模の【絶滅】が時系列の表であらわされている。(P87)
【白亜紀】末の【絶滅】
・一番よく解明されているのが【白亜紀】末の【K・T境界】の【絶滅】。
★【白亜紀】の頭文字は“C”だが【石炭紀】【カンブリア紀】と混同を避けるため“K”が使われる。
・海生動物は【属】の38%が【絶滅】、陸生動物はさらに大きな影響を受けたが化石記録が十分でないため確実なことが分かっていない。
★見落としがちな事実 ★Keyword=【プランクトン性有孔虫】
 北米西部では、哺乳類の1/3の【属】が死滅した。
・「哺乳類は生き残ったと」いう表現は、「哺乳類の多くも死滅した」という事実が隠れ、誤解を招く。
 【絶滅】のリストは、個体数の多い小数の【絶滅】による大量死の事実が隠れる。
・顕花植物の花粉が減少し、シダ植物の胞子が急増した事実は【シダの突出】として知られる。(堆積層でシダの胞子が25%⇒99%に急増)
・海面近くに生息していた【プランクトン性有孔虫】は、数種だが、膨大な個体が生息していた。このほとんどが死滅したが、【種】の数が数種のため【プランクトン性有孔虫】には重きを置かれないことになる。
 化石記録から損失の総量を推測することが難しいため、見落としてしまう部分である。

◎「大規模絶滅の2600万年周期」 P196
著者のラウプとJ・セプコスキの1984年の論文
「過去2.5億年間の主要な【絶滅】を統計解析した結果、【絶滅】の間隔は規則的で2600万年毎に起きている」
・この論文に対して、2600万年の周期をいろいろな提案があった。ひとつは有名な【ネメシス説】。太陽に伴星【ネメシス】があり、周期的に接近するとした説。しかし、大きな軌道を周回する小さな伴星は不安定であり、他の天体との遭遇でたやすく擾乱することがコンピュータのシミュレーションで分かりあえなく失墜した経緯がある。

◎「【絶滅】に対する結論」 P228
 D・M・ラウプ
『進化にとって【絶滅】は必須の条件、生物の適応度にほとんど関係ない選択的絶滅(理不尽な絶滅)が一番支配的役割を果たしてきた』
 S・グールド
『絶滅が完全に公平なゲームだとしたら、われわれ人類が今ここに存在していることはおそらくなかっただろう』



◆ ポイントひろい読み BEST 5 ◆

○「スティーヴン・ジェイ・グールドの序文」P12
「二畳紀末に95%の種が死滅した」このことの重要なポイントは、「続く三畳紀にもう一度出現することが絶対にないこと」
「完全に死に絶えているということ」である。

○「【三葉虫】の絶滅」P19
・5.7億年前に出現、古生代の化石の中でも支配的な存在。
・古生代の3.25億年間に個体数、種数ともに衰退し2.45億年前の【大量絶滅】で完全に姿を消す。子孫も残していない。
☆著者はここで疑問を呈する『何故?』。『遺伝子が悪いのか運が悪いのか?』

○「化石の保存されている場所」 ★Keyword=【スカべンジャー(掃除屋)】P45
・動植物の化石は、本来生息していた場所より“拉致された”場所で発見されることが多い。その訳として、生息していた場所は、分解微生物を含む【スカべンジャー(掃除屋)】が多く化石として残りにくい。これに対し、液状のタールの沼などにはまる、火山灰に埋まるなど、気まぐれな出来事で貴重な化石が提供される。

○「生きている化石」 ★Keyword=【ニッチ(生態的地位)】P59
何億年もの間生き続ける種がある。
【ゴキブリ】【カブトガニ】【シーラカンス】【サメ】【イチョウ】【トクサ】など。理想的な【ニッチ(生態的地位)】を見出すことで絶滅を回避したとか、生存競争の勝者であるとか、何でも食べる生物だからなどといわれるがすべて間違いである。さらに、【絶滅】に対する抵抗性を進化させた証拠もない。
★化石種と現生種は、よく似てはいるが主観的印象であり、細かく比較すると同じ種はひとつもない。

○【更新世】P179
・164万年前に始まり、最後の大陸氷河の後退した1万年前に終了したことになっている。しかし、終了したという判断は楽観的、最後の氷河とした前提に立っての判断で成り立っているため。現在は間氷期で、更新世は続いているかもしれないのである。
・いくつかの【絶滅】はあるが、大規模なものはなかった。“紀”を使う程の地質年代区分ではない。



◆ チェックポイント ◆

◎【殺戮曲線】 ★Keyword=【殺戮曲線】P105
縦軸に「絶滅した種の割合」横軸に「平均待ち時間」、過去6億年間の海生生物種の絶滅をまとめた著者のオリジナル曲線。その規模により、1度/1000年、1度/1億年など【待ち時間】に相関して、発生頻度の目安になる。
・5%の種が死滅する事件は1度/100万年、65%の種が死滅する【大量絶滅】は1度/1億年ということになる。
★【隕石の衝突】と【殺戮曲線】P203
この【待ち時間】も同じようなグラフが紹介されている。縦軸に「絶滅の%」横軸に「クレーター直径」をとりグラフ化。これに【殺戮曲線】を重ね合わせることで、クレーターの規模と【待ち時間】のグラフとして読めてくる。
■用語■ 【待ち時間】
洪水などの起きる確率として100年ごとの規模であれば、1回/100年になり、この時間間隔が【待ち時間】。

◎「【絶滅】の主要な要素」 ★Keyword=【最小限の個体数(MVP)】P145
【種】【生態系】はもろいものか? 壊れやすい存在か? 学者により意見が分かれる
(YES) 動植物は複雑な相互依存と相互作用の微妙なバランスでなり立つ生態系を構築している。そしてこれはとても壊れやすいものだ。
(YES) 生物群集は生物個体のようなもので、種の間に相応の組織化がなされている。
(NO) 確かに相互依存の関係は知られているが、実際の生物群集は弾力性に富み、ある程度の擾乱を必要とする種もある。
(NO) 生物群集は棲息環境がたまたま一致した種の寄せ集めであり、それぞれ臨機応変に生活しているだけである。
【絶滅】には“最初の一撃”がポイントか?
・最初の一撃により、地理的分布が狭められたりした後、捕食動物や気候の変化などの影響を大きく受けることで【絶滅】。
・最初の一撃があった場合は、【絶滅】に至る過程が加速される。しかし、これがなくても【絶滅】は起る。
【最小限の個体数(MVP)】
・1967年、R・マッカーサーとE・O・ウィルソンは生き残るために必要な【最小限の個体数(MVP)】という概念を提唱。

◎「【サンゴ礁】の存在期間」P53
・【礁】が熱帯に限定されるのは、温度と太陽光。
★低緯度地帯は入射角が大きいため、水中に差し込む光量が多くなる。
・歴史的に見ると大陸移動、気候変化などで【礁】が出現した時期、消失した時期がある。
・【大量絶滅】後の時期は【礁】はなく、再び生物群集が進化するには何百万年もかかっている。その上、生物群集の構成は絶滅前とは“種”を異にしている。
★【礁】の歴史の年代表があり【礁】の未熟な時期、不在の時期、完全な時期に色分けされている。
ここで完全な【礁】が発達し存在した期間は全体の半分にも満たないことが分かる

◎「【熱帯雨林】の歴史」 ★Keyword=【種分化率】P163
何億年もかけ進化してきた安定した生態系と考えがちであるが、そうではない!
・地質学的な記録から【多雨林】は不規則に出現してきたことが分かる。
・【多雨林】が出現する条件は、地球の歴史から見るとほんの短い期間しか持続しない稀有な状況が重なることが必要であるため。
【多雨林】存続の条件
・地球全体の気温が低いことで、赤道地域の季節性が少なくなること。
・大陸配置、地形により、熱帯に大量の雨が降ること。
・複雑な生態系を構成し、進化する十分な時間があること。
フレッド・ジークラ-(シカゴ大学の古地理学者で気象学者)の推定では
多様な陸上植物相が最初に進化してから3.5億年のうちで【熱帯雨林】が繁茂したのは1/4の期間でしかない」
・熱帯では化石記録が保存されにくいが、直近の5万年間にアマゾン、西アフリカで少なくとも4度寒冷化と乾燥化した記録がある。
★現在の【多雨林】を構成する種の多様性は、僅か5万年の間に進化したことになり、【種分化率】が高すぎるという大問題に直面する。
・それには、乏しい記録や証拠が改善されるまで謎として残ることになる。



□■□□□ 素朴なひとこと □□□■□

現存種の総数は推定であり、説により学者によりかなり開きがある。さらに【種】の定義ついても見解が分かれているのが現状。人為分類の【種】に客観的意味があるのか?などと考えることもしばしばである。

この状況で、「【絶滅】種が増え、現在毎年○○○種もが地球から消えている」という表現を耳にするが、現存種の数をどう特定し、毎年の【絶滅】種数を誰がどのように数えているのか?甚だ疑問である。

「種の保全」「生物多様性保全」など環境保護の標語になるが、イメージだけが先行し表面的にみえてくる。

◆“種”とは何か?
・なにしろこの地球上にいったい何万種の生物がいるのか誰もよくわかっていない
・学者により、1000万種とも3000万種とも5000万種…ともいわれているのが現状
・海洋、深海、熱帯雨林、地下地殻…まだまだ知られていない種の方がはるかに多い

【絶滅】のテーマも根拠をしっかり把握して読み進めないと本筋を見失う。






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日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

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科学の本 身近で分かりやすく、肩の凝らない本が中心。
最近話題の本も登場、その他 私の勝手にいろいろ出てきそうです。
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