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『ヒトの見ている世界 蝶の見ている世界』ヒトにはない感覚器官を持つ生物の世界が見えると新たな発見もあり興味深い。生物への理解が深まるお薦めの一冊。

■ヒトの見ている世界 蝶の見ている世界■ 2月新刊


ヒトにない感覚器官を持つ生物は、“スゴイ!”といえば“凄い!”が、なぜその感覚器官があり、どう使われているかを知れば“なるほど”であり、その生物を理解する視野が広がってくる。まさに「センス・オブ・ワンダー!」の世界。ヒトが優れた生物として、進化の頂点にいるような錯覚をしていると、ほかの生物の持つ感覚を見落としてしまう。

最終章の一文
『しばしばヒトは他の生き物を擬人化して理解しようとしますが、擬人化には様々な危険があります。本来はヒトとはまったく異なる原理で行動する生き物を擬人化してしまうことは、やはりその生き物の暮らしてきた文脈を無視するものです』(P189) この一文に共感したのが本書紹介のキッカケ。

TV番組などで、大自然の中で生きている動物を「かわいい!」「可哀そう!」と擬人化した表現が目立ち、ヒトの感覚でのナレーションが気になっていたこともあり、同感の一文。せっかく大自然の中での生態を映しているのだから、その生き物の感覚に目を向けた紹介をしてもらいたい。なかでも子供には、生物それぞれにヒトとは違った多様な世界があることを伝えてもらいたいと感じる。



★詳細はこちら↓

 「ヒトの見ている世界 蝶の見ている世界」
野島智司(のじま・さとし)著
2012.02.15. 第一刷
青春新書 PL348


★★★☆☆ 難易度
★★★★☆ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価






◆ 感銘・共感・知見の一文 ◆

○「ヒトの知らない色覚」  ★Keyword=【蜜票:nectar guide】【花粉媒介者:pollinator】
『モンシロチョウ』
赤・緑・青以外に、紫外線色を感じとることができるため、4原色の世界。良く知られているように、花の蜜の在り処を知らせる【蜜票】は紫外線を通して見ると良くわかり、この感覚に基づいている。
『アゲハチョウ』
5種類の【錐体細胞】をもつことから、5原色の世界をもつ。
「赤」色を好むのもこためと思われる。
『ミツバチ』
3種類の色、「緑」「青」「紫外線」の視細胞はあるが、「赤」を見る視細胞はない。
『シャコガイ』
16種の視細胞をもつことが確認されている。
用語
■蜜標(nectar guide)
花弁に蜜の所在を示す【蜜標】が印され、【花粉媒介者:pollinator】が訪花の目標になる。
紫外線域の【蜜標】も多く、これを『チョウ』や『ミツバチ』などの昆虫は、明確に認識できる。
■ポリネータ(pollinator=花粉運搬者/花粉媒介者)
花粉の運搬役を担う動物のこと、『チョウ』『ハチ』『ハエ』『甲虫』などの昆虫類、『鳥』『コウモリ』などがいる。

◎「【紫外線】で世界を見ている生物」P27
・『タンポポ』の紫外線写真は、中心ほど色が濃くなる。『モンシロチョウ』など紫外線を感知できる【ポリネータ】に蜜の在り処を伝えている。また、『モンシロチョウ』の雌雄も【紫外線】で見るとはっきり見分けることができる。ヒトには同じ『白』にしか見えないが、『モンシロチョウ』の雄は、一目で雌を判別できる。
・【紫外線】を感知し、獲物を捕らえたり雌雄の判別をしていることが、鳥類でも見つかってきているという。中でも猛禽類は、格段に優れた視力を持つことが知られているが、『チョウゲンボウ』は『ハタネズミ』がマーキングに利用した尿が反射する【紫外線】を見逃さず利用しているという。

◎「生物の見ている世界」P119
・生物の捉えている世界は、それぞれが、それぞれの情報をもとに主観的に構成している世界、捉え方もこれまたそれぞれ異なる。共通するのは、その生物が生きるための情報をもとに、個々の世界を構成していること。
物理的世界ではなく、主観的に構成された世界。ほかの生物と共通した世界ではなく、それぞれが生きていくために適合した世界。
動物行動学者:日高敏隆氏の言葉を借りて
『私たちが見ている世界は、イリュージョンであるといえる。この世界が嘘というのではなく、私たちが見ている世界は、私たちが創造した世界であり、その世界は一つではない』とまとめている。
◆ 関連blog 記事 ⇒ ◆動物と人間の世界認識:日高敏隆著
≪生物の世界…主観と客観?…主観はあるが、客観などないのかもしれない。ヒト以外の生物を知ることで、決して一つではない生物の世界観があることに気付かされる≫



◆ 「 ヒトの感知できない感覚」ポイントひろい読み ◆

◎「ヒトの感知できない感覚」
 『アリ』『ミツバチ』 ★Keyword=【太陽コンパス】【偏光】 P81
・昆虫が方角を知るために使う【太陽コンパス】。太陽の位置を基準に体内時計に対応させて、方角を割り出すという“優れ技”。曇りの日でも支障を起こさないのは【偏光】を感知できるため。【偏光】は太陽を中心に同心円状に分布し、一定の角度で振幅している光。
★ヒトには感知できないが、偏光レンズなどを通して見ると【偏光】の存在を実感できる。

 『トリ』 ★Keyword=【星座コンパス】【地磁気】 P90
・大きな目を持つ鳥。“白目”の部分が内側に納まり“瞳”の部分しか外から見えないが、“眼球”全体で比較すると、ほかの動物に比べ巨大な大きさになる。この巨大さのため、眼球を自由に動かせない。そこで首を回したり、顔を向けたりして、見る方向を変られるように進化している。
・多くの鳥は【紫外線】を見ることができるため4原色の世界。
・雄が美しい種類が多いが、外見は雌雄の違いのない種もいる。これを【紫外線】を通してみると反射率がしばしば異なることがわかってきた。
(ある研究者によると9割の鳥の雌雄が【紫外線】で判別できるという)
・“渡り鳥”は【太陽コンパス】と【星座コンパス】を利用して方角を知り、一部の『ハト』などでは【地磁気】も感じることが確かめられている。

 『ネコ』『ヤギ』
・瞳を見ると、夜間は円形をしているが昼間は“縦長”。これは細長いほうが光の量に応じ素早く反応できるためらしい。(『ワニ』も“縦長”)
・特に、夜行性動物は昼間の明るに対応して瞳を小さくしてしまうと、視野の確保が難しくなる。これを解決したのが“細長”の瞳…なるほどである。
・『ヤギ』など草原に住む動物は、“横長”で対応している。外敵を察知するのに広い視野のほうが有利であるためらしい。…次回あった時に“トク”と拝見したくなる。

 『フクロウ』
・明暗を感じる【桿体細胞】が優勢なため、色彩感覚はあまりないらしい。
視野はおよそ110度、両目の視差による距離感をつかむ範囲が70度。この角度が獲物を捕獲する能力を高めている。そして正面から左右にそれぞれ270度も回転できる首がある。これを可能にしているのは、頸椎の骨がヒトの倍ほどの14個もあるためで、“マッタク”驚かされる。
・音への反応もすごい能力を持つ。顔はパラボラアンテナ状の集音器、耳は左右で上下にずれているため発信源を立体的にとらえることができる。
≪外耳の長さも左右で異なり、これも音を立体的にとらえる能力を高めている≫

 『カエル』
・動くものにしか反応しない『カエル』の世界観も独特。
エサがあっても動いていないと食べもしない。繁殖期の雄は、動くものなら何でも飛びつく、雄でも魚でも手当たり次第という感じ。
≪【声が聞こえる!カエルハンドブック】でも紹介した『アズマヒキガエル』の【カエル合戦】。
近くのものに手当たり次第抱きつく。『ウシガエル』や『魚』に抱きつき絞め殺すことさえある≫
◆ 関連blog 記事 ⇒ ◆声が聞こえる!カエルハンドブック:前田憲男
・『カエル』の視覚系では、網膜で感知した情報が、脳より先に網膜の細胞で取捨選択されているためという。
ある実験によれば、網膜にある神経節細胞に5つのタイプがあり特定の刺激だけに反応するため、脳へ伝わるのもこの反応を経由した情報。ということは、『カエル』には、ある条件のものしか知覚されていない。種により差があるようだが、『カエル』の世界観はかなり異色に見えてくる。
★ハチなど変なものを食べてしまつたときは、胃袋ごと吐き出して対応するらしい。

 『カタツムリ』
・大触角の先端に眼があるが、明暗を感じる程度で、像を結ぶ眼ではないが、平衡感覚器も備えられているらしい。小触角は嗅覚、味覚の感覚器官。
・【ユクスキュルの実験】が載っている。
『カタツムリ』は、棒を差し出すと登り始める。次に、この棒に1~3回/秒ほどの振動を与えると登ろうとはしないが、4回以上/秒の振動になると登りはじめようとする。4回/秒以上の振動を知覚することができず、静止していると感じているらしい。『カタツムリ』の時間の流れを推論している。
★『カタツムリ』は1秒間に4コマ以下の時間感覚であり、動物により時間感覚が異なることがよくわかる。
≪『カタツムリ』の時間感覚を笑ってしまうと、今度は蛍光灯がチカチカしていると感じることのできる『イエバエ』に笑われる事態となる≫



◆ チェックポイント ◆

○「ヒトの目の特徴」  ★Keyword=【桿体細胞】【錐体細胞】 P19
 色覚
・【可視光線】380~780nm(1nm=1ナノメートル=1/百万mm=1/10億m)
・ヒトの光の感覚細胞は網膜上にある【視細胞】で、明暗を感じると赤・緑・青の3種の色を感じとる【錐体細胞】から構成される。
 ヒトの色彩感覚:脳により処理される不思議な現象-1
「黄」色の波長を捉えた時は「黄」色を認識するのはわかるが、「赤」「緑」の波長を同時にとらえた場合にも「黄」色を認識する。普段これを意識することはないが、なるほど奇妙とも思える認識である。
これはTVモニターやカラー写真などに応用されているが、決して同じ色を再現しているわけではない。
 盲点:脳により処理される不思議な現象-2
・網膜上の視細胞から情報を伝達する視神経は、一点でまとまり脳へとつながる。当然ここに視細胞はない。ということはこの部分の光を感じることはできないはず。それを感じさせないのは【盲点の充填】補正があるためで、この脳による補正プログラムなど普段は全く気が付かない。
★ヒトの目は、光の情報をそのまま見ているのではなく、自覚することなく情報処理した結果を見ている。

○「哺乳類の色彩感覚」  ★Keyword=【タペタム】 P31
・3種類の3色覚【錐体細胞】をもつ哺乳類は、霊長類ほどで、ほとんどが2種類の2色覚(「赤」を感じる色覚がない)
・哺乳類の先祖が、外敵から逃れ夜行性の動物であったため、色覚よりも明暗を感じる【桿体細胞】を優先させた結果【錐体細胞】を減らしたらしい。
・夜行性動物が持つ【タペタム】もその一つ。少ない光を網膜の外側で反射し、もう一度視細胞で感じ取る“増幅”システム。超音波を使わない『オオコウモリ』も【タペタム】で対応している。
≪暗がりにいる動物を撮影すると【タペタム】に反射した光で目だけが光って写り込む≫
・『イヌ』『ネコ』は2原色だが、白黒ではなくある程度の色彩ある2原色。

◎「【眼の誕生】と視覚の進化」 ★Keyword=【眼の誕生】【光スイッチ説】 P130
【眼の誕生】
・アンドリュー・パーカー著【眼の誕生】では、カンブリア紀の爆発的進化の原因は【光スイッチ説】。
【光スイッチ説】:視覚の登場が生物の世界を一変させ、爆発的な種分化の引き金となった。【眼の誕生】をきっかけに、捕食者と被捕食者の生存競争が激化し、生物の世界観を劇的に変えた出来事であるとする仮説。
◆ 関連blog 記事 ⇒ ◆眼の誕生:アンドリュー・パーカー著

 哺乳類の眼
・恐竜絶滅直後の、6,600~5,600万年前。恐竜のいなくなったニッチに哺乳類が進出し【適応放散】していく。
・ここで問題になるのは、夜行性に適応したため色覚の遺伝子を一部失っていた哺乳類の“眼”。『2色覚』以下になっていた“眼”を、昼間の“眼”として機能し適応させること。

◆ 霊長類の一部に復元した『3色覚』
・霊長類は大きく3つのグループに分けられる。
【旧世界霊長類】:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・オランウータン・テナガザル・オナガザル・ニホンザルなど
【新世界霊長類】:マーモセット・オマキザル・クモザルなど
【原猿類】:アイアイ・キツネザルなど
【新世界霊長類】は、固体、雌雄で異変があるが主に【2色覚】、【原猿類】も【2色覚】。
この中で【旧世界霊長類】だけは、すべてヒトと同じような【3色覚】が一般的。
◆ 関連blog 記事 ⇒ ◆人類進化の700万年:三井誠著



Sense of Wonder  『The Sense of Wonder』  Sense of Wonder

生物それぞれの感覚器官により、それぞれの世界観がある。
とすると、客観性とか普遍性とは何なのか?
「科学」にしても、ヒトの世界の科学でしかないのだろうか?

ヒトは、自分にない感覚器官に変えて、道具や機械を使える。
紫外線や偏光を測定することもできるが、まだまだ未知の世界も多い。

宇宙の95%ほどがヒトの観測できていない未知の世界。
生物的に考えると、そもそもヒトは科学を究明、探究するために存在しているのではない。
生きるために必要最小限の感覚器官を備えた生物の1種と考えれば、知りえない世界が多くてもいたしかたない。

それでも、興味ある世界はたくさんあり、興味が尽きないのも確かなこと。
『ネコ』の瞳は“縦長”で『ヤギ』の瞳は“横長” これもなぜ?と興味を持てればなるほどの世界がある。
身近なことろに“A Sense of Wonder”がいくつも見つかる。




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ジャンル : 学問・文化・芸術

『外来生物が日本を襲う』外来生物を作り出してしまった原因は“ヒト”にあることを肝に銘ずるべきである。外来生物にされてしまった生物たちの経歴リストである。

■外来生物が日本を襲う■


天敵導入のつもりが思わぬ結果となり、取り返しのつかない生態系撹乱を起こしてしまった事例がいくつもある。生態系を理解したつもりの打算的対策が、思わぬ結果を招いてしまう。直接目にしない微生物レベルなど、まったく解明されていない生態系への配慮もない。

一時のブームや生まれて間もない可愛い時期に買いもとめ、ペットにした生物が成長し、手に負えなくなる事態も多い。“生きもの”として扱われていないケースでは、ペットにされた動物が可哀そうであり、哀れでもある。

1918年、養殖研究用に輸入された【ウシガエル】などは外来種として1世紀近くの時が経過する。養殖され、輸出され、戦時中に放棄され、戦後ふたたび養殖され、そして残留農薬問題でまたも放棄された。養殖場から逃げ出し、野生化し生き延びると、今度は【特定外来生物】に指定される。

ここに人間の“身勝手さ”を痛感する。生態系を撹乱し、破壊し、在来種を絶滅に追い込んでいるのは【ウシガエル】でもなければ、【カダヤシ】でもない。【アライグマ】でも【ジャワマングース】でもない。ヒトである。

ヒト科【ホモ サピエンス:Homo sapiens】 意味は“賢いヒト”。???どこが賢いのだろうか?自分にだけ“賢い”などの形容詞をつける生物こそがそもそもの原因である。【特定外来生物】などと過去の言動を忘れ、勝手に指定している。

地球上に生息するヒト以外の生物から見れば“身勝手なヒト”とでも形容したほうが言い得ているように感じる。そして、【特定外来生物】を次々つくり出してしまう“特定要注意生物”に指定したほうがよさそうである。

外来生物にされてしまった生物たちの経歴リストである。過去の経緯が詳しく書かれている。お薦めの1冊。




★詳細はこちら↓

『外来生物が日本を襲う』
池田透(いけだ・とおる)監修
2007.02.15. 第一刷
青春新書 PL-116


★★★☆☆ 難易度
★★★★☆ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★★ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
 



◆ 感銘・共感・知見の一文 ◆

◎【特定外来生物】 ★Keyword=【特定外来生物】P178
『特定外来生物による生態系等に係わる被害の防止に関する法律(通称:外来生物法)』が2005年6月施行。外来生物の中で、生態系、人体、農林水産業などに大きな影響を及ぼす生物が対象。
主なものは、【アライグマ】【ジャワマングース】【オオクチバス(ブラックバス)】【セイヨウオオマルハナバチ】が指定されている。

■特定外来生物リストより■
【アライグマ:Procyon lotor】(原産地:北米) ★Keyword=【人畜共通感染症】 P42
人気アニメ『あらいぐまラスカル』のキッカケもあり、ペットとして飼育される。成獣になると気性が荒くなり、放逐されたり逃亡したものが野生化している(本来ペットではなく野生動物)。
★アニメの最終シーンでも、森に帰されるが、日本の森にとっては【外来種】。雑食性であることも定着した一因。農作物被害、人畜共通感染症【アライグマ回虫症】【狂犬病媒介】、在来種の被害など問題が多い。

【タイワンリス:Callosciurus erythraeus thaiwanensis 】(原産地:台湾南部) P120
日本のリスがほとんど鳴かないのに対し、よく鳴くことが特徴。台湾の環境は鬱蒼として、猛禽類、蛇など捕食者も多いため、群れて警戒音を出しコミュニケーションを発達させたことに起因する。
日本のリスは、小さく1頭ずつ縄張りをもつ習性も不利。【タイワンリス】は食性、生息場所など適応力が強い。

【カミツキガメ:Chelydra serpentina】(原産地:北米、中米)P51
子ガメのときはかわいらしく【コモンスナッパー】と呼ばれ、ペットショップで売られていた。生育力旺盛、35cmほどに成長し、攻撃的で荒々しく凶暴、噛みつかれても爪で引っかかれても怪我をする。
★近縁種の【ワニガメ:Macrochelys temminckii】は甲長80cm、体重100㎏とさらに大きくなる。不忍池で産卵が目撃されたと書かれている。

【ウシガエル:Rana catesbeiana】(原産地:北米) P142
1918年養殖研究用に輸入、その後国が養殖を奨励、しかし国内では需要が伸びずに原産国へ輸出が伸びる。そして第2次世界大戦により輸出が途絶え大量の【ウシガエル】が放逐された。しかしこれ以前に、台風などの折に逸出した【ウシガエル】も多く、1940年頃には各地に定着していた。
戦後、養殖が再開され輸出額は7億を超えたが、基準を上回る残留農薬が検出され閉鎖に追い込まれる。ここでもまた大量の“帰化カエル”が日本に定着したらしい。【世界の侵略的外来種ワースト100】の1種。

【カダヤシ:Gambusia affinis】(原産地:北米) P147
1916年、台湾経由で持ち込まれた。ボウフラ退治が目的で、“蚊を絶やす”意味から【カダヤシ】と呼ばれる。メダカに似るが、ダツメ目の【メダカ:Oryzias latipes】に対し、カダヤシ目の【カダヤシ】で分類上近縁ではない。≪意外にも、ダツメ目のサンマ、トビウオの方が近いことになる≫
【カダヤシ】は雑食性で肉食性が強く【メダカ】の卵や仔魚が捕食される。さらに【カダヤシ】は卵胎生で水草のないコンクリートの水路でも繁殖できることも競争力が強い要因

【オオクチバス:Micropterus salmoides 】(原産地:北米)P151
【ブラックバス】の名で知られる外来種の代表的存在。英名ラージマウスバスを直訳して【オオクチバス】(スズキ目)。1925年、芦ノ湖に持込まれたのが最初。ワカサギ、二ゴロブナなど有用種の食害、絶滅危惧種の魚、トンボなどの昆虫も減少している。生態系に与える影響の強さから【世界の侵略的外来種ワースト100】の1種に指定されている。
★近縁種の【コクチバス:M. dolomieu 】は流水域、低水温に対応できることから【特定外来生物】に指定され、山間部への侵入が懸念される。

【ブルーギル:Lepomis macrochirus】(原産地:北米)P155
1960年、皇太子訪米の折、シカゴ市長より贈られたことに始まり、水産庁より全国の水産試験場へ送られ【プリンスフィッシュ】と呼ばれ各地で放流された。食用にする目的で研究、そして放流されたが、日本では餌不足から大きく成長しないこと、臭みがあり小骨が多いことなどが分かってきた。【ブラックバス】を増やすための餌としてセットで密放流されたらしい。増殖力が格段に強く、仔魚、稚魚、魚の卵を好む食性から、他の魚を駆逐している。
★しかも【ブラックバス】同様、オスが卵を守るため孵化率も高い(1つの産卵床から5000-22万匹もの孵化があるらしい)

【アルゼンチンアリ: Linepithema humile 】(原産地:南米)P69
“放浪アリ”と呼ばれ、体長2.5mm、女王アリが何匹もいるスーパーコロニーと呼ばれる大規模な巣を形成。巣は、コンクリートのひび割れの中、空き缶内、人工芝やカーペットの下など様々で、家の中にも営巣する。海外で、このアリの侵入により在来種が激減、駆逐された報告がある。

【セイヨウオオマルハナバチ:Bombus terrestris】(原産地:ヨーロッパ) 
                                    ★Keyword=【受粉昆虫】【盗蜜】 P73 
1990年代よりトマトのハウス栽培で、【受粉昆虫】として導入され着果率をあげているが、ハウスから逸出し野外で定着分布を広げている。国内に22種ほどいる【マルハナバチ】に比べ競争力が強い。他のハチの巣を乗っ取る習性があるが、【セイヨウオオマルハナバチ】は特にこの傾向が強い。受粉昆虫として導入されたが、野外では【盗蜜】(花の横から穴をあけ蜜を取るため受粉媒介にはならない)されることが多い。
【特定外来生物】に指定されているため、導入には国の許可が必要(年間約7万コロニーが流通している)。

【ボタンウキクサ:Pistia stratiotes】(原産地:アフリカ)P97
生育は異常に早く、葉は30cmにおよび、ランナーを出して増えていく繁殖力は【ホテイアオイ】を凌ぐほど。水面が覆い尽くされ、船舶の航行、漁業に支障をきたす。【ウォーターレタス】名で観賞用水草として流通していたものが逸失し繁殖。水辺の生態系に被害を与える。寒さに弱く、15^20℃以下では枯れやすいとされていたが、温排水や湧水があると越冬し、繁殖するようになっている。



◆ ポイントひろい読み ◆

○「【外来生物】とは」P18
【外来生物】(Alien Species):帰化動物、帰化植物、移入種などと呼ばれていたが、【外来生物】【外来種】に統一された。
・その地域にいなかった生物が、人間により持ち込まれた生物(★国内、国外を問わない)。
・国内でも、本州に生息する生物を北海道に移入すれば、【外来種】の範疇に含まれる。
・人間が関与していることがポイントで、生物自ら移動してきたものは含めない。

◎「【外来生物】の諸問題」P38
・在来種との交雑
【キジ】【ニッポンバラタナゴ】などに遺伝的撹乱が生じ、雑種が生み出されることで、種の特性が失われる。最近輸入が増えている【カブトムシ】【クワガタムシ】にも在来種と交雑可能な種が少なくない。
・農業被害
経済損失が甚大である。強雑草、害虫類の多くが【外来生物】で、在来昆虫で害虫の占める割合は8%であるが、外来昆虫は74%に達する。

■要注意外来生物より■
【グリーンイグアナ:Iguana iguana】(原産地:中南米)P55
鳴かない、臭わない、食性はベジタリアンのため清潔で飼育しやすいことから人気が高い爬虫類。購入時に手のひらサイズでも、1年後には1m、その後も死ぬまで成長し続け2mにも達する。
★爬虫類は巨大化、凶暴化するものが多く、寿命も長い。長期の飼育が手に負えなくなりがち。

【アカミミガメ:Trachemys scripta】(原産地:北中南米)P138
【ミドリガメ】は、幼体に付けられた俗称で、幾何学模様の甲羅は、イシガメ、クサガメに比べ際立って美しく見える。ヌマガメ科の中型種で16種ほどの亜種があるが、国内で普通に見られるのは【ミシシッピアカミミガメ:T. scripta elegans】で、首にある朱色の斑点が特徴。成体になると、甲長30cm体重2kgにもなり、気性も荒くなる。【アカミミガメ】は、日本に限らず世界の水辺を席捲している。
★問題点が2つある。
・1つは“アマゾンの”という形容詞。
「大怪獣ガメラ」の公開の際、製菓会社が景品として採用した時に“いい加減な“ネーミングをしたことに起因。(子供たちに間違った知識を提供したことになる)
・もう1つは、1975年にサルモネラ菌を保菌しているという報道があり、放棄されたことで都市部の水路などにも定着した。

【タイリクバラタナゴ:Rhodeus ocellatus ocellatus】(原産地:アジア東部)P159
繁殖期にオスの体が“バラ色”に染まることからこの名がある。【ニッポンバラタナゴ:R.ocellatus kurumeus】は日本の固有種だが、交雑種が増えている。
1942年、食用目的で持ち込まれたハクレン、ソウギョの種苗に混入して持ち込まれ分布を広げる。また、琵琶湖のアユが放流用の稚アユとして使われ、ここに混入していたことも全国へ広がる原因となった。

【アメリカザリガニ:Procambarus clarkii】(原産地:北米)P164
1927年に導入された説が有力。アメリカで大食漢の【ウシガエル】の養殖用餌とされていたため輸入された。養殖場から豪雨の際に逃げ出し野生化し、1940年には関東、1950年には九州、1980年には沖縄まで進出している。
世界各国で食材として導入され野生化したケースも多く、オーストラリアと南極以外の大陸に定着している。
★【オオクチバス】の好物でもあるため、“外来種”により駆逐され激減している地域もある。

【スクミリンゴガイ:Pomacea canaliculata】(原産地:南米)P81
【ジャンボタニシ】と呼ばれる淡水の外来巻貝で、食用に輸出された。イネ、レンコン、タロイモなど水系の作物を激しく食害するため【世界の侵略的外来種ワースト100】の1種。

【外来カブトムシ、クワガタムシ】(原産地:東南アジア、中南米)P64
ペットショップに限らず、ホームセンターでも売られる子供に人気の昆虫類。1999年【ニジイロクワガタムシ】の輸入が許可され、規制緩和に伴い2001年には75万頭、2005年には192万頭に急増。原産地は熱帯だが、標高の高い地域に生息しているため、日本で越冬し定着する可能性が高い。在来種との交雑、農産物食害、また寄生するダニによる被害は予想できていない。

【オオブタクサ:Ambrosia trifida 】(原産地:北米)P168
1952年、国内で確認される。アメリカで代表的な「花粉症」の原因植物。風媒花で、葉の形がクワに似ていることから【クワモドキ】とも呼ばれる。キク科ブタクサ属で、日本へは【ブタクサ】【オオブタクサ】【ブタクサモドキ】が定着し、花粉症のアレルゲンとなっている。
★1996年に、【ブタクサ】を食害する【ブタクサハムシ】が見つかり、全国へ広がっているため、繁殖が弱まっているとの指摘もある。しかし、この虫が他の植物を食害する可能性もあり、単純に歓迎してはいられない。

【セイタカアワダチソウ:Solidago altissima】(原産地:北米)P172
1897年には日本で繁殖していたとある。観賞用、蜜源として導入されたらしい。
★花粉症の原因の一つにされることがあるが、虫媒花であり、花粉症の原因となる風媒花ではない。
防除法で有効なのは、年2^3回の草刈り。1回では優先状況は変わらないが、2^3回にすると草丈が低くなり優先率が低下する。


◆ チェックポイント ◆

◎「【外来生物】による生態系破壊の3例」P27^
《 ニュージーランドの【ポッサム:Trichosurus vulpecula】 》】
                               ★Keyword=【ポッサム】【オポッサム :Opossum】
・900年ほど前に、ポリネシアからマオリ族が移住し、ナンヨウネズミ、イヌが持ち込まれた。150年ほど前に、ヨーロッパからの移住に伴い、ウマ、ヒツジ、シカ、ヤギ、ウサギが持ち込まれ、川にはサケが放流された。20世紀までに持込まれた哺乳類は40種以上、植物は2000種、すべての生物では2万種に達するといわれる。
・【ポッサム】オーストラリア原産の有袋類。
★アメリカ大陸のオポッサムとは異なる。【オポッサム :Opossum】 は、有袋類オポッサム科の総称。
19世紀後半に毛皮をとる目的で持ち込まれたが、生態系に取り返しのつかないほどの被害を与えた。オーストラリアには有毒な【フェノール類】や油を含むユーカリがあるが、哺乳類のほとんどいないニュージーランドの樹木は、防衛手段をもたないため【ポッサム】は急増し、50頭/haにまで生息密度を上げた(オーストラリアの25倍)。葉を食べつくされた樹は枯死、農作物の被害、牛結核の媒介などから、ついには“害獣”と見なされるようになる。

《 グアム島の【ミナミオオガシラ:Boiga irregularis 】 》
・1950年頃に入り込んだ【ミナミオオガシラ】という最大3mにもなる大型ヘビ、現地では【ブラウンツリースネーク】と呼ばれる。インドネシア東部~パプアニューギニア、オーストラリア北部原産で、軍事物資に紛れ侵入したとみられる。
・弱いが毒をもち、天敵の猛禽類がいないグアム島で異常なほど増殖、一時は1匹/10m四方の密度になる。
・野生のグアムクイナは絶滅、在来の鳥類は14種のうち12種が絶滅、グアム島の鳥類に壊滅的被害をもたらした。

《 ビクトリア湖の【ナイルパーチ:Lates niloticus 】 》
・外来魚による最悪の被害は、ケニア、ウガンダ、タンザニア3国に接するビクトリア湖(6.8万km2、琵琶湖の100倍)。1.2万年前に干上がったため、1種の系統の【シクリッド】(カワスズメ科)と呼ばれる魚が、爆発的な分化をして300種以上に達した。
★進化生物学の宝箱であることから“ダーウィンの箱庭”と呼ばれる。
・1954年に乱獲により在来種が減少したため、新しいタンパク源として【ナイルパーチ】(スズキ科)が導入された。この大型肉食魚は、体長2m体重100㎏、最大400㎏にもなる。
・ビクトリア湖の魚類の99%を占めていた【シクリッド】は1%以下に激減、【ナイルパーチ】と人為的に導入された【ティラピア】が定着。
★日本の量販店、ファミリ―レストラン、給食の“白身魚”としても日常的に消費されている。

■「世界的被害をもたらした外来種」より5種■
【野生ブタ】P50
世界中で野生化し、土を掘り返し根、地下茎を食害して地域の固有種に被害を与えている。ハワイでは、大きなシダを倒しデンプンを食害した後の窪地に雨水が溜まり、鳥マラリアを媒介するボウフラが発生している。

【チュウゴクモクズガニ:Eriocheir sinensis 】P63 ★【特定外来生物】
【上海ガニ】のことで養殖されているが、野生化すると在来の甲殻類を駆逐し、土手などに長い穴をあけることでも被害が生じる。成長が速く、1年で大きくなることから、日本で野生化すると在来ガニが駆逐される。

【鳥マラリア】P133
熱帯、亜熱帯の鳥は【鳥マラリア】に抵抗力があるが、ハワイには媒介する蚊がいなかったため、抵抗力のある鳥はいない。媒介する【ネッタイイエカ】は、1926年に船舶から、【鳥マラリア】は移住者が持ち込んだ感染していた鳥から入り込んだとみられ、少なくとも10種類の固有種が絶滅、他の鳥も絶滅に瀕している。平地で鳥を見ることはほとんどなくなってしまった。

【ホテイアオイ:Eichhornia crassipes 】(原産地:ブラジル)P146
英名:【ウォーターヒヤシンス】。観賞用に世界各地に広まり、野外で定着。5大陸50カ国以上に広がっている。
1株の出すランナーは1000本にもおよび、4ヶ月で6株から3891株に増えた報告がある。水面が覆われることで、固有の水生植物の光合成が阻害され生態系は撹乱される。

【ミコニア: Miconia calvescens】(原産地:熱帯アメリカ)P163
ノボタン科ミコニア属の3^15mになる常緑樹で、60センチにもなる葉に特徴から【オオバノボタン】と呼ばれる。
表は緑色の毛に覆われ、裏は赤紫色、このコントラストが熱帯植物らしく観葉植物にされる。
しかし繁殖力旺盛、タヒチでは優先種となり大きな葉が在来種の生育を阻害、鳥による果実分布で広範囲に広がってしまった。太平洋の他の島でも観賞用に持ち込まれた後、定着し猛威をふるっている。



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高層ビル屋上で雛を育てる【チョウゲンボウ】こんなところで!“都会派”で、まとめたなるほどガイド【都会の生物】。実は都会で、こんなに生物が暮らしている。

■都会の生物■

都会を背景にした生き物たちの写真が目新しく、題名の“都会”が効いている。なかでも、なるほどと思わせる写真が3点。高層ビル屋上の片隅で雛を育てる【チョウゲンボウ】、車のドアミラーにとまる【ハクセキレイ】、建ち並ぶビルを背景にした【カワウ】のコロニー。いかにも都会、こんなところで、“チャッカリ”逞しく生活していたのかと感じるとともに驚きである。
ドアミラーにとまる【ハクセキレイ】など他では見られない写真。私の“お気に入り”になっている。

編集は、植物と動物に大きく分けられているが、動物の解説や、昆虫の解説に,植物が出てきたりして、生物相互の関わりがつかめる点が特徴。チョウの解説では食草が載っているので生育地が探しやすい。
どんなところで、どんな生き物が見つかるか。ここを主眼に解説しているところがポイント
「都会の生物」という“くくり”で、生物全般を一冊にまとめた“ネライ”が伝わってくる。

「ふだん気づかないだけで、日常生活を送っている都会や住宅地に、実はいろいろな植物が生え、動物が暮らしている。」
「本書を通して、私たちの身近にいる生物に親しんでいただければ幸いです。」 
と『本書の使い方』に記す藤本さん。

『遠方まで行かなくても、身近にいくらでも“発見”がありますよ』
『そこ、ここに面白い“発見”がありますよ』 と囁かれているような気がしてくる。
一冊に、植物から小動物まで一通り載っている。散策に携帯しやすい、気軽に持ち歩けるガイドブック

掲載種数は、
◆植物
野草(208種)、樹木(113種)、シダ・コケ(10種)、菌類(20種)
◆動物
鳥(84種)、哺乳類(8種)、昆虫(189種)
◆小動物
クモなど(20種)、両生類(6種)、爬虫類(10種)、カタツムリ(2種)
合計670種(品種を含む)の生物を紹介。


★詳細はこちら↓

都会の生物 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ (17))都会の生物 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ (17))
(1996/04)
藤本 和典亀田 竜吉

商品詳細を見る

解説:藤本和典(ふじもと・かずのり)
写真:亀田龍吉(かめだ・りゅうきち)
1996.05.01 初版第一刷
株式会社 小学館 フィールドガイド 17

★★☆☆☆ 難易度
★★★★☆ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★★ 保存版
★★★★☆ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
 
関連推薦本
生物いまどき進化論


◆《感銘・共感・知見の一文》◆

◎「カモの仲間」P203 P205
シベリアなど北方で繁殖し、冬鳥として渡ってくるが、最近、市街地で繁殖が増えている。これは、【アヒル】との交雑種が原因と思われる。
◆【アヒル】:【マガモ】を家禽化したもの。ペットとしても飼われるため、野外に放たれた【アヒル】と交雑が起きている。
◆【カルガモ】:【アヒル】同様【マガモ】が原種。【アヒル】との交雑種は【マルガモ】と呼ばれる。
★【エクリプス】 ★キーワード=【エクリプス】 P206
北の国で繁殖し、冬鳥として秋に渡来するカモのオスは、メスのように地味な体色のものが多い。
この体色のものを【エクリプス】と呼ぶ。冬に向かいオスの体色になり、メスとカップルをつくる。

◎「テントウムシの仲間」P282
【ニジュウヤホシテントウ】:28個の黒点を持つが、個体により若干の変化がある。
★幼虫、成虫ともにナス科の葉を食害する。
【キイロテントウ】:★【ウドンコ病菌】を食べてくれる。人にとって“益虫”。
【ナナホシテントウ】:よく知られた昆虫だが都会で見かけなくなった。
成虫、幼虫ともに【アブラムシ】を食べる。
【ナミテントウ】:斑紋に異変が多く関東、関西で違いがみられる。
成虫、幼虫ともに【アブラムシ】を食べる。
★【テントウムシ】の仲間は、鳥にとって味が悪く、一度食べたら二度と食べないよう目立つ色になったらしい。

◆《ポイントひろい読み 3例》◆
よく間違えやすい事例を3点、鳥の解説から選びました。

○【カワウ】 ★キーワード=【コロニー】 P196
各地に【コロニー】がある、不忍池、浜離宮の大きな【コロニー】があり、銀座の上空を飛ぶ。
(銀座のビル街上空に見え隠れする群れ、一度見て見たくなる)
★鵜飼の【ウ】は別種の【ウミウ】
(確か岩場で、ヨシズの裏に身を隠し、棒状の仕掛けで【ウミウ】の足を捉える映像見た覚えがある)

○【アオサギ】P199
日本最大のサギ。大きいので【ツル】と見間違う人がいるが、【サギ類】は飛んだ時、首を“S字型”に曲げるので区別がつく。

○【トビ】P209
『トンビがタカを生む』には2つの間違いがある。
トンビは俗称、【トビ】が正解、そして【タカ科】の【トビ】は代表的な【タカ】である。

◆《チェックポイント 2例》◆
身近な小動物代表として【カマキリ】と【クモ】の解説から選びました。

○「カマキリの仲間」P333
【オオカマキリ】 :【チョウセンカマキリ】より体がやや太く感じられ、後翅が紫がかった黒褐色をしていることで見分ける。
【チョウセンカマキリ】;細長い感じの大型種。普通【カマキリ】というとこれを指す。
【ハラビロカマキリ】 :おもに樹上生活。体は幅広く、★前翅の中央部の白い斑紋が特徴。
【コカマキリ】 :小型で、★前脚内側に黒と白の斑紋があり、威嚇して前脚をそろえると“目玉模様”になる。

◎「クモの仲間」P338
【ジョロウグモ】:クモは一般にメスが大きいが、特に顕著。
★網の上で、小さなオスが4、5匹交尾を狙っていることがある。
【コガネグモ】:メスは黄色と黒の横帯があり大型で美しい。
【ナガコガネグモ】:【コガネグモ】より腹部が長く、★突くと網をゆする。
【オニグモ】:日中は物陰に隠れ、夕方直径1mほどの網を張るが、★毎日壊して張りなおす。
【オナガグモ】:体型は細長く、小さな“松葉”のように見える。
網は1~数本で、糸を伝わってくる他のクモを捕食。




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テーマ : オススメの本の紹介
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「身近な自然」どう見るかで、毎日が楽しくなる。自然を読み解く達人のヒントが満載。今まで見えていなかったものが見えてきます。『生物いまどき進化論』で見え方が一変します。

■生物いまどき進化論■

『身近な自然が面白い』 最初の最初に記されたこの言葉に、著者の思いが込められているよう。
自然はいつも同じ、という思い込みがあると見えないものがたくさんある。季節の変化、時間の変化とともに、生き物のちょっとした変化、あれっ!という疑問を持って観察すると、今まで見えてなかったものが見えてくる

藤本さんは“ココを読み解く”達人、この本をヒントにさっそく出かけてみたくなる。これが見えてくると、身近な自然が面白くなること請け合い、誰かに教えてあげたくなってきます。

TVの紀行番組でのこと、花を見ても動物を見ても「カワイイ!」「カワイイ!」、景色を見ては「スゴーイ」遺跡を見ても「スゴイスゴイ」何を見ても口にするのは、ふたつの言葉。興味を持っていろいろ観察したり、疑問に思って考え、たずねる場面が乏しく、スイッチを切った覚えがある。

見ているものは同じでも、見方により見え方が変わってくるはず、自然を見る達人になってはいかがでしょう。“身近”がキーワード、わざわざ遠出しなくても、庭先、近所の公園、どこでも見つかる藤本流自然観察、都会のちょっとしたところにも見つけられそう、そんなキッカケをつくってくれる一冊です。是非お試しください。

★詳細はこちら↓
生物いまどき進化論



藤本和典(ふじもと・かずのり)著
2009.12.10.初版第一刷
知りたいサイエンス069/株式会社技術評論社

★☆☆☆☆ 難易度
★★★★★ 蘊蓄度
★★★★★ お勧め指数
★★★★☆ 保存版
★★★★☆ 編集、構成
★★★★★ 総合評価
 
◆《感銘・共感・知見の一文》◆

○「【ツバメ】はクリーニング屋が好きで不動産屋が嫌い」P12
えっ!と考えさせてから種明かし。とても平易にポイントをとらえた見出しに感心しきり。
最初からナルホド、ナルホド!そう言われてみれば、納得の解説。

◎「【キジバト】のピジョンミルク」P32
そ嚢(ソノウ)から栄養価の高いたんぱく質“ピジョンミルク”を出し、雛に与える。何故…?
天敵の【カラス】対策として、キジバトが選んだ営巣場所は、人間のすぐ近く。何故…?
キジバトの方が、人間を良く観察しているみたいだナ~ァ。

◎「【アサギマダラ】と食草の【キジョラン】」P175
アサギマダラの食草:キジョランはガガイモ科の有毒植物。鬼女蘭と書く、いかにも大変な毒がありそう。
アメリカ大陸を縦断する【オオカバマダラ】も、ガガイモ科の【トウワタ】(有毒植物)を食草にしている。
【アオスジアゲハ】も箪笥の除虫剤「樟脳」の原料としていた【クスノキ】を食草にする。
何とも凄まじい凌ぎ合い。毒を制することで、今度はその食草を独占できる優位性を得る。ところでアサギマダラの幼虫が取得した裏技は、中々です。イッタイ誰から教わったの~?

◆《ポイントひろい読み BEST10》◆

○「都市に慣れ、人間に馴れた【オオタカ】の正体」P22
環境開発のシンボル的存在、近くに営巣地があれば「保護か・開発か」といった記事を目にした方も多いはず。ところがここでは思いもよらない視点で解説。
鷹匠に訓練されたオオタカ、外国産のオオタカ、都市でのエサ確保、それぞれに イヤーナルホド!です。

○「【サギ類】は肉がまずいので、天敵が少ない」P30
あれだけ白く目立つのに、めったに襲われない、考えてもみなかった。そのわけは…。ナルホド!
他にも、【カモメ】【カラス】も同し理由で襲われにくい。動物の味覚、どう感じているのか知りたくもなる。

○「都市の【カルガモ】その血統は?」P51
都市の真ん中で巣作りするカルガモは、人が近づいても逃げたりしない。何故?
【アヒル】の原種は【マガモ 】アヒルが野生状態で数代経つと、飛べるようになるそう。
そして、由緒ある血統のカルガモと交雑すると…。

◎「無関心が育む【ハクセキレイ】」P55
都市への進出は新顔だそうだ。コンクリートだらけの都市で普通に暮らすほどになった訳は?
ヘビ、イタチ、キツネなど天敵がいない、そしてもう一つの理由は、人間の無関心…。
著者は、ハクセキレイが身近にいることは良しとしても、そっと優しく、見守るように観察してほしいと…。
もう一つ都市を選んだ理由として、緑が少ないことを上げている。???…果たしてその訳は?。これ藤本説?

○「【ヒョドリ】が【カラス】に取って代わる日」P59
巣立ちの際、雛は地面に降りて歩く習性があり、都市向きでは決してない。しかし、エサの適応力、雑食性、しかも賢いことを考えると…?
藤本さん、ここ大変気になるところらしい、ヒヨドリが天下を取った場面まで思い描いていそうです。

○「【タヌキ】と【キツネ】運命の分かれ道」P65
タヌキの食生活は、大分いい加減らしい。何故かここで自分の食生活を反省したりさせられる?
キツネと比べ雑食性が強く、何でもありのよう、U字溝だの、線路沿いの緑地が好みとある。ドーシテ?
心配な点も指摘、思いもよらない「疥癬」。人に近付く生活で、飼い犬から感染。思わぬところに、思わぬ事態?

◎「鳴く虫の女王【カンタン】と【マツムシ】中央分離帯で、ここで運命も別れ道?」P95
カンタンの産卵場所は【ヨモギ】の茎、手入れの良い草地では生き残れない。手入れが悪ければ悪いほど良い?我が家の庭の様子を褒めらているようでもあるが?
地中に産卵するマツムシと茎に産卵するカンタン、ここまでわかると虫の見方も変わってくる。

◎「【ホオジロ】の好む場所」P115
森林内には、いないホオジロ。森や林が切り開かれると、ホオジロがあらわれ鳴き始める。鳥により好みの場所が違う。ホオジロは林縁部が好み、それはナゼ?
鳥がいれば、自然が豊富だ!は早計。いやいや奥が深い!

○「【ライチョウ】の運命」P120
【ビンズイ】はエサの生育地が気温上昇に伴い、数百メートル上へ移動していることを例に、ライチョウに思いを馳せる。
高山地帯に生育するライチョウはもう上へ行きたくとも上がない。【ハイマツ】やお花畑も含め環境が変わりつつある。下からは【キツネ】上には【イヌワシ】身を隠す場所がなくなる環境、身を守るすべのなくなる過酷な運命。

○「都市のネズミ」P153
私がネズミを見かけるのは、地下鉄で電車を待っているとき、線路の横の排水溝あたりにちょろちょろしている。
都市のネズミに、【ドブネズミ】【クマネズミ】の2種がいるのは知っていたが、食性、住処などの違いは普段意識していない。かなりの違いについて、解りやすい解説がある。ナルホド。
★養鶏場の管理が不十分だと、鶏卵に【サルモネラ菌】が付き食中毒する。この犯人と、どうしての解説あり、ナルホド!

◆《チェックポイント BEST 5》◆
ここは少し上級者編、ひろい読み編が気に入ったら次はこちらで、チョット深読みしてはいかがでしょうか。

◎「【コゲラ】と【ソメイヨシノ】」P90
明治神宮の森にコゲラが戻ってきた訳は、?ナルホドここに理由があったのか。戦後焼け野原となった東京。いろいろな木が植えられた中で、ソメイヨシノが都合がいいとある。
何故コゲラはそんなにソメイヨシノが好みなの?…ナルホドここにも理由があった!

◎「夏のスキー場」P121
ゲレンデを維持するため、草原の環境が保持されている。これ新しい環境。冬以外のスキー場、知る人ぞ知る昆虫、小動物、鳥の楽園 イヤイヤ、気付カナカッタ。
思いもよらぬ動物が紹介されている。こんなにイタノー!藤本さんも予想外だった様子、感激一入です。

◎「ゴルフ場編」P125
スキー場とゴルフ場、管理方法が異なる施設。こちらはこちらで生き物が適応している。どんな生き物と思いますか?
除草剤、農薬の使用を抑えたゴルフ場が増えていることも一因と指摘。

◎「謎の多き【ウスバキトンボ】」P141
南方の異国より毎年飛んでくるが、どこで生まれるのか、どこで越冬するのか…解らない不思議なトンボ。
著者もいろいろな場所で、見かけてはいるが未だ誰も知りえない謎。国内では越冬できずに全滅する、と聞くとますます不思議?しかし、最近九州あたりでは、越冬できるようになったとある。ドーシテ?
やっと、ウスバキトンボの作戦が、徒労にならない時代になってきたノカナア~。

○【ワカケホンセイインコ】P182
インド原産の大型インコ。都内でも大きな木を集団ねぐらにしている。良く見るとなるほど、クチバシの形はインコ、羽色も緑で南国のイメージ。さてどうして日本でこんなことに?
その理由がまた…、不注意というか、下調べが足りないというか、人為的というか…、なんとも、なんとも。
そのワケ解りますか?こんなこと気になりだした方は、是非購読お勧めの本。
という私も読み始めたら止まらず、一気に読み通してしまった一冊です。




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プロフィール

Author:Dr.kusaichi
日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

植物の本、昆虫、小動物、菌類からウィルスまでいろいろ登場予定。
科学の本 身近で分かりやすく、肩の凝らない本が中心。
最近話題の本も登場、その他 私の勝手にいろいろ出てきそうです。
気軽に楽しんでいただけると幸いです。

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四季の普通にみられる野草295種を紹介。 写真と解説がコンパクトで分かりやすい。



街・里の野草





◆【野山の野草】ポケットガイド⑩
野、山、水辺のよく見かける野草391種を紹介。 街・里の野草の姉妹版。



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昆虫により花粉が運ばれる虫媒花を中心に142種の受粉方法、仕組みを解説。 気軽に観察と推理が楽しめる。



昆虫の集まる花ハンドブック





★こんな図鑑もありますョ!

◆【イモムシハンドブック】
チョウ類91種、ガ類135種、の合わせて226種を掲載。 幼虫、さなぎ、成虫の写真、ここまでの資料に感激。



イモムシハンドブック





◆【冬虫夏草ハンドブック】
漢方薬でよく知られる冬虫夏草。 基本から見分けまで見ているだけでも楽しい図鑑。



冬虫夏草ハンドブック




◆【ベリーハンドブック】
ツツジ科とバラ科の“ベリー”と呼ばれる実を付ける植物の図鑑。 女性に人気のベリー、こんなにたくさんあった!



ベリーハンドブック




★お薦めフィールド図鑑
                          (季節編)★


◆【日本の桜】
サクラ、栽培品種から、モモ、リンゴまでわかりやすく分類。 写真が鮮明で桜の季節に、必携の図鑑。



日本の桜増補改訂版




◆【日本のスミレ】 
山渓ハンディ図鑑⑥
可憐で人気のスミレ。しかし地域種あり、交雑種あり外来種もある。 検索表でまず見当を付けることから見分けるスミレ専門の図鑑。



日本のスミレ増補改訂




◆【日本の野菊】 
山渓ハンディ図鑑⑪
『検索チャート』『見分け方コラム』で野菊を見分ける手法を詳しく解説。 どこで見分けるかのポイントがつかめる。



日本の野菊




★じっくり調べる図鑑★
各部の詳細写真が多く分かりやすい。

◆【樹に咲く花】離弁花①

樹に咲く花(離弁花 1)改訂第3版


◆【樹に咲く花】離弁花②

樹に咲く花(離弁花 2)2版


◆【樹に咲く花】合弁花他③

樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)改訂第3版


◆【野に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑①


野に咲く花


◆【山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑②


山に咲く花4版


◆【高山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑⑧


高山に咲く花


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