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バーミンガム周辺を散策。日本で馴染ある植物もどこか違う。ブナ、ナナカマドなどに“ヨーロッパ”が付く。へーべなど見慣れない植物にも出逢う。

■イギリス植物・花散策■2012.06(Part3-a)

バーミンガム泊:Park inn Birmingham west 周辺



ヨーロッパの印象は、夏季と冬季で随分違う。冬のパリでは通勤の車が、ライトをつけていたことを思い出す。緯度が52度ほどあるバーミンガムは、この時期日の入りは21半過ぎ、日の出は4:40分頃。夕食を済ませてもまだまだ明るい。道もわかりやすく治安も良い。そこでホテルから足の向くまま食後の散策。撮影も昼間同様少しも暗くない。今何時なのか時計を見ないとわからなくなる。



【散策で出逢った植物・花】
【ホテル内】

 
イギリスB2012.06 210 パークインホテル玄関-2
機能的なホテル。すっきりしている。道路から玄関までの長いアプローチ脇の植栽も白系の花,それも小振りの花でまとめられている。コッツウォルズのファサードに咲く花々も艶やかさではなく、どちらかといえば地味、シックといったほうがよいかもしれない。



イギリスB2012.06 177 Hebe albicans (3) イギリスB2012.06 177 Hebe albicans (1) イギリスB2012.06 177 Hebe albicans (2)
【ヘーベ・アルビカンス:Hebe albicans】(ゴマハグサ科)/常緑樹。ニュージーランド南島の岩山に自生する潮風にも強い植物。イギリスで植えられるへーべ属はほかにも赤系、紫系の品種があるが、白系のアルビカンスは樹形もまとまりやすく、よく見かける品種。

イギリスB2012.06 198 ウツギの仲間 イギリスB2012.06 199 ウツギの仲間 イギリスB2012.06 200 ウツギの仲間
ウツギの仲間(ユキノシタ科ウツギ属)/サラサウツギ (Deutzia crenata f. plena)は、ピンク系の花弁だが、八重咲白系の品種ではないかと思われる。イギリスでピンク系は見かけない。

イギリスB2012.06 323 Choisya ternata イギリスB2012.06 329 Choisya ternata イギリスB2012.06 330 Choisya ternata
【チョイシア・テルナータ:Choisya ternata】(ミカン科)/常緑樹。香りのよい花をつける。葉は光沢があり、3裂する複葉が特徴。花柄が長く、フラット状に花弁を広げる花も特徴的。

イギリスB2012.06 188植栽c イギリスB2012.06 189植栽c イギリスB2012.06 190植栽c
(確認中)

イギリスB2012.06 185 Ceanothus sp. イギリスB2012.06 186Ceanothus sp. イギリスB2012.06 187 Ceanothus sp
【Ceanothus sp.】(クロウメモドキ科)/(C.thyrsiflorus ver.repens)/セアノーサス属の矮性種と思われる。バートン・オン・ザ・ウォーターで見つけたC.プロストラータそっくりの青系の花をつけている。カリフォルニアの海岸に自生する常緑の植物。萌芽力旺盛で盛り上がるほどに密生している。

イギリスB2012.06 215 Equisetum arvense イギリスB2012.06 216 Equisetum arvense イギリスB2012.06 217 Equisetum arvense
【Equisetum arvense:セイヨウスギナ】(トクサ科)/シダ植物門の植物で、トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属となる。英名:Horsetail(ホーステール)、Bottlesbrush(ボトルブラシュ)。ビン洗い用のブラシを連想するが、実際に高濃度のケイ素を含むため古くから金属や材木を磨くために利用されたことが名前の由来。スギナで高さ30cmほど、ツクシはどんなだろうか?

イギリスB2012.06 225 Buddleja globosa イギリスB2012.06 224 Buddleja globosa゙ イギリスB2012.06 222 Buddleja globosa
【Buddleja globosa:タマフジウツギ】(フジウツギ科)/英名:orange ball tree/南米アンデス地方の山地に分布。橙色の球状の花房が特徴。石灰質の土壌に適応する。「セイヨウオオマルハナバチ」がここで一夜を過ごそうと花に抱きついている。

イギリスB2012.06 226 Fagus sylvatica イギリスB2012.06 232 Fagus sylvatica イギリスB2012.06 228 Fagus sylvatica
【Fagus sylvatica:ヨーロッパブナ】(ブナ科)/英名:Common beech(ブナ属をビーチ(Beech)と呼ぶ)/ノールウェイからコーカサスにかけて分布。 秋に黄葉する落葉樹。ヨーロッパナラ Quercus robur と共にヨーロッパの広葉樹林の代表的な樹木。公園には、赤紫の葉をもつ種や枝垂れる種が植えられている。

イギリスB2012.06 239 Betula sp. イギリスB2012.06 240 Betula sp. イギリスB2012.06 241 Betula sp.
【Betula sp.】シラカンバの仲間(カバノキ科)/主な2種は【ヨーロッパシラカンバ:Betula pubescens】/英名: White birchとアジア北東・シベリア・ヨーロッパに分布する【オウシュウシラカンバ: Betula pendula】。枝が枝垂れる。
北欧では「カバノキ科が花粉症の原因植物。アメリカでは「ブタクサ」、イギリスでは「イネ科の牧草」、共通するのは、どれも風媒花。

イギリスB2012.06 254 ヒイラギナンテンの園芸品種 イギリスB2012.06 257 ヒイラギナンテンの園芸品種 イギリスB2012.06 258 ヒイラギナンテンの園芸品種
ヒイラギナンテンの園芸品種(メギ科)/常緑低木。果実をたくさんつけた花序が直立している。果実の形も球形、楕円形、ラグビーボール形と微妙に異なる。


【街路樹】

イギリスB2012.06 285 風景ホテルから20分ほど歩いたところに幹線道路がある。両脇に樹木が多い。それもかなりの高木で覆われている。夜21時でこの風景。


イギリスB2012.06 302 Ilex aquifolium イギリスB2012.06 306 Ilex aquifolium イギリスB2012.06 307 Ilex aquifolium
【Ilex aquifolium:セイヨウヒイラギ】(モチノキ科)/雌雄があり、雌株の赤い実は、クリスマス利用される。葉の縁にある棘は、低い位置で鋭く、上にいくにしたがって少なくなり、背丈上になるとほとんどなく全縁(写真中央の葉は棘はなく丸い)。草食動物の食害を受けない上部は無駄な労力を費やして防備する必要がない。至って合理的だが、どうやって判断しているのだろう?

イギリスB2012.06 310 Sorbus aucuparia イギリスB2012.06 312 Sorbus aucuparia イギリスB2012.06 313 Sorbus aucuparia
【Sorbus aucuparia:ヨーロッパナナカマド】(バラ科)/ナナカマドは函館で赤い果実をたくさんつけていたことを思い出す。いろいろ種はあるが、寒い地方や山で出逢ったナナカマドほど紅葉や赤い果実が鮮やかに思える。セイヨウナナカマドの果実 (rowan berry) は、ジャムやゼリーに利用される。


続いて、ヒースロー周辺を散策します。日本の野原で見かける馴染みの草花が多い。
ヨーロツパ発の外来種が、今では日本に帰化していることを実感した散策です。






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コッツウォルズの村々の最後の散策は、カッスル・クームにあるマナーハウス周辺。素晴らしい「シカモアメイプル」の巨樹に出逢え感激のスタートです。

■イギリス植物・花散策■2012.06(Part2-e)

カッスル・クーム-2:Castle Combe



天気に恵まれてのカッスル・クーム散策。陽が射さないと、開かない花もあり、村の景色も違ってしまう。スケジュールに沿って見学するが、やはりここへ泊り、朝夕の時間に散策してみたくなる。次回は、ちょっと奮発し、マナーハウスで過ごしてみたい。代表的なコッツウォルズの村々を駈足で通り過ぎた今、そんな気持ちで最後の散策となる。


■【マナーハウス】■
高級宿泊施設にマナーハウスとよく表示されている。「礼儀作法を守る家?」と思いやすいが、礼儀のMannerではなく、荘園のManorだった。中世の農村は荘園を中心にまとまり、支配者でもある荘園領主の邸宅がマナーハウスと称される。現在、所有者の邸宅もあるが、高級リゾート施設や保養地の宿泊施設として利用されることが多い。

イギリス2012.06 141  Castle Combe
Manor House Hotel and Golf Club

【マナーハウスの気になる木】
イギリス2012.06 136-2芝生の中ほどに風格ある大木が!何の樹だろうか?近づいてみたい!…が、ここはマナーハウスの庭、宿泊客以外入ることができない。
しかし…ゲートは開いている…マナーなき旅行者がカメラ片手に近寄ると…なんとも大きな「シカモアカエデ」。圧倒的な大きさに驚嘆!その存在感!

…その時、ホテルから手を振り近づく人が…「素晴らしい樹があったので…sorry」足早に立ち去ろうとすると、「11時までに退出してくれ」という。時計を見ると15分も…ある。なんと寛大な!…と解釈し、とにかく写真とばかり急いで撮影。

実は、もう一本気になる木が…
だが、そうも言えない…ずっと視線を感じている…未練が残るが手を振りながらの退散となる。

※木の下に小さく写ったベンチ。樹がいかに大きいか伝わるでしょうか。


イギリス2012.06 138

イギリス2012.06 140 シカモアメープル

大きな木の下にベンチがある。
小さく米粒ほどに写っている。
見上げれば、蔦の絡まる太い幹。
どこまでも大きく広がっている。
まったく健全で腐朽など見当たらない。
生命力に満ち満ちている。
あまりのスケールにカメラに納まらない。
久しぶりに出会う大樹である。


イギリス2012.06 133 気になる木

もう一本の“気になる木”

右に赤紫の葉をつけたヨーロッパブナ“プルプレア”があり、その左にこれまた風格ある大木がある。
何の木だろうか?…枝ぶりに特徴が…未練を残して退散したが、今でもやはり“気になる木”。



【散策で出逢った植物・花】
【ハンギングバスケット・プランターの植物】
イギリス2012.06 088 窓辺 イギリス2012.06 090 窓辺 イギリス2012.06 089 窓辺
長い年月を重ね風化したライムストーンの壁に草花が添えられている。窓辺には思い思いに花があり、その下のプランターと組みになる。敷地にスペースがなくても植物があり、花が咲いている。植物は、数百年も風化してきたライムストーンととても相性が良い。
イギリス2012.06 123 窓辺 イギリス2012.06 124 窓辺
レストランや商店の入口は至って質素で目立たない。目立つのは、ハンギングバスケットから枝垂れる花であり、プランターから咲きこぼれる花。
イギリスB2012.06 486-2 イギリスB2012.06 488 ハンギング イギリスB2012.06 490 ハンギング
殺風景になりがちな建物脇に並ぶハンギングバスケットの植物。落ち着いた色合いの花が多く、家並に馴染んでいる。

【ライムストーン壁面の植物】
イギリス2012.06 094 窓辺 イギリス2012.06 095 窓辺
ヘデラとピラカンサを配した外壁。葉の大きい「ヘデラ カナリエンシス」や斑入りの「ヘデラ コルシカ/サルファーハート」などいろいろ。フジを絡めた壁面もある。
イギリス2012.06 157 窓辺 イギリス2012.06 163 窓辺
丁度バラの咲いている時期。ライムストーンの外壁によく似合う。あまり艶やかな花ではなく、中輪の淡い色の品種が多い。落ち着いた雰囲気の中、アクセントを添えている。
イギリス2012.06 134 窓辺 イギリス2012.06 135 窓辺
好き勝手に伸びたように見えるバラ。まるで樹木のシルエットのように壁を蔦っている。



【ガイドブック】

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価格:2,100円(税込、送料別)

コッツウォルズについてとてもわかりやすい旅行ガイド。
「バートン・オン・ザ・ウォータ」「バイブリー」「カッスル・クーム」以外にも多くの村を紹介している。こんなに多いと迷うほどである。写真や地図が多いので現地で頼りになる。歴史やキーワードなどについての解説もあり、コッツウォルズの概要が理解しやすい。また、こまめに改訂し新しい情報を盛り込んでいるところがいい。



旅名人ブックス No.42 『コッツウォルズ』
日経BPコンサルティング




続きは、宿泊地周辺散策で出逢った植物・花。最後にロンドン周辺の公園散策を予定しています。



◇イギリス植物・花散策  こちらをクリックしてください 
◆湖水地方:Windermere, Lake District(Part1-a)(2012.06.)
◆ランコーン泊:Holiday inn Runcorn 周辺とリバプール(Part1-b)(2012.06)
◆ストラトフォード・アポン・エイボン:Stratford-upon-Avon(Part2-a)(2012.06)
◆バートン・オン・ザ・ウォーター:Bouton-on-the-water(Part2-b)(2012.06)
◆バイブリー:Bibury(Part2-c)(2012.06)
◆カッスル・クーム-1:Castle Combe(Part2-d)(2012.06)
◆カッスル・クーム-2:Castle Combe(Part2-e)(2012.06)





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中世へ“タイムスリップ”したような、中世がそのまま“瞬間冷凍”されたような、数々の表現で讃えられるカッスル・クーム。コッツウォルズのハイライト。

■イギリス植物・花散策■2012.06(Part2-d)

カッスル・クーム-1:Castle Combe



《田舎暮らしに憧れるイギリス人》
ロンドンに勤務する人のなかに、通勤に一時間以上かかる田舎から通勤している人がいる。
時間がかかっても、郊外の美しい田舎に住むことがステータス。
イギリス人が、「こんな田舎で暮らしたい」と思い描いているのが【コッツウォルズ地域】。
退職後、田舎で悠々自適な暮らしをすることが夢。その羨望の地が【コッツウォルズ地域】。


イギリス2012.06 164【カッスル・クーム】

カッスルは「城」、クームは「谷」。コッツウォルズのなかでも古い街並を残していることで有名。映画のロケにもよく使われる。
村のはずれにある駐車場で車を降り、生い茂る樹木に囲まれトンネルのような道路を歩くと、前方に明るい光が射している。あたかも、憧れの地へ入る期待感を演出しているようである。そして、シンボル的な存在のマーケットクロス(十字標)へ到着する。


イギリス2012.06 100  Castle Combe-2
マーケットクロスを中心に、左へ行くとマナーハウスへ、右へ行くと村はずれの駐車場へ続く。
■【Market Cross:マーケットクロス(十字標)】■
英国の町や村の中心にはマーケットクロスという石で作られたモニュメントがある。お釣りをごまかしたり、商品を水増ししたりしないと十字架(クロス)に誓って商売をした。コッツウォルズには、500年も前の足枷が残っているという。悪徳商売人はこれをはめられ、晒し者にされたらしい。


イギリス2012.06 148 Market Cross



ランドマーク的存在のマーケットクロス越しに見た村の家並。
旅行者は、中世へタイムスリップして古(いにしえ)の世界を散策。

三叉路の中心にあるマーケットクロスから、
3方向へ延びる道を順にたどり散策する。
それぞれ、村外れまで来ると今来た道をまた戻る。
光の加減で、行きと帰りのライムストーンの表情が違って見える。
日本からの旅行者も多く、よくすれ違う。


■【コッツウォルズ地域】■
・ロンドンより西へ約200Kmの丘陵地帯に広がる地域。イギリス(イングランド)で最も美しい田舎と称される。「コット」は羊小屋、「ウォルズ」は丘。羊を飼い羊毛産業が盛んだった名残。ローマ帝国時代から、ここは高品質な織物を産出地として知られていた。
・14世紀、ヨーロッパ最大の羊毛生産地。当時、イギリスでもっとも豊かな地域として繁栄。この富と繁栄の時代に豪華な建築がつくられ、中世の面影を今に残している。

■【中世へタイムスリップ】■
産業革命を契機に、石炭産地、工業地帯、都市は鉄道がめぐらされ整備されたが、石炭産出地ではないコッツウォルズは取り残されることになる。結果として、中世そのまま“瞬間冷凍”され残された。今から見れば“幸運”というほかない。


イギリス2012.06 153 Castle Combe イギリス2012.06 151  Castle Combe
ナラ材を梁や筋交(すじかい)にした家など、すべてライムストーンではない。地産の材料を使い、変化とリズムを醸している。ナラ材そのものの曲がりなど、そのままデザイン風に取り入れ表情が増している。

イギリスB2012.06 474 カッスルクーム-2
■【緩やかに曲線を描く道】■
街並みの特徴の一つが、緩やかな曲線を描く道路。直線的な道路が見当たらない。その道路に沿ってライムストーンの外壁が並ぶ。太陽の位置により、光の具合が微妙に変化して奥行ある表情になる。

イギリス2012.06 080  Castle Combe-2
村はずれまで来るとその先は林。振り返ると、木々の間から家並みが見える。

イギリス2012.06 076  Castle Combe イギリス2012.06 093  Castle Combe
イギリス2012.06 129  Castle Combe イギリス2012.06 077  Castle Combe-2

■【引き算の魅力】■
中世の面影、ライムストーン、ファサードを飾る植栽、これだけでこれほど魅力ある街並の風景になるのだろうか。…と思ってみると、ここにないものが沢山あり、そのないもの…引き算した結果が魅力となっていることに気付く。電柱、電線、交通標識、パラボラアンテナ、広告看板、自販機、…街並に外れた色使い。…それにコンビニなどなど、ないために魅力を増している要素をいくつも思いつく。この村の魅力は、引き算の魅力!ではないだろうか。


【散策で出逢った植物・花】

【魅力的な つる性の植物に覆われる玄関、窓辺】
イギリス2012.06 084 窓辺 イギリス2012.06 155 窓辺
イギリス2012.06 085 窓辺 イギリス2012.06 156 窓辺
ヘデラ類、フジ類、ツルアジサイ、トキワサンザシ(ピラカンサ)そして、バラがライムストーンの外壁を覆う。

イギリスB2012.06 480 ツルアジサイ イギリス2012.06 117 ツルアジサイ
この時期咲いていた「ツルアジサイ」が一番印象的。日本で「アジサイ」「ガクアジサイ」それに新しい品種のアジサイはよく見かけるが。「ツルアジサイ」はほとんど見かけない。改めてこのつる植物の魅力に接した。


【窓辺の植栽例 A】
イギリス2012.06 102 窓辺

イギリス2012.06 114 Corydalis イギリス2012.06 112 Dalmatian bellflower イギリス2012.06 107 Euonymus fortunei'Silver Queen' イギリス2012.06 115 Euphorbia characias
1. 黄色(左手前):「Corydalis」ケシ科キケマン属。(これは勝手に生えてきた?)
2. 紫色(左中央):「ベルフラワー」キキョウ科カンパヌラ属。英名はDalmatian bellflower.
3. 斑入の葉(外壁側):ニシキギ科の「Euonymus fortunei'Silver Queen'」気根で這上がる。
4. 花の形が面白い(右中央):「Euphorbia characias」トウダイグサ科まで植込まれている。


【窓辺の植栽例 B】
イギリスB2012.06 491 

イギリスB2012.06 492 スカビオサ イギリスB2012.06 495 シモツケ イギリスB2012.06 505-2 オニゲシ
ピンク系の花々でまとめられている。
.「スカビオサ」:セイヨウマツムシソウ/マツムシソウは可憐な名前だが、スカビオサはラテン語で「疥癬」。皮膚病の薬にされてたことに由来する。話が脱線し、可憐な花のイメージが …。
.「シモツケ」/日本の下野の国(栃木県)に因んだ名。下野と書いて「しもつけ」と読ませるがなかなか難しい。ヨーロッパのシモツケ属に鎮痛剤「アスピリン」の名の由来となった「セイヨウナツユキソウ」がある。アセチル化の「A」とセイヨウナツユキソウの学名「spirae」に由来。
.「オニゲシ」:Papaver orientale/ペパヴェール(ケシ科)の野生種は赤い花の4弁、園芸種としてピンク系や八重咲がある。成分に「モルヒネ」は含まれない。
偶然なことに、どれも医薬品にまつわる話題のある植物が植えられている。


「カッスル・クーム-2」は、マーケットクロスの左の道をマナーハウスへ向かって散策。
風格ある佇まいのマナーハウス、そして思いもよらないシカモアカエデの巨樹に出逢います。



◇イギリス植物・花散策  こちらをクリックしてください 
◆湖水地方:Windermere, Lake District(Part1-a)(2012.06.)
◆ランコーン泊:Holiday inn Runcorn 周辺とリバプール(Part1-b)(2012.06)
◆ストラトフォード・アポン・エイボン:Stratford-upon-Avon(Part2-a)(2012.06)
◆バートン・オン・ザ・ウォーター:Bouton-on-the-water(Part2-b)(2012.06)
◆バイブリー:Bibury(Part2-c)(2012.06)
◆カッスル・クーム-1:Castle Combe(Part2-d)(2012.06)
◆カッスル・クーム-2:Castle Combe(Part2-e)(2012.06)





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バイブリーでの素晴らしい散策。コッツウォルズの中でも屈指の中世の面影を残す家並に感動と興奮。時間を忘れあっという間に過ぎたひと時。

■イギリス植物・花散策■2012.06(Part2-c)

バイブリー:Bibury



T字路正面にザ・スワン・ホテル、その右コルン川沿いに家並みがある。どの家もアプローチに沿って花が咲き樹木があり、カラーリーフのアクセント植栽があり魅力的。ところが、私にとって一番印象的なのは、裏にある林。家々は、その高さの倍以上もある木々に囲まれている。ホテルも屋根裏のある2階建、かなりの高さがあるが、さらにその3倍ほどもある大木が背景にある。ライムストーンの家並みをすっぽり囲んでいる樹々の存在が一層の魅力を引き出している。


【バイブリー(バイベリー)】
「イングランドで一番美しい村」とウイリアム・モリスが讃えたことでも有名。
コルン川に沿って道路が続き、ライムストーンの住宅が並ぶ。上流にあるザ・スワン・ホテル、下流側に【アーリントン・ロー】が立ち並ぶ。コルン川とその支流に囲まれたRack Isleと称された広い土地をぐるりと回るように見学コースがある。ポイントとなる建物が、遠くからまた近くから眺められるので、自然に左回りの見学コースに人の列ができる。

イギリスB2012.06 470 スワンホテル全景
ザ・スワンホテル全景。T字路の正面にあり最初に目にする建物。背景にある大木の林、蔦に囲まれた外壁、左手前にある専用ガーデン、すべてが一体となってゆったりと“時”が流れていくように感じる。



イギリス2012.06 026 Bibury
時を重ねた石橋が何とも言えぬ風情を醸している。犬を連れ散策する人の生活まで豊かに思えてくる。
イギリス2012.06 010 Bibury
絵のような!…もう説明が要らない風景。これほど優雅な水面があるだろうかと思えるほど…


【アーリントン・ロー】
14世紀に羊小屋、倉庫として建てられ、その後17世紀には機織り職人が住んでいた。
よく写真に撮られ紹介される長屋風の建物。
イギリス2012.06 029 Bibury

イギリス2012.06 016 Bibury
写真などで見たことのあるアングル。観光客の多いなかで、人のいない一瞬を狙うのは至難の業。外国人ならまだ雰囲気が出るが、同じ日本人となると…。国外の写真ではなぜか同邦人が写らないよう苦心する変なこだわりが…。



イギリス2012.06 021 Bibury
水面があるだけで生き生きとした家並と感じてしまう。大きな樹木と水面の2つに改めて魅力を感じる。



【散策で出逢った植物・花】

イギリス2012.06 030 Bibury

イギリス2012.06 031 Bibury
花に囲まれたアプローチ。色とりどりの花。カラーリーフも交えたガーデニングが好印象。刈り込んだり手を入れ丹精込めたというよりは、最小限の手入れで自然風なつくりがいい。ライムストーンの外壁に植栽が映える。

イギリス2012.06 057 Bibury イギリス2012.06 043 Bibury
【水車小屋】(左)17世紀に建てられ、毛織物加工の動力源として活躍した。今では村の添景的な存在、内部はアーリントン・ミル博物館となっている。
【ザ・スワン・ホテル】(右)蔦がほとんど外壁を覆い尽くすほど。
イギリス2012.06 056 Bibury イギリス2012.06 036 Bibury
美しく手入れされたホテル専属の庭園。よく見ると南アフリカ原産の「クニフォフィア・ノルティアエ」(ツルボラン科)一般名は「トリトマ」、英名は「 Torch lily」やアジア原産の「シャクヤク」などが入り込んでいる。いつごろから紛れ込んだのだろうか?気になるところ。



■ホテルに掲げられたイギリス国旗
ユニオンジャックと呼ばれ、イングランド・スコットランド・アイルランドそれぞれの守護聖人の十字架を組み合わせたもの。
イギリス2012.06 069 Bibury■「イギリス」の呼び方は日本人には難解。UK、グレートブリテン、ブリテン…どう呼んでいいのか迷うのだが…
イングランド・スコットランド・ウェールズ・北部アイルランドからなる連合国家をまとめて「イギリス」と呼んでいるが、正式には「UK(連合王国)」。地域毎にアイデンティティが異なるため、イングランド以外では「British」とひとまとめにされることを嫌う。日本は明治以来、イングランドのみを指す「イギリス」という名称を使い続けている。
だから、日本からの旅行者はヒースロー空港に着いたとたんに困惑することになる!



明日は、カッスルクーム散策。今回のバイブリーと共にコッツウォルズのハイライトです。



◇イギリス植物・花散策  こちらをクリックしてください 
◆湖水地方:Windermere, Lake District(Part1-a)(2012.06.)
◆ランコーン泊:Holiday inn Runcorn 周辺とリバプール(Part1-b)(2012.06)
◆ストラトフォード・アポン・エイボン:Stratford-upon-Avon(Part2-a)(2012.06)
◆バートン・オン・ザ・ウォーター:Bouton-on-the-water(Part2-b)(2012.06)
◆バイブリー:Bibury(Part2-c)(2012.06)
◆カッスル・クーム-1:Castle Combe(Part2-d)(2012.06)
◆カッスル・クーム-2:Castle Combe(Part2-e)(2012.06)





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プロフィール

Author:Dr.kusaichi
日頃より、身近な科学に興味があり、新書などいろいろ読み漁り、また読み耽っています。
そんな中から、選りすぐりのお薦め書籍をご紹介します。

植物の本、昆虫、小動物、菌類からウィルスまでいろいろ登場予定。
科学の本 身近で分かりやすく、肩の凝らない本が中心。
最近話題の本も登場、その他 私の勝手にいろいろ出てきそうです。
気軽に楽しんでいただけると幸いです。

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◆フィールドスコープ
フィールドスコープの標準タイプ。軽量、防水タイプ。 グループ観察会などで、便利な1台。

Nikon ニコン III-A /フィールドスコープ 






◆ポケットルーペ
小型、軽量、高解像度。 レンズ有効径が大きく見やすい優れもの。

ニコン ニューポケットタイプルーペ 20D バーガンディ [Nikon 2・3・5x loupe 2・3・5倍 携帯 ...


 
 
 
◆コンパクトカメラ
小型、軽量、高解像度。 植物、小動物などズームマクロで雄しべ雌しべもきれいに撮れる使いやすいカメラ
 
光学10.7倍ズームを搭載、約5コマ/秒の高速連写を実現リコー CX2 シルバー 写真 




  


◆トレッキング用ストック
軽量、撮影時に一脚としてブレ防止にも使えます

 


キザキ カメラ一脚対応トレッキングポール KTE-1005C 【トレッキング用ストック】【smtb-TK】


 


ハイキング用ストック(アルミ製)【在庫切れ】LEKI レキ ULマイクロアンチSLS 1300136 550グリ...


◆【トレッキングシューズ】
軽量、通気性能、履心地


【送料無料】【20%OFF】ゴアテックスCaravan 00104 キャラバン トレッキングシューズ C-4 ブラウン 


★お薦めフィールド図鑑★


◆【声が聞こえる『野鳥図鑑』】
各ページにドットコードがあり、サウンドリーダーで再生。生きいきした鳥の声を聞けます。 地鳴、さえずりも別に再生できる優れもの。



声が聞こえる!野鳥図鑑増補改訂版





◆【声が聞こえる『カエル』】
『野鳥図鑑』に続く『カエル』良くこれだけの収録ができたと驚く内容です。 野鳥と同じサウンドリーダーで再生可能の優れもの。



声が聞こえる!カエルハンドブック





◆【日本帰化植物写真図鑑】
雑草と呼ばれる草本類の“外来種600種”が掲載され野外観察に心強い1冊。



日本帰化植物写真図鑑改訂





★樹木図鑑(携帯用ポケットガイド)

◆【庭木・街の木】ポケットガイド④
身近な庭木275種、413品種を収録。 フィールドで使いやすい。



庭木・街の木





◆【野山の樹木】ポケットガイド⑨
日本に自生する樹木372種400品種を収録。 庭木・街の木の姉妹版。



野山の樹木





★野草図鑑(携帯用ポケットガイド)

◆【街・里の野草】ポケットガイド②
四季の普通にみられる野草295種を紹介。 写真と解説がコンパクトで分かりやすい。



街・里の野草





◆【野山の野草】ポケットガイド⑩
野、山、水辺のよく見かける野草391種を紹介。 街・里の野草の姉妹版。



野山の野草





★昆虫図鑑

◆【野や庭の昆虫】
植物との関係から昆虫を表示している点が特徴。 庭、野山、作物、畑などに分けられ検索しやすい。



野や庭の昆虫





◆【昆虫の集まる花ハンドブック】
昆虫により花粉が運ばれる虫媒花を中心に142種の受粉方法、仕組みを解説。 気軽に観察と推理が楽しめる。



昆虫の集まる花ハンドブック





★こんな図鑑もありますョ!

◆【イモムシハンドブック】
チョウ類91種、ガ類135種、の合わせて226種を掲載。 幼虫、さなぎ、成虫の写真、ここまでの資料に感激。



イモムシハンドブック





◆【冬虫夏草ハンドブック】
漢方薬でよく知られる冬虫夏草。 基本から見分けまで見ているだけでも楽しい図鑑。



冬虫夏草ハンドブック




◆【ベリーハンドブック】
ツツジ科とバラ科の“ベリー”と呼ばれる実を付ける植物の図鑑。 女性に人気のベリー、こんなにたくさんあった!



ベリーハンドブック




★お薦めフィールド図鑑
                          (季節編)★


◆【日本の桜】
サクラ、栽培品種から、モモ、リンゴまでわかりやすく分類。 写真が鮮明で桜の季節に、必携の図鑑。



日本の桜増補改訂版




◆【日本のスミレ】 
山渓ハンディ図鑑⑥
可憐で人気のスミレ。しかし地域種あり、交雑種あり外来種もある。 検索表でまず見当を付けることから見分けるスミレ専門の図鑑。



日本のスミレ増補改訂




◆【日本の野菊】 
山渓ハンディ図鑑⑪
『検索チャート』『見分け方コラム』で野菊を見分ける手法を詳しく解説。 どこで見分けるかのポイントがつかめる。



日本の野菊




★じっくり調べる図鑑★
各部の詳細写真が多く分かりやすい。

◆【樹に咲く花】離弁花①

樹に咲く花(離弁花 1)改訂第3版


◆【樹に咲く花】離弁花②

樹に咲く花(離弁花 2)2版


◆【樹に咲く花】合弁花他③

樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)改訂第3版


◆【野に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑①


野に咲く花


◆【山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑②


山に咲く花4版


◆【高山に咲く花】 
山渓ハンディ図鑑⑧


高山に咲く花


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